MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 23 - 積善館⑤ 本館・元禄の湯、玄関と外観(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 積善館・本館で。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


本館の庭を歩き、湯車を見て、
歴史資料館のあるところまで戻りました。


歴史資料館のとなりには、
さらにもうひとつの見どころがあります。
それは、「元禄の湯」です。


【元禄の湯】
積善館には、貸切風呂も含めて5つの温泉浴場があります。
 ・元禄の湯
 ・杜の湯
 ・岩風呂
 ・山荘の湯(貸し切り風呂)
 ・積(貸切風呂)
(居室に付いている温泉風呂などは含んでいません。)
中でも、昭和5年に建てられた「元禄の湯」は、国の登録有形文化財になっており、レトロモダンな造形が魅力的なことで知られています。男湯と女湯のそれぞれに5つの浴槽があり、すべて源泉掛け流しです。

本館の正面玄関脇にあり、宿泊していない人でも日帰り入浴ができます。


「元禄の湯」です。この写真は夜になってから撮ったので、昼間よりもさらにいい雰囲気を醸し出しています。^^

「元禄の湯」の手前にある、飲泉所です。温かいまま飲むと下痢に、冷やして飲むと便秘に効果があるとされています。紙コップも用意されていて、自由に飲むことができます。

通路の左側にあるのは、先ほど見学した歴史資料館。

そして通路の右側が元禄の湯。左が女湯で、右が男湯です。アーチ型の窓がすてきですね。^^

夫が、男湯の方をのぞいてみました。運よく誰もいなかったので、写真が撮れました。

暖簾をくぐって扉を開けると、いきなりこんな感じ。手前には、小さな脱衣スペースがあるだけです。洗い場がないので、石鹸やシャンプーを使って体を洗うことはできません。ちなみに、右奥に見えるトンネルのようなものは、サウナだそうです。^^

元禄の湯は、宿泊していない人も利用できます。日帰り入浴料は1500円。タオルなどの入浴セットは、「番頭部屋」の横にある販売機で購入することができます。


元禄の湯を通り過ぎて、
本館の外に出ました。
次はいよいよ、建物の外観を眺めます。


まずは玄関。このガラス戸の奥に、番頭部屋(フロント)があります。この玄関は、昭和に入ってから造られたものだそうです。

そのまま、ずずーーっと後ろに下がると、こうなります。これが積善館の本館です(群馬県重要文化財)。日本最古の湯宿建築。はじめは2階建てでしたが、その後3階建てに増築されました。

玄関の左手には、さらに別棟が増築されています。

玄関のある部分の後ろで、樹木越しに見えている建物があります。これが、私たちが宿泊した山荘です(国登録有形文化財)。

本館のある側から積善館エリアに入るには、この赤い橋(慶雲橋)を渡らなければなりません。橋の向こうに見えているのは、さきほど見学した元禄の湯がある建物「前新(まえしん)」です。

1階の浴場部分には、アーチ型の窓が並んでいますね。^^

そこからさらに、廊下橋が延びています。これは、川(新湯川)を越えて別棟「向新(むこうしん)」に行くための通路です。

新湯川の反対側にある別棟、「向新(むこうしん)」です。向新は、1970年(昭和45年)ごろまで、客室として使用されていたそうです。その後は、従業員の寮として使用されたようです。

吊るされている、鉄製提灯のかわいらしいこと。^^

この歴史ある建物は、現在、茶屋として利用されています。「薬膳や 向新(むこうしん)」です。

「薬膳と温泉が癒す力でカラダの内から外からも満たされ温まる」ことをコンセプトにした茶屋だそうです。積善館の建物をガラス越しに眺めながら、お茶や薬膳粥を楽しむことができます。(残念ながら、この日は休業日でした。)

300年という年月を重ねながら、どんどん大きくなっていった、積善館本館。

そのすべてを一枚の写真に収めようとしたのですが、これがせいいっぱいでした。^^


300年の歴史を紡ぐ、積善館。
そのお話は、まだまだ終わりません。


(つづく)

