MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 31 - 前橋へ / 忘れじの西双版納(2023年1月18日/3日め)

1987年1月3日 中国雲南省・西双版納(シーサンパンナ)で。(MIYO27歳、夫29歳😄)


1月18日(水)


午前中は、積善館にゆっくり滞在し、
12時ぎりぎりにチェックアウトしました。
これで、四万温泉とはお別れです。


出発して間もないころに撮った写真です。山があまりにきれいだったので、夫に言って車を停めてもらいました。


山の中に、ふたつの建物が見えます。
手前の大きな建物は、
四万たむらが運営している、
四万グランドホテル
その後ろ側に少しだけ見える建造物が、
四万たむらです。


積善館の隣りの敷地に建っていた温泉旅館「四万たむら」。創業1563年の老舗旅館です。

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 24 - 積善館⑥ 山に並ぶ宿と、鏡の廊下(2023年1月17日/2日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


散歩中に私たちが見たのは、
ほんの入口部分だったようです。
あとでわかったのですが、
この奥に、いくつもの建造物群が並んでいて、
実は、巨大な旅館なのだそうです。
敷地は10万坪。ひゃ~。


さらにその隣りには、積善館があるはずなのですが、山の中に隠れていて、積善館の姿は見えません。そして手前には、四万温泉の街並みが見えます。おっ切り込みうどんを食べた蒼水庵も、この中にあります。^^

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 18 - 蒼水庵でおっ切り込みうどん(2023年1月17日/2日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


四万温泉が、
どんどん遠ざかって行きました。
群馬県の旅日記は、これでおしまい、
…と思った方も多いと思います。^^


スミマセン。
あともう少し、続きます。😅


ここから、ほんとうは桐生に行って、
そのまま東京に戻るつもりでした。
ところが、私たちも想定外だったのですが、
四万温泉から再び、旅の初日に行った、
前橋市に戻ることになりました。
コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 1 - 群馬会館食堂で至福のランチ(2023年1月16日/1日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


2日前に行ったばかりなのに、
どうして前橋市に戻るのか。
その理由は、唐突なのですが、
話は、35年ほど前にさかのぼります。笑


1986年12月28日から1987年1月6日まで、
私たちは、中国10日間の旅に出かけました。
当時は、中国への個人旅行が
認められていなかったので、
中国を旅行するためには、
ツアーに参加するしかありませんでした。
そこで、東亜国際旅行社という会社の
ツアーに申し込みました。
(この会社は、今はもうありません。)


予定では、上海、石林、成都、昆明、
そして(当時)秘境と言われていた
西双版納(シーサンパンナ)まで行き、
香港から帰国することになっていました。


そのツアー、驚くことに、
総勢50名もの大ツアーだったのです。
中国国内では、バス2台を連ねて、
大所帯での移動になりました。


あの当時の中国は、なにもかもが
うまく運営されていない状態でした。
なににつけても
「メイヨウ(没有)」
と言われ、とりあってもらえません。
そんな国で、
50名ものツアーを決行すること自体が、
今思うと無謀なことだったかもしれません。


そんな中、旅の目玉だった
「西双版納(シーサンパンナ)」
に行くはずのフライトが、
二日にわたってキャンセルされます。
昆明空港まで行って、
「待ちぼうけをくわされたあげくの
 キャンセル」
が、2回も続いてしまったのです。


そのことに激怒した人たちが、
「俺たちはこのツアーをボイコットして、
 香港へ行く。
 日本に帰ったら、弁護士をたてて
 旅行社を訴える。」
と宣言しました。
(そんなことで怒っても仕方がないのですが…。)


