MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 1 - 群馬会館食堂で至福のランチ(2023年1月16日/1日め)

2023年1月16日 「群馬会館食堂」で。(群馬県前橋市)


1月16日(月)


2023年の最初の旅になります。
行き先は、群馬県でした。
寒くて、北海道や東北には行けないので、
近場で温泉にでも、と考えたのですが、
上州のからっ風は、冷たくて冷たくて、
震えながらの旅になりました。笑


前回群馬県に行ったときの日記はこちらです。もう2年も前のことになってしまいました。
コロナでも上州。週末にのんびり歩く群馬 1泊2日のおトク旅 1 - なにもしない旅(2020年11月13日/1日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


今回、行き先を群馬県にしたのは、
「積善館という宿に泊まってみたい。」
と夫が言いだしたのがきっかけです。


とりあえず、お宿を予約したのですが、
その後、ムラゴンのある方のブログで、
とても素敵な建造物が紹介されているのを
拝見しました。
その建物は西日本にあるようなのですが、
その美しい佇まいに魅かれました。


その建物のことが気になって、
「1930年(昭和5年)に建設された
 93年前の建物(ルネサンス様式)。
 設計は佐藤功一氏。」
と付されていた説明を頼りに調べたところ、
その佐藤氏が、同じ年に設計した建造物が、
群馬県にもあることがわかりました。


その名は、群馬会館
現在も市民に利用されており、
内部の食堂で食事もできるそうです。
その群馬県に向かって出発する日は、
目前に迫っていました。
これは見逃せません。^^


「群馬会館に行って、
 そこのレストランで食事したいんだけど。」
と、夫に言いました。
その結果、夫と私の双方の希望を入れて、
今回の旅の大きな目的は、
「群馬会館で食事して、
 積善館に泊まる。」
ということになりました。


出発の直前になって、
群馬県にお住まいのまろんさんから、
地元の方ならではの情報もたくさんいただき、
たいへん助かりました。
どうもありがとうございました。^^


ということで、今回の旅は、
短めですが、2泊3日です。
いつもなら、夫が平気で、
「朝6時に出発ね。」
とか言い放つのですが、今回は、
「近いから、ゆっくりめの出発でいいよ。
 9時半ごろにしようか。」
と…。
のんびりとした出発になりました。^^


朝11時、嵐山PAで休憩。


そして11時40分に、
めざす群馬会館に到着しました。
東京からだと2時間あまり。
群馬県は近いです。^^


期待通りの佇まいです。^^ 建物の3面が、公道に面しています。かつてはこちら側が正門だったのかな、と思いますが、現在は、この右側の面がメインの入り口です。

こちらが、現在、通常使用されている入り口です。

その右側に、建物がずっと続いています。


【群馬会館】
群馬県前橋市にある公会堂です。地上4階・地下1階からなる、ルネサンス様式の建物で、群馬県庁昭和庁舎の向かい側にあります。昭和天皇の即位を記念して、1930年(昭和5年)に建設されました。群馬県内最古の公会堂で、設計は県庁昭和庁舎と同じく佐藤功一が担当しました。1983年(昭和58年)、第38回国民体育大会に合わせて、外観を維持したまま内部改修が施され、1996年(平成8年)、国の登録有形文化財に登録されました。現在は、前橋市の代表的なコンベンション施設として、市民から親しまれています。


群馬会館の全景です。(画像をお借りしました)

レストランを見つけました。

ここから階段を地下に降りていくと、そこがレストラン(群馬会館食堂)になっています。

群馬会館食堂です。ステンドグラスがオシャレです。^^

店内です。昔ながらのレトロな雰囲気ですが、どこか品のある佇まいでした。

メニューにはいろいろあって迷ったのですが、3種洋食プレートランチにしました。メインが3種ついていて、パンまたはライス付きで2000円です。オプションで、ミニカレーやミニハヤシライスを付けることもできます。

まずはスープです。野菜のコンソメ仕立てでした。ひと口飲んだ時、「味が薄いかな?」と思ったのですが、進むにつれ、とても味わいのあるスープであることがわかりました。飽きの来ない味で、最後までおいしくいただきました。

MIYOは、上州ポークヒレカツ、カニクリームコロッケ、カキフライをチョイス。オプションでミニカレーを付けました。サラダとコーヒーがついて、2500円です。

カキフライは、自家製ピクルスのタルタルソースでいただきます。

ミニカレーには、柔らかく煮込んだ牛肉が入っていました。

フレッシュサラダ。お野菜が新鮮で、ぱりぱりとした歯ごたえが楽しめました。

夫は、上州牛と上州麦豚のハンバーグ、上州ポークヒレカツ、カニクリームコロッケをチョイス。

オプションでミニハヤシライスを付けて、3000円のコースです。お店自慢のハヤシライスは、昭和5年の創業時からの味をそのままに守っているそうです。

おいしかったです!^^

食後のコーヒーです。お腹いっぱいでしたが、隣りのテーブルに運ばれたプリンがおいしそうだったので、私たちもひとつだけ注文。はんぶんこしていただきました。^^

とてもていねいに作られた味でした。カラメルも苦くなくて、優しい味のプリンは、ひとり一個でもよかったかも。笑


【群馬会館食堂】
1930年(昭和5年)11月、昭和天皇の即位を記念して建てられた群馬会館の中にあるレストランです。建物の完成とともに創業し、現在まで、伝統の味を丁寧に守り続けています。受け継がれる洋食は、名物のハヤシライスや不動の人気クラシックプリンなどに代表されます。歴史ある洋食店だからこその、深い味わいを提供するお店です。


プリンは、「不動の人気」だったのですね。^^
どうりで、おいしいと思いました。😅
悠久の時を経て、今なお輝きを放つ空間で、
伝統の洋食を提供し続けている、
群馬会館食堂。
スタッフのみなさんの心温まるおもてなしから、
このレストランで働く誇りが伝わってきました。


すばらしいお店でした。
またいつか、ここで食事したいな、
と思いました。^^



(つづく)

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