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 22 - 積善館④ 本館・歴史資料館②と湯車(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 積善館の湯車です。令和になってから、100年前と同じ場所に再建されました。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


積善館・本館で、
歴史資料館を見学しています。


まずは、中の間から上段の間へと、
まっすぐに歩いてみました。
そして再び入り口まで引き返し、
今度は左手に進みます。


宿泊者が残して行った絵馬が吊るされていました。

積善館の由来:1691年(元禄4年)、現在の場所に、関善兵衛が現帳場と宿(現在の積善館本館の建物)を造りました。その3年後に旅籠宿として開業したのが、始まりです。明治時代に入り、第15代関善兵衛が「積善館」という名にしました。中国の経典「易経」の中の言葉にちなんでいるそうです。

絵馬の奥にある部屋です。ここはかつての帳場でした。

作り付けの物入れの中には、大きな金庫が組み込まれていました。

帳場の手前には、積善館のゆかりの品々が展示されていました。

べっ甲の櫛と簪。「小間物化粧品 星田商店 電話一番」というラベルが楽しい。笑

沈金梨子地前菜入れ(左)と、関家の家紋が入った重箱(右)。

「蒔絵 摘草弁当」とありますが、これは携帯用のお弁当箱で、いくつものパーツが組み込まれています。つまり「提重(さげじゅう)」ですね。


初めて提重を見たのは、2年前。長野・田中本家博物館で、床の間に飾ってありました。江戸時代の貴重なものであるにも関わらず、ご当主が、中に収められていたものをひとつひとつ取り出され、実際に手に取って拝見させてくださったことに、とても驚きました。(2021年3月27日 長野県須坂市)
コロナでも雛旅。古(いにしえ)の雛を訪ねる、4泊5日の長野・岐阜・愛知 10 - 江戸時代の「提重(さげじゅう)」(2021年3月27日/2日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

北海道・仙台藩白老元陣屋資料館に展示してあった提重。仙台から、はるばる北海道まで運ばれました。(2022年6月21日 北海道白老郡白老町)
コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 16 - 仙台藩白老元陣屋資料館②(2022年6月21日/5日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

徳川美術館に展示してあった、福君の雛道具 菊折枝蒔絵雛道具(提重)」は、豪華絢爛。まばゆいばかりでした。(2021年3月30日 愛知県名古屋市)
コロナでも雛旅。古(いにしえ)の雛を訪ねる、4泊5日の長野・岐阜・愛知 52 - 尾張徳川家三世代の雛段飾りと提重(2021年3月30日/5日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


その後も、
旅先で何度か、提重を見ているのですが、
ブログには掲載できておりません。汗


以前は、博物館などで提重を見ても、
ただ通り過ぎていただろうと思います。
「提重」という言葉すら知りませんでした。


けれど2年前、
田中本家博物館で美しい提重を見て以来、
「提重」というものに
愛着を感じるようになりました。
今では、
どこかで展示されているのを見ると、
必ず立ち止まって、
じっくりと眺めてしまいます。


「提重」を知ったことにより、
私の物の見方が少しだけ変わりました。
そして、おもしろいと思える世界が、
より広がったように感じます。
それは、旅が私におしえてくれたことでした。


提重を見るたびに、いつも、
「知る」ということは、すごいことだな、
と思います。^^


中の間に展示されていた品々です。書類や書状も残されていました。

歴史資料館の外にある庭を歩いてみました。手前は足湯のようですが、かつてはこのあたりに源泉の溜池があったようです。その奥に、水車が見えます。

近づいてみました。湯気があがっています。これは水車ではなく、「湯車」というものでした。


【湯車】
庭で蒸気を放ちながら動く水車を、積善館では古くから「湯車」と呼びました。かつては、脇を流れる新湯川から湧き出る源泉を、溜池に引き込み、湯車で攪拌していました。これによって湯の温度を調整し、さらに高い場所に送って「打たせ湯」にしたりしました。高温の源泉をいかにして利用するか、その時代ごとに様々な工夫があり、湯車はそのひとつでした。
明治14年ごろの版画には、川の流れを利用する「水車」と、その水車の力によって動かされる「湯車」が描かれています。この版画に倣い、積善館では、令和の庭改修時に、版画とほぼ同じ場所に湯車を再現しました。