結局、40人もの人たちが、
ツアーをボイコット。
日本人添乗員を連れて、
昆明から香港へ行ってしまいました。


どうしても「西双版納」に行きたい。
明日も空港に行って、トライしたい。
と願った10人は、中国人のガイドさんと共に、
昆明に残りました。


ツアーの途中で、
参加者がふたつに分裂してしまう
という、
前代未聞の事態になったわけです。


さて。
私たちは、どちらのグループだったでしょうか。


もちろん、昆明居残り10人組です。笑
そして1月3日の早朝。
添乗員もいない10人のグループが、
祈るような思いで、昆明空港に行きました。
この日もフライトがキャンセルになったら、
ツアーの日程上、
もう、「西双版納」に行くことはできません。
最後のチャンスでした。


そもそも、西双版納に行きたくて、
このツアーに参加したのです。
もしもこのまま行けなくなったら…、
と思うと、泣きたいような気持ちでした。


ところが、3度目の正直。
飛行機が飛びました。


乗ったのは、こんな小さなプロペラ機でした。笑 アントノフ(旧ソビエト連邦のウクライナの航空機メーカー)のAn24という飛行機のようです。(1986年1月3日)

当時、行くことが難しかった、西双版納。思茅空港から船に乗って、さらに山奥へ。

多動夫のうれしそうなこと。笑

ほかの皆さんもうれしそう。^^

傣(タイ)族の女性と。(1987年1月3日 西双版納)

そして山の中をさらに歩いて…、

少数民族の村に到着しました。

子どもたちがいっぱい。^^

この男の子も、今では40代後半ですね。^^

大人たちはみんな農作業に行っているとのことで、子どもばかりの村でした。

さらに翌日も、別の村を訪ねました。この日の夜は、少数民族の方のお宅で、地元料理の夕食をいただきました。(1986年1月4日)

西双版納に2泊したあと、再び昆明に戻り、そこから広州へ。中国人のガイドさんは、ここまでしか同行できません。広州から香港までは、私たち10人だけで移動しました。添乗員兼ガイド兼ポーター兼雑用係の多動夫がいるので、大丈夫。笑(1987年1月5日 広州)

九龍行きの車内で。西双版納の村々をいっしょに歩いた、8人の皆さんです。最高のメンバーでした。^^


1月5日の朝、西双版納を出発し、
思茅空港から飛行機で昆明へ。
そこで乗り換えて広州へ。
さらに広州駅に行き、列車で香港へ…。
一日中移動し続け、夜遅くなったころ、
10人で、ようやく香港に入国。
入国審査場を抜けると、そこでは、
日本からいっしょだった添乗員さんが
待っていてくれました。^^


香港から日本に帰る朝。Nさんご夫妻と。(1987年1月6日 香港)


このときにご一緒していた皆さんとは、
その後も交流が続きました。
東京在住だったIさんご夫妻には、
ご自宅に招いていただき、
奥様の手料理をごちそうになりました。
そして群馬県前橋市在住のNさんご夫妻にも、
再びお目にかかることになりました。
なんとNさんが、
伊香保温泉に招待してくださったからです。


そのときに泊めていただいたのは、
「ホテル木暮」でした。
天皇陛下も宿泊したことがあるという、
由緒ある旅館です。
宿泊についてはNさんが手配してくださり、
総古代ひのき家族風呂まで、
利用させていただきました。


夜は、Nさんご夫妻と、
ホテルで豪華な膳を囲んだのも、
楽しい思い出です。^^


高級なホテルだろうとは思っていましたが、
今回の旅で、
伊香保温泉のホテルを予約するにあたって、
このホテルがいかに高いかを知り、
ますます恐縮してしまいました…。😅


さがしてみたら、当時のホテルの絵ハガキが見つかりました。「天正年間創業」とあります。天正元年は1573年なので、450年くらい前に創業したことになります。伊香保温泉の歴史は、本当に長いです。


【ホテル木暮】
天正初期、戦国大名武田家は、いにしえから続く伊香保の源泉を守るため、十二支を割り当てた定盤木で、12名の名主に分湯しました。その時の筆頭大家として、ホテル木暮は十二支の一番目「子」のお墨付きを賜っています。現在も、源泉「黄金の湯」の総湧出量の1/4の権利を有しており、その湯量は毎分約1,000〜1,100リットルと言われています。


