MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 48 - アンコールトム① 南大門へ(2024年1月17日/6日め)

2024年1月17日 アンコールトム・南大門で。(カンボジア・シェムリアップ)


1月17日(日)- 6日め


激動のビルマ日記をようやく終了できて、
頭の中はまだビルマなのですが、笑
今日からは、
アンコールワットの連載を終えたところで、
中断していた旅日記の続きを、
のんびりと書いていきたいと思います。^^


と言うことで、今回からは、
「ベトナム・カンボジア旅日記」です。
これまでの日記はこちらです。
2024年1月 ベトナム・カンボジアを歩いた14日間


この続きになる、第48話は、
4時間余りにわたったアンコールワットの見学を
終えたところから始まります。


私たちが歩く道の外側に、あぜ道のような細い道があり、地元の方々はそちらを歩いていました。カンボジアの伝統スカーフであるクロマーが見えます。頭に巻いたり、肩にかけたりしているようすが、いかにもカンボジアらしくて、つい写真を撮りました。

アンコールワットの入退場口近くにあったトイレ。


2010年に家族で来たときは、
こんなにきれいなトイレはありませんでした。
あれから14年で、
ずいぶん整備されたと思います。


入退場口まで戻ってきました。


この場所で、
私たちをここまで連れてきてくれた、
イエップさんが待ってくれているはずです。


この日一日、私たちを乗せて走ってくれたトゥクトゥクと、ドライバーのイエップさんです。


イエップさんの姿を目で探していると、
すぐに彼が、どこからともなく現れました。
4時間以上も出かけたきりだったのに、
私たちが戻るとすぐに姿を見せる…。
タクシーやトゥクトゥクを貸し切りにすると、
たいていみなさん、こうなんですよね。
待ち合わせ場所に戻ると、
すぐに私たちを見つけて現れてくれるので、
待たされた記憶がありません。
いつも、すごいなあ、と思います。


お水を飲んで、アイスキャンデーを買ってひと休みしているうちに、イエップさんが、駐車場に置いてあったトゥクトゥクに乗って戻ってきました。お水は、前日のバスでもらったものですが、ラベルにはアンコールワットが描かれていました。


時刻は午後1時半。
アンコールワットで時間を忘れて歩きまわり、
まだお昼ごはんを食べていません。
なので、イエップさんに、
「次のスポットに行く前に、
 食事ができるところに
 連れて行ってください。」
とお願いしました。


トゥクトゥクに乗って、出発! 後ろの方にちんまりとアンコールワットが写っているのが、夫のこだわり。笑

イエップさんが連れて行ってくれたのは、観光客向けの小さなレストラン。「お水が冷えてる。」「氷がたくさん入ってる。」とうれし泣きしながら飲みました。ちなみに私たちは、東南アジアの氷でお腹をこわしたことはありません。笑

アンコールワットでゆっくりしすぎて、あまり時間がなかったので、簡単なものを注文し、さっさとすませることにしました。MIYOはエビチャーハン。

夫は、春雨スープ麺。


ふたりがそれぞれに食べたいものを選び、
どちらもシェアしながら食べるのが、
MIYO家流です。^^


20分でランチをすませ、トゥクトゥクに乗って再び走ります。

あっ 向こうの方に、なにか見えてきました。

アンコールトムの入口、南大門です。


【アンコールトム(Angkor Thom)】
アンコール遺跡群の1つで、アンコールワット寺院の北に位置する、巨大な城郭都市の遺跡です。約3キロメートル四方の京城であり、幅100メートルの堀と、ラテライトで作られた8メートルの高さの城壁で囲まれています。特に、中央に建つバイヨン (Bayon) 寺院が有名です。「アンコール」は、サンスクリット語のナガラ(都市)からでた言葉。また「トム」は、クメール語で「大きい」という意味です。「大きい都市」という名のアンコールトムは、周囲の遺跡とともに、1992年、「アンコール遺跡群」として、ユネスコの世界遺産に登録されました。


南大門で。


【南大門】
アンコールトムと外部とは、、南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門でつながっています。各城門は塔になっていて、塔の四面(東西南北)に観世音菩薩の彫刻が施されています。また、門から堀の上にかかる橋の欄干には、乳海攪拌を模したナーガの石像が置かれており、このナーガを引っ張る阿修羅と神々の像もあります。 


まだアンコールトムの中に入っていないのですが、もうすでに、この時点で感動。^^

居並ぶ石像は阿修羅と神々たちで、左右それぞれ、54体ずつあります。全員で、ナーガを引っ張っています。

右側に並んでいるのは、阿修羅像。

トゥクトゥクを降り、橋の上を少し歩いてみました。

ナーガを先頭に、ずらりと並ぶ石像たち。右側にあるのは、神々の像です。

まさに、アンコールワットの乳海攪拌図のようです。

アンコールワットの乳海攪拌図の日記はこちらです。
ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 34 - アンコールワット⑦ 第一回廊(天国と地獄、乳海攪拌)(2024年1月17日/6日め)

乳海攪拌図の神々と同じ、とんがり帽子をかぶっています。^^

南大門を背に、右と左に並ぶ、阿修羅と神々。

14年前の、同じ場所で。(2010年7月26日 長男と長女・14歳/中3)

14年前に見た、南大門。少し雨模様の日でしたが、雨に濡れた南大門はぐっと深みのある色合いになり、観世音菩薩の彫刻も、はっきりと見ることができました。(2010年7月26日)



さて、トゥクトゥクに戻りました。これから、あの門の下をくぐり抜けます。


次回は、アンコールトムを歩きます。


(つづく)

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