積善館を描いた版画です(明治14年頃)。源泉の溜池や、水車によって動く湯車が描かれています。

明治30年代の積善館本館(版画)。現在とほぼ変わらない佇まいで、やはり湯車が描かれています。昭和に入ってから、背景の山の斜面に、山荘と佳松亭が建てられました。


100年前の積善館でも、
こんな湯車が回っていたんですね…。
湯気をあげながら健気に働き続ける、
そんな湯車のようすが、
目の前の湯車と重なりました。


(つづく)

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 21 - 積善館③ 本館・歴史資料館①(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 積善館・本館の歴史資料館で。かつての調度品や設えが、そのままに保存されています。(群馬県吾妻郡中之条町)


群馬県の日記がまだ終わっていないというのに、
次の旅に出てしまいました。😅
なかなか、すべての旅行を書き残すことができません。
でもがんばって、なんとか群馬日記を完結したいと思います。


1月17日(火)


積善館にチェックインし、
とりあえずお部屋に入りました。


…が、多動夫がそこで
じっとしているわけはありません。


「オレ、ちょっとあちこち見てくるから。」


そう言われると、私も、
ついいっしょに行ってしまうんですよ…。😅
せっかくの高級旅館なので、
ゆっくりしたい気持ちなのですが、
300年以上の歴史を誇る温泉宿の内部を、
あちこち見るのもおもしろそうです。^^


ということで、部屋に荷物を置いただけで、
荷ほどきもせず、探索を開始しました。


前回ご説明したように、積善館には、
佳松亭、山荘、本館と、3つの建物が並び、
通路でつながっています。


左から、本館、山荘、佳松亭です。山の斜面にあり、左に行くほど、低いところに建っています。建物は、右に行くほど新しくなり、そして料金が高くなります。😅

館内の通路は入り組んでいて、
フロントから居室に移動しただけで、
すでにわけがわからなくなりました。
まるで迷路のようです。
うっかり歩き回って、
部屋に戻ってこられるのか。
自信はありませんが、
まあ、なんとかなるでしょう。笑


私たちの部屋があるのは山荘ですが、
やはり本館を見てみたいものです。
とりあえず部屋を出て、
本館に向かって歩き始めました。


【積善館・本館】
1691年(元禄4年)に建てられました。現存する、日本最古の木造湯宿建築と伝えられています。歴史的価値の高い本館は、国の重要文化財指定だけでなく、群馬県の重要文化財にも指定されており、昔ながらの湯宿建築の雰囲気をいまもなお色濃く残す希少な建物です。まさに、元禄時代へと遡る、現代の湯治場と言えます。


本館に移動するためには、エレベーターに乗り、その後、こんなところを通らねばなりません。😅 


これは、「浪漫のトンネル」といいます。
このトンネル、なんと、
山をくりぬいて造られたそうです。
洞窟のようなトンネル内は、
ひんやりとした空気で満ちていました。
地下水も漏れ出ているようで、
エレベーターの出入り口付近は濡れています。


このトンネルが、「千と千尋の神隠し」に出てくるトンネルの発想につながったと言われています。


宮崎駿氏は、この映画の製作前に、
積善館を訪れているそうなので、
信憑性があります。^^


宮崎氏は、2021年3月にも宿泊されたようで、本館に色紙が飾ってありました。

浪漫のトンネルを抜けて本館に到着。なるほど、壁も廊下も時代がかっています。


本館のコンセプトは、
「昔ながらの湯治スタイルを楽しむ」
ことだそうです。
客室内にはバス・トイレがなく、
共同での利用になります。
積善館の3棟の中でも、
「湯治宿」という位置づけの場所です。