その後、私たちも育児に追われるようになり、
しだいに、やりとりが途絶えてしまいました。
「どうしていらっしゃるかなあ…。」
と、折に触れて思い出してはいたのですが。


今回、旅の初日に前橋市に行ったときも、
おふたりのことが気になっていました。
が、連絡先もわからず、
どうにもなりませんでした。


そして2日めの朝。
伊香保温泉のホテルの部屋にいるときに、
たまたま、
Nさんの電話番号がでてきたのです。
失くしたと思っていた電話番号が、
パソコンの隅に保存されていました。


それを見つけた瞬間、
思わず、電話していました。笑


運よく、Nさんも在宅しておられたので、
「35年前に西双版納でごいっしょした、
 MIYOです。」
と言ったところ、驚いておられました。
(↑あたりまえ。笑)


Nさんに、
「明日、前橋市に行きますから、
 会っていただけませんか?」
とお願いしたところ、
快諾していただきました。^^


そんなわけで、桐生に行くのはやめて、
再び前橋市に。
なつかしいNさんに、会いに行きます。
たぶん、34年ぶりですよ。笑


(つづく)

全盲難聴・のんたん マイナカードで帰宅2 - 秋葉原を散歩 / マイナンバーカード(2023年2月19日-20日/2日め-3日め)

2023年2月20日 マイナンバーカードをいただきました。(全盲難聴・のんたん 27歳)


2月19日(日)


秋葉原の、
パセラ マルチエンターテインメント館
で、3時間、歌いまくりました。


そしてお店の外へ。秋葉原駅に向かって歩き始めたのですが…、

夫が、「上野駅まで2キロくらいだから、歩こうよ。」と言い出しました。

初めて見る、秋葉原の歩行者天国。中央通りは、たくさんの人でにぎわっていました。

その半数くらいは、外国人観光客。みんな楽しそうです。

この中央通りをまっすぐ歩いて行けば、上野駅にたどり着きます。夫の提案にしたがって、歩いてみることにしました。

これが、MIYOと長男が歩く時のスタイル。長男はMIYOの肩に片手をおいて、どんどん歩いてくれます。^^

歩きながら、長女といっしょにポイ活しまくっているところを、夫に撮られました。この日は、マツキヨ、楽天モバイル、ローソンなど、5か所のチェックポイントを見つけ、合計21ポイントをゲットしました。秋葉原はポイ活の宝の山です。笑


夫からは、
「歩くのは健康のため。
 あなたが歩くのは、ポイントのため。
 理由が違うんだよな…。」
と笑われています。
以前は、
「みみっちいことするな。
 くだらない。」
と、バカにされたり、
どなられたりしました。😟


でも、今は違います。
ゲットしたポイントは、
いっしょに旅行にでかけたとき、
ホテルや航空券、レンタカー代、入園料など、
さまざまに化け、
自分もその恩恵にあずかっている
とよくわかっているので、
夫はもうなにも言いません。😁


できるなら、
夫もいっしょにポイ活してくれれば、
我が家のポイントは2倍たまるのに、
と思うこともあります。


でも、「ポイント」ときくと、
夫の脳は機能を停止するんですよね…。😔
ポイントカードが理解できるのは4枚まで。
クレカは3枚まで。
それ以上持たせても、
どこでどれを使えばいいのか、
わからなくなる…。😅
なにより、スマホアプリが理解できない。😂😂
へたにあれこれやらせて、失敗して、
余計にもめるのもつまらないので、
もう夫には期待しないというか、
あきらめてます…。😔