通路の中ほどにある階段を降りてみました。梁の隙間から見えているのは、1階の「昼食処 積善や」。15時までの営業が終わり、片づけをしているところのようです。

階段を降りて、1階にきました。ここが、本館の玄関になります。

真ん中に見えているのは、「電話室」のドアです。そして右奥には「番頭部屋」があります。

電話室の中です。

その電話室の右側には、かつてのフロントにあたる「番頭部屋」が。当時のままの設えを残していました。

実はこの番頭部屋、現在も、本館のフロントとして使用されています。(この写真は夜間の不在時間に撮ったので、中にスタッフの方がいません。)


番頭部屋の壁にかけてある時計は、
やっぱり、「セイコー」でした。笑


番頭部屋の前にあった、明治44年の宿泊料。特等室の場合、一泊3円で、昼食代は1円でした。最後に、「外国人は一泊5円」と付記してあるのがナゾです。笑


さて、この「番頭部屋」のさらに隣りには、
「元禄の間」があります。
ここは、開湯320年以上になる、
「四万温泉 積善館」の歴史を今に伝える、
歴史資料館になっています。


「元禄の間」です。右奥に暖簾が写っていますが、ここは「元禄の湯」という、日帰り温泉になっています。

格子戸を開けて中に入ったところです。障子の桟にも、歴史を感じます。

ひとつめの部屋からまっすぐ進むと、「中の間」に入ります。

中の間の奥に、まだ部屋が見えます。

いちばん奥にある、「上段の間」です。

付書院の組子障子が美しいですね。^^

ここは、身分の高い人が宿泊するための部屋だったので、他の部屋よりも床が高くなっています。(画像をお借りしました)

わざわざ床を高くするとか、いったいどんな人が泊まったのかと思ったら…、

こんな人でした。笑 ひとりだけ、イスに座って撮るんですね。😅 「昭和22年8月2日御成り」だそうです。


この部屋には、
代官などの武士層も宿泊したそうです。
そのため、万が一の時に刀を使えるように、
天井が高くなっており、
梁には槍が置けるようにしてありました。


歴史資料館のお話は、次回に続きます。


(つづく)

コロナでも静岡。土肥桜の下、春の訪れを待つ - 富士吉田、忍野八海、伊東、そして伊豆へ(2023年2月7日-9日)

2023年2月8日 伊豆シャボテン動物公園で。(静岡県伊東市)


みなさま こんにちは。
伊豆に行ってきました。


帰宅したら、翌朝はいきなり雪です。
一日ずれていたら大変だったなあ、
…と思うと、やっぱり、
私たちには旅運がついているのかな…
と思ってしまいました。


今回の旅行の一番のきっかけは、
「ポイントの期限切れが近いので、
 その消化のために」
ということだったのですが、
加えて、
「伊豆なら、東京よりは
 少しは暖かいのではないか」
という、軟弱な理由です。笑


とにかく、あったかい温泉に入って、
のんびりしてこよう。
…ということになりました。


ポイントを利用したので、お宿は、
ひとり一泊800円。
二泊で、合計3200円でした。^^
交通費は、マイカーなのでタダ。
…ということで、
二泊三日の旅行費用としては、
まあ、3200円でしょうか。^^
相変わらずの、ポイ活旅行です。
(食事代や入場料、お買い物などは、
 旅行していなくてもかかることなので、
 我が家では旅行費用に含みません。)


さらに。
現地に着いてから知ったのですが、
現在、伊東市はキャンペーン中でした。
ペイペイで支払うと20%が戻ってきます。


オトク情報を知ってしまうと、
利用しないではいられないのが、
MIYOです。🤣🤣


あわてて、地元のスーパーに駆け込み、
自宅でのストック品なんかを、
たくさん買い込んでしまいました。笑
(マイカーだから、荷物が増えても平気です。^^)