この日は、ローソンの無料券があったので、チュッパチャップスをいただきました。これは長女にプレゼント。^^

上野に向かって、さらに歩きます。このあたりは、五軒町と呼ばれていたところです。


【五軒町】
江戸時代、この地に、以下の五つの大名屋敷があったことに由来しています。
 ・上総久留里藩黒田家上屋敷

 ・下野黒羽藩大関家上屋敷
 ・安房勝山藩酒井家上屋敷(雅楽頭の分家)
 ・播磨林田藩建部家上屋敷
 ・信濃上田藩松平家下屋敷
維新後はいずれも政府に没収され、「桑茶政策」で桑畑や茶畑になりました。その後、明治30年代には寄席や天麩羅屋ができ、町はおおいに賑わったそうです。


うさぎやの前まで来ました。1913年(大正2年)に創業した、最中やどらやきの老舗です。この日も、店頭には数十人が行列していました。


「うさぎやのどらやき」は、
藤沢周平の小説にも登場するので、
江戸時代からのお店だと思っていました。
でも、大正期にできたお店だったんですね…。


初めて買ったのは、10年以上前。
たしかに、どらやきは美味でした。
でも、あまりにもお客さんが多いせいか、
お店の方の対応がつっけんどんで、
まるで配給品を受け取っているかのような、
そんな気持ちになりました。
それ以後、お店に行く気になれません。


夫は、そんなことは気にならないようで、
けっこうな頻度で、
「うさぎやのどらやき」
を買ってきます。
「もう、ムリに買ってこなくていいよ。」
と言ってあるのですが、
なぜか買ってきます。🙄


「あいかわらず、お店の人はエラそうなの?」
「うん、あいかわらずだよ。😄」


ふうん…。
それでも、お店の前はいつも行列。
不思議なお店です。


うさぎやの前を通り過ぎれば、
上野駅は、もう目の前です。
秋葉原から上野まで、
ポイ活しながら、寄り道しながら、
みんなでおしゃべりしながら、
のんびりと、一時間かけて歩きました。
お天気も良く、暖かい日で、
楽しい道のりでした。^^


2月20日(月)


朝いちばんに、
区の地区センターに行きました。
この日に、長男のマイナンバーカードを
受け取る予約を入れてありました。


予約した時間は朝9時だったので、
待ち時間もなく、一番目に呼ばれました。^^


「本人(長男)に障害があるので、
 私たちが付き添います。」
などと説明しなくては、
と思っていました。
なので、3人で窓口に入ろうとしたら、
こちらがなにも言っていないのに、
先に係の方が、
「おとうさんだけでよろしいですよ。」
と言ってくださいました。
よかった。^^


夫が手続きしているあいだ、長男とMIYOは、順番待ちのためのイスに座って待ちました。


この雰囲気に、心当たりがあったのでしょう。
長男、MIYOに向かって、
(ここは)びょういん?」
と尋ねてきました。😄😄


そうかあ…。
静かなところで、
でもちょっとだけざわついてて。
病院に何回もいっしょに行って、
こういうイスに並んで座って、
呼び出されるのを待ったよね…。^^


「のんたん、ここは、びょういんじゃないよ。
 ここはね、地区センターだよ。」
と説明したのですが、長男はもちろん、
「地区センター」というものを知らないので、
説明になっていません。
今度は、
「CTスキャン?」
とさらに訊いてきて、
もう、笑わせてくれました。🤣🤣


長男、自分の考えを言葉に出して言う、
ということが、
以前よりもずっと増えてきました。
いろんな会話が、できるようになったね…。
そう思うと、ほんと、うれしいです。^^


それはそうと、
長男に説明しなくてなりません。
長男が理解できなくても、説明は必要です。


「ここは地区センターです。
 のんたんの、
 マイナンバーカードをもらいに来ました。」


のんたんも言ってみて、と促すと、
「ちくセンターで、
 ナンナンカードをもらいます。」
と…。
かわいい。笑
27歳ですが、かわいい。爆
(↑親バカでスミマセン。)


難聴でも、言葉を聞きとってくれて、
こうしてこたえてくれる。
すごいね。
ようやくここまで来たね。
…と、いつも思います。^^


無事、マイナンバーカードをいただきました。^^


このあと、長男は夫と出発。
夫の運転で、S園に帰りました。


S園です。長男の部屋は、ここの2階にあります。

先生といっしょに戻ります。長男、一応、ピースをしているつもり。笑


2泊3日の短い帰宅でした。
慌ただしかったけど、
カラオケやお寿司屋さんに行ったし、
長女も泊まりに来てくれて、
家族4人で楽しく過ごしました。


お寿司屋さんで、長女が言いました。
「こうして、
 4人がそろってお寿司を食べられるのは、
 幸せだなって思う。」
と…。


そんなことが言えるようになったんだね。^^
長男だけでなく、
長女も、日々、成長しているようです。


(おわり)


(おまけのお話)


長男と夫が出発した後、
家に残ったMIYOは、すぐさま、
スマホで手続きを開始しました。


コレです。


だって、2万円ですよ…。
日々、ポイ活に励むMIYOが、
これを見逃すはずはありません。


第一弾のときは、コンビニのコピー機と格闘して、
なんとか家族3人分の手続きをしました。
でも今では、
スマホで簡単に手続きできるようになりました。


ってことで、ちょっと戸惑ったけど、
なんとか手続き完了。
長男の20000円と合わせて、
家族4人で、合計80000円をいただきました。
これは大きいです。


最近、マイナカード以外にも、
Go to Eatとか、旅行支援とか、
プレミアム商品券とか、
スマホ決済で30%バックとか、
こういうのが、ほんとに多いですね。


貯金をしても、
あきれるほどに利息が少ないご時世。
それよりも、
いろんなキャンペーン利用やポイ活をしながら、
手堅く「オトク」をゲットしていく方が、
ずっと大きいと思います。


ということで
これからもポイ活に励みます!😄😄

全盲難聴・のんたん マイナカードで帰宅2 - パセラ AKIBAマルチエンターテインメント館でカラオケ②(2023年2月19日/2日め)

2023年2月19日 パセラ AKIBAマルチエンターテインメント館で。(全盲難聴・のんたん 27歳)


2月19日(日)


秋葉原の、
パセラ マルチエンターテインメント館
に来ています。
パセラは、ルームの設備がよく、
お料理もおいしいので、
家族全員、お気に入りのお店です。


この日予約したのは、
 パーティーセットプラン(3時間)
 ソフトドリンク飲み放題付き

というものです。
4人で19920円ですが、
モニターに当選したので、
後日レポートを提出すれば、
8000円をいただけます。
(このレポートが、
 けっこうたいへんなのですが。笑)


4人で、3時間歌いまくって、
お料理を食べて、実質11920円。
モニターサイトのおかげで、
いつも助かってます。^^
それでは、お料理です。


前菜3種盛り合わせ
魚介のテリーヌ、ボロニアハム、ローストビーフ

これは、前回来た時の写真です。同じコースなのですが、メニューが少しだけ違っています。上から、バーニャカウダ、ごぼうとローストビーフのクレープ、海鮮テリーヌです。

全盲難聴・のんたんの冬休み 2 - パセラリゾーツ上野公園前店で、ドイツ民謡を歌いまくる。(2022年12月26日/2日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


厳選料理3種盛り合わせ
ローストポークのマスタード風味、スパニッシュオムレツ、旬野菜のフリット

前回の写真です。野菜のフリットが大盛りになっていて、カゴからこぼれそうなくらいでした。このときは3人分だったのですが、上の4人分よりも、あきらかにポークの量が多いです。スパニッシュオムレツも、こちらの方が大きめですね。笑 やはり、値上げの嵐のご時世ですが、コース料金を値上げしないために、すこ~しずつ、コストを抑える工夫をしているのかもしれません。