もちろん、伊豆旅行も満喫しました。^^
わずか3日の旅とは思えないくらい、
たくさんのことがありましたが、
忘れてしまわないうちに、
とりあえずダイジェストだけ、
記録しておきます。


2月7日(火)


朝8時過ぎに自宅を出発し、
11時半、山梨県富士吉田市に着きました。


新倉富士浅間神社(あらくらふじせんげんじんじゃ)です。


ここは、今回、夫が
「ぜひ行ってみたい。」
と言っていたところです。
なぜなら…、


こんな景色が見られるからです。^^

台湾から団体旅行でいらしていた方々に撮っていただきました。

つづいて、世界文化遺産 忍野八海(おしのはっかい)・湧池です。(山梨県南都留郡忍野村)


【忍野八海】
山梨県南都留郡忍野村にある8か所の湧泉群です。富士山の伏流水及び杓子山から石割山にかけての山麓からの伏流水を水源とし、新富士火山の透水層の地下水及び古富士山の不透水層部より下方の透水層のうち、水圧の高い地下水が湧きだしたものとされています。忍野八海からの湧水は、新名庄川に流れて、山中湖を水源とする桂川へと合流します。
国指定の天然記念物、名水百選、県の新富嶽百景にも選定されています。


「ここからの富士山がとてもきれい」と聞いたので、来てみました。さて、新倉富士浅間神社からと、どちらの富士山がお好みでしょうか。^^


歩いている人たちの95%は、
外国人でした。🤣🤣
コロナをものともせず、忍野八海は、
大勢の観光客でにぎわっていました。
やはり、富士山は人気があるんですね。^^


忍野八海観光の中心地。この中で売っている草餅は1個150円ですが…、

ほんの数分歩いたところにある、こちらのお店では100円です!笑

焼きたてふわふわのおいしい草もち(100円)を、食べながら歩きました。^^

午後4時、サンダンス・リゾート伊豆高原に到着。コーヒーやスープのサービスでほっと一息。今回はここに2泊しました。

これは前回、家族4人で泊まった時の写真です。変わっていませんね。笑(2020年12月28日)

全盲難聴・のんたんの冬休み 10 - 東急ストアとサンダンスリゾート伊豆高原(2020年12月28日/3日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


前回は、館内のレストランで食事したのですが、今回の晩ごはんは、途中のスーパーで調達。各自食べたいものを買ったら、こうなりました。笑


晩ごはん
 夫:玉ねぎカツカレー
 MIYO:ツナサラダ巻とお刺身
朝ごはん
 夫:ひれかつサンド
 MIYO:たこ焼き wwww


ゴールデンカレーは、この日の特売品です。
298円が93円だったので、
つい買ってしまいました。
(なにやってんだか。笑)


2月8日(水)


伊豆シャボテン動物公園に行きました。
入場料は、ひとり2600円。
でも、じゃらんで、
ポイントとクーポンを利用したので、
ひとり100円になりました。😄😄



たかがシャボテン、たかが動物園、
とたかをくくっていたのですが、
来てみたらすごかったです。
1500種類のシャボテンと、
120種類の動物たち。
そのうえ、ほとんどの動物たちには、
直接エサやりができるのです。


動物たちとの柵がないところも多く、
いつもエサをもらっているからか、
動物の方から近寄ってきてくれます。^^
植物園が好きな夫も感動していて、
結局、閉園時間になるまで、
ふたりで遊びつくしました。😅😅


ラマです。手を伸ばせば届きます。動物クンたちとの距離が近くてびっくり。

クジャクさんもこのとおり。放し飼いですよ。笑

石垣島で、リスザルの森に行きましたが、「2m以内に近寄らない」などと決まっていました。こんなふうにわらわらと寄ってきてくれるなんて、びっくりです。^^

小さいカピバラくんと。

植物園で。たくさんのサボテンに、大喜びの夫です。


…と、楽しく過ごしたのですが、
そもそも、MIYOがここに来たかったのは、
カピバラのお風呂を見たかったからでした。


沖縄・東南植物楽園でたくさんのカピバラくんに会ってから、カピバラが大好きになってしまいました。(2022年12月23日)

師走でも沖縄。那覇からやんばるへと歩いた9日間 - ダイジェスト(2022年12月15日-23日) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


もう何回、この写真を見返したことか…。笑
先日、たまたまテレビで、
伊豆シャボテン動物公園
を紹介していて、
「カピバラのお風呂」
を見てしまったのです。以来、
「もう、これは絶対に見たい。」
と思うようになりました。(←アホ)


そして、いちばん楽しみだった、カピバラの露天風呂に到着。笑

もう、最高です。ここに一時間いても飽きないと思う。🤣🤣

気持ちよすぎて、お風呂で寝てるカピバラくんもいます。笑

かわいすぎます。😍😍

こちらは、みかん湯に入るカピバラくんたちです。

Capybara with mandarin orange on head みかんを頭にのせるカピバラ 伊豆シャボテン動物公園元祖カピバラ露天風呂 MAESTRO ZEN


閉園後は、東急ストア伊豆高原店へ行き、生活物資を爆買い。


合計8528円をペイペイで支払って、
1705円も戻ってきました。笑
値引きされている品を、
さらに2割引で買う幸せ…。😍😍


晩ごはん
 夫:カルビガーリックライス
 MIYO:桜海老かき揚げの春天丼
朝ごはん
 コーヒーとサンドイッチ


2日めも、楽しい一日でした。


2月9日(木)


午前中は「旅の駅」でお買い物。


右上は、シャボテン公園で買ったお菓子たち。そして、お昼は、「網元磯料理 はるひら丸」でいただきました。


上の写真のすべてが、
ペイペイで2割引になりました。
ありがとうございました。(→伊東市)


そして午後は土肥金山へ。(静岡県伊豆市)


【土肥金山】
静岡県伊豆市土肥にある金の鉱山の跡です。この金山は、明治から昭和にかけて、佐渡金山に次ぐ日本第2位の産出量を誇りました。が、鉱量が枯渇し、1965年に閉山しました。1972年から、テーマパークとして一般に公開されています。(伊豆市指定史跡)


当時の坑道が、今も残っています。

坑道はけっこうな距離で、見ごたえがありました。

庭の土肥桜がきれいでした。^^


【土肥桜】
日本で最も早咲きといわれている桜です。12月下旬から蕾がほころびはじめ、1月上旬に開花、2月中旬まで濃いピンク色の花を咲かせます。満開の頃には、桜の木全体が華やかなピンク色で彩られ、一足早い春を感じることが出来ます。


今回も、いつものように
めいっぱい歩き回ってしまいました。
楽しかったのですが、またしても、
盛りだくさんになってしまったような…。笑


新倉富士浅間神社の景色がいいらしいよ。」
「富士山なら、忍野八海だって聞いたけど?」
「いいよ、両方行けば。」
「あーでも、いちばん見たいのは、
 カピバラのお風呂なんだよね~。」
「あと、土肥金山も行きたいな。」


…こんなふうにして、
我が家の旅行のスケジュールは、
出かける前から、
どんどん決まってしまいます。😅
たまには、な~~んにもしないで、
温泉だけの旅をしたいのですが。😂😂
(たぶん、永久にムリです。)

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 20 - 積善館② 「鬱金(ウコン)ノ五」/ 冬の堀切菖蒲園(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 積善館のフロントです。大きめのイスにゆったりと座って行うチェックインというのは、初めての経験でした。(群馬県吾妻郡中之条町)


【お知らせ】
2月9日から、少しお休みをいただきます。


1月17日(火)