量は減っていましたが、今回の野菜のフリットはカリッと揚がっていて、前回よりもさらにおいしくなっていました。

選べるミニ丼・ミニ麺(1人1品)
ミニガパオ丼、ミニ牛とろ丼、ミニキムチ冷麺の3種全部を選んで、4人でシェアしていただきました。

前回の写真です。ガパオ丼は同じですが、牛とろ丼、キムチ冷麺は、あきらかにトッピングが減っています。笑 でも、味は変わらずおいしかったのでOKです。^^

最後はデザートです。ひとり一品選べるので、4種類いただきました。
ベリーアップルパイパフェ 柚子添え、柚子のシャーベット、そして「選べるプチハニトー」は、フレンチメープルとチョコバナナにしました。

この、ベリーアップルパイパフェ(右側)が、見た目もきれいで、

とてもおいしかったのですが…、

前回のベリーアップルパイパフェと比べると、量が減っていました。😅

でも、パセラ名物・プチハニトーは変わらず。生クリームが少し減ったような気はしますが、十分おいしくて問題なし。^^
フレンチメープル

チョコバナナ

前回いただいた、いちごチョコと北海道クリームチーズです。


プチハニトーは、オリジナルハニトーを、
1/8サイズにしたものです。
みんなで分け合って、
おいしく食べきれるサイズです。


今回のお料理では、
わかりにくいけれど、よくよく見ると、
ほんの少しだけ量が減っていたりして、
こういうのが、スティルス値上げって
言うのでしょうか。😅


パセラは、もう何年も利用していますが、
お料理にボリュームがあるので、
全部を食べきることができず、
残りを必ず持ち帰っていました。
なので、パセラを利用するときはいつも、
タッパーを持参しています。


でも今回は、
すべて、きれいに食べつくしました。
どのお料理もおいしかったし、
全員、お腹いっぱいになったので、
これで満足です。^^


パセラを非難しようという気持ちは
ありません。
それよりも、この状況下で、
「値上げをせず、なんとか工夫して、
 見た目がきれいな、
 おいしいお料理を提供し続けたい。」
という、お店の苦労が伝わってきました。
ありがとうございました。(→パセラ)


がんばって、キムチ冷麺を食べています。笑

そしてまた、歌います。😄

デカフェインコーヒーを注文したら、こんな風になってました。蓋付きだと、運んでくる間に冷めないし、ホコリも入らないし、いいアイデアですね。^^ 蓋は、使い終わったミルクポーションやスプーンを置くこともできて、便利でした。


家族全員で歌いまくって、
あっというまに3時間が終わりました。笑


(つづく)

全盲難聴・のんたん マイナカードで帰宅2 - 銚子丸で晩ごはん / パセラ AKIBAマルチエンターテインメント館でカラオケ①(2023年2月18日-19日/1日め-2日め)

2023年2月19日 パセラ AKIBAマルチエンターテインメント館で。(全盲難聴・のんたん 27歳)


2月18日(土)


我が家では、長男だけが、
マイナンバーカードを持っていません。
でも、健康保険証の代わりになると聞き、
遅ればせながら、
ようやく申請の手続きをしたのが、
昨年の9月でした。
全盲難聴・のんたん マイナカードで帰宅 - はま寿司でえび天そば / S園フラメンコイベント(2022年9月22日/1日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


そのマイナカード、
昨年のうちにできあがっていたのですが、
なかなか受け取ることができませんでした。
申請は、以前よりも簡単になったのですが、
受け取るためには、予約がいるんですね。


…ということで、
近所の地区センターに予約を入れたのですが、
ずいぶん先までいっぱいになっていて、
最短で予約できた日が、2月20日でした。


その予約日が近づいてきたので、
「マイナカードの受取のため」という理由で、
S園に週末の帰宅をお願いし、
認めていただきました。^^
(本当は、週末は自由に帰宅できるのですが、
 コロナということで、現在は、
 帰宅も簡単にはできない状況です。)


今回の帰宅は、
土曜日から月曜日の3日間です。^^
土曜日の昼食後、
夫がS園まで、長男を迎えに行きました。


先生といっしょに玄関にやってきた長男。愛用のCDテレコ持参です。笑


今回も、帰宅するなり、MIYOに、
「ただいま」
と言ってくれました。😂😂


「家に帰った時には、
 『ただいま』って言うんだよ…。」
と、ずっと教えてきたのですが、
最近になって、
「ただいま」「おかえり」
というやりとりの意味を、
ようやく理解できたみたいです。


長男に「ただいま」って言われただけで、
うれしくてうれしくて、
舞い上がってしまうMIYOです。笑


長男の帰宅に合わせて、
長女も帰ってきてくれたので、
家族4人がそろいました。


晩ごはんは銚子丸に。長男、「海苔巻き」が大好きなので、喜んでいます。^^

帰宅後、お風呂に入って、パジャマでくつろいでいるところです。


はい…。
長男の帰宅に合わせて、
「よつ葉牛乳」を2本買っておきました。^^
長男の大好きな、よつ葉牛乳。
スーパーの牛乳売り場でも、
パックを触らせただけで、
「よつ葉牛乳」と当ててくれます。笑


今日のデザートは、文明堂のカステラ。近所に引っ越してきた方が、ごあいさつに、と持ってきてくださいました。

「カステラ巻」の上に生クリームを載せて、ミニケーキ風。笑 おいしかったです。^^


2月19日(日)


一夜明けて2日めです。
この日は、一家4人で秋葉原へ行きました。


駅のホームで。長男、うれしそうです。^^

日暮里駅で。2月22日はネコの日だそうで、床にたくさんのネコが描かれていました。^^

「にゃっぽり」駅では、たくさんの猫パンを売っています。笑

そして、秋葉原のマルチエンターテイメント館にある、パセラリゾーツに到着。


パセラには何度も行っていますが、
ここは初めて行くお店です。
いつもなら、
上野のパセラに行くことが多いのですが、
今回は、モニターに当選したのが
このお店だったもので…。笑
あとでレポートを提出すると、
8000円がいただけるので、
これは大きいです。笑


アキバだけに、店内にこんなフォトスポットがありました。笑

店内は広く、フロントの壁面は、インドネシアのレリーフでいっぱいでした。

お部屋はこんな感じ。7人くらいが入れそうな広さです。ここでも、壁のレリーフがゴージャスです。

長男、今日もはりきって歌います。タンバリンを叩きながら歌っているのは…、

長男のお気に入り、「アルプスの少女ハイジ」。笑


なのですが。
夫が歌う「ハイジ」に合わせて、
長男が歌うのは、なぜか、ドイツ民謡。爆
おまけに、ふたつの曲は見事にマッチしていて、
最後も、ぴったりと同時に終わるんです。🤣🤣
その神業のような歌いっぷりに、
いつも驚かされています。www


お料理が運ばれてきても、食べようともせず…、

長男、とにかく歌います。


「ハイジ」を、立て続けに3回歌い、
ようやくひと休み。
ごはんを食べてもらいました。🤣🤣


そして再び歌います。笑


長男、本当にうれしそうです。^^
こんな表情を見ていると、いつも、
「連れてきてあげてよかったなぁ…。」
って思います。
我が家にとって、カラオケは、
本当に貴重な、ありがたい場所です。


次回は、この日のお料理をご紹介します。^^


(つづく)

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 30 - 積善館⑫ 佳松亭「猩々」で朝ごはん (2023年1月18日/3日め)

2023年1月17日 積善館・佳松亭の玄関で。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月18日(水)


一夜明けて、旅の3日めになりました。
今回の旅行の最終日です。
まずは、朝ごはんからスタートです。


前日の夕食と同じく、朝食も、
佳松亭5階のラウンジ「猩々(しょうじょう)」
でいただきました。


テーブルは、前日の夕食と同じ場所です。私たちだけでなく、他の方々も、みなさん、前日と同じ場所に座っておられました。^^(画像をお借りしました)

テーブルには、こんな箱膳が用意されていました。蓋を取ってみると…、

お菜がたくさん並んでいました。^^

その左側には、お漬物、サラダ、フルーツ。

係の方が、桶を持ってこられました。

中に入っていたのは、自家製の汲み豆腐。できたてのを、器に入れていただきます。

右下にあるのが、その汲み豆腐です。グラスに入っているのは、ブルーベリーのスムージー。MIYOは、人参のスムージーをいただきました。

すっきりとしているけれど、実はひとつひとつがとても丁寧に作られています。

少しずつ、いろんなのが入っていて、楽しいですね。^^

炊き合わせの色合いが美しいこと。^^

鰻の入った酢の物は、絶品でした。

ひとつひとつが侮れない美味しさだった、脇役たち。

梅の甘露煮も美味。そして笹餅は、最後のお楽しみ。^^

食後のコーヒーです。楽しみに取っておいた、ずんだの笹餅といっしょにいただきました。^^


ひとつひとつを味わいながら、
時間をかけて、ゆっくりといただきました。
どれを食べてもおいしい。^^


食事しながら、
つい夫と話しこんでしまいました。
気がついたら10時近くになっていて、
ほとんどの方が食事を終え、
ラウンジからいなくなっていました。笑



でも、チェックアウトは12時なので、
大丈夫です。^^
あらかじめ夫と相談し、
午前中はぎりぎりまで、ホテルの中で
ゆっくり過ごそうと決めていました。
(本当のチェックアウトは11時なのですが、
 積善館のHPから直接予約した人は、
 レイトチェックアウトが適用され、12時になります。)


このあと夫は、
「元禄の湯」に行ってしまったので、
MIYOはプレミアムラウンジに行き、
のんびりとお茶を飲んで過ごしました。


他に利用する人もなく、プレミアムラウンジを独り占めでした。^^

よくばって、デカフェインコーヒーと玫瑰陳皮紅茶の両方をいただきました。😄😄


【古い写真から】
*館内に展示してあった写真です。
明治10年ごろの積善館。当初は2階建てでした。中央の建物は1691年(元禄4年)に建てられたものです。その後、3階建てに増築されましたが、現在も営業を続けています。現存する、日本最古の湯宿建築です。

現在の積善館です。

昭和12年ごろ、本館の後ろで山荘が完成したあとに撮影された写真です。本館中央の建物も、3階建てに増築されています。手前右側に向新が見えますが、真新しく、これも完成直後であることがわかります。左側の建物(イ宅)は、現在と違い、手前の縁側が通路になっています。

前新(右側)とイ宅(左側)。どちらも、外側に通路があり、湯治宿の造りをそのまま残しています。イ宅はその後建て替えられましたが、前新は現在もこの姿を留めています。

私たちが宿泊した山荘です。昭和11年、建設中に撮影したものです。桃山様式の技術の粋が集められた建物は、その優れたデザインや建築方法によって、国登録有形文化財、群馬県近代化遺産に指定されました。


積善館は、群馬県の宝。
そして、日本の宝だと思います。
この貴重な建物を守り、
伝えていこうとする人々の気概と誇りが
暖かいおもてなしの中に感じられた旅館でした。


ここを予約したのは1月7日。
それ以来、宿泊するまでの10日間、
楽しみで、ずっとワクワクしていました。
そして、夢のような2日間が終わってからも、
今だに、あれこれと思い出しては、
ブログに書き続け、
やはりワクワクしています。^^


たった一泊の滞在だったのに、
2か月もときめかせてくれるお宿なんて、
なかなかありませんよね…。^^


すばらしい体験でした。


「楽しかったね。
 ここに来てよかったね…。」


そんな話をしながら、宿を後にしました。


(つづく)