積善館のラウンジで、
お茶とカステラをいただきました。
お茶を飲み終わったころを見計らって、
係の方がやってこられました。
ここでようやく、お部屋に案内されます。^^


佳松亭、山荘、本館と、3つの建物が並び、
通路でつながっている、積善館。
その通路は複雑です。


左から、本館、山荘、佳松亭です。


私たちの部屋に行くまで、
エレベーターをふたつ乗り継ぎました。
案内の方に連れていかれたのですが、
途中から、
わけがわからなくなりました。笑


ようやくお部屋に到着。「鬱金(ウコン)ノ五」というお部屋でした。ドアを開けると、きれいな床があるのですが、ここには土足で入ります。奥に少しだけ見えているのが、トイレと洗面所です。

洗面所を通り過ぎて、廊下のつきあたりに居室があります。ここで靴を脱いで入ります。

お部屋は、「露天風呂付ミニマムデザイナー和室」というタイプです。2021年12月にリニューアルしたばかりだそうです。(以下2枚、画像をお借りしました)

床の間です。

コンパクトなお部屋ですが、二人ならこれで十分。そしてこの客室には、となりに、源泉かけ流しの専用浴室がついています。^^


【積善館・山荘】
1936年(昭和11年)に建てられた山荘は、昭和の偉人たちが避暑のために過ごした場所でした。また、かつてこの山荘では、文豪達が部屋に篭り、執筆活動に勤しんだと言われています。装飾に金や漆を使用した桃山様式の建物には、これまでに歌人・柳原白蓮や中曽根康弘元首相ら多くの著名人が訪れてきました。客室は、「当時の様子を思い浮かべながら、お客様ができる限りお部屋から出ずに滞在をお楽しみいただけるように」というコンセプトで設えられているそうです。四季を感じられる室内では、職人の技が冴える、美しい「組子障子」が必見です。(国の登録有形文化財、群馬県近代化遺産)


鳥が舞う、美しい組子障子。デザインは、部屋ごとに異なっているそうです。

その上の欄間もこのとおり。すばらしいです。^^

照明もレトロかつオシャレで、いい雰囲気です。


部屋のひとつひとつに驚いたのですが、
いちばんびっくりしたのは、
私たちを案内してくださった方が、
ベトナム人だったことでした。😮
日本語が流暢で、なまりがなくて、
全然気がつきませんでした。


「ベトナム人ですよ。」と見せてくださったネームプレート。たしかに、ベトナムのお名前でした。^^


彼は、ベトナム人実習生ではありません。
日本が好きで、日本で働きたくて、
10年前に、単身、来日したのだそうです。
なので、日本語も独学です。
当初は、京都の呉服屋さんで長く働き、
その後はディズニーシーで、
ベトナム人の来場者担当に。
…で、現在に至る、だそうです。


日本でのビザは、常に、
勤務先が用意してくれたとか。
そんな話、聞いたことありません。笑


日本で働くベトナムからの実習生は、
多くの場合、ベトナムの関係機関に
何百万円も支払わねばならず、
多額の借金を抱えて来日します。
それに比べて、
彼の、なんと恵まれていることか。
よほど優秀なのでしょう。


人柄のよさがにじみ出ていた、ファウミンさん。長女の婿に欲しい!と思ってしまいました。笑


ひとしきり、おしゃべりしたあと、
ファウミンさんは部屋を辞していきました。
でも、彼のすごさが本当にわかるのは、
さらにこの少し後のことです。^^


(つづく)


(おまけのお話)


1月28日(土)


MIYOが住んでいる葛飾区には、
堀切菖蒲園
という観光(?)スポットがあります。
これまでにムラゴンでも、何人かの方が、
訪問記を掲載しておられるので、
ご存じの方もいらっしゃるかと思います。


MIYOが出かけた時の日記です。
堀切菖蒲園は、今が見ごろです。(2020年6月5日) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


その堀切菖蒲園で、
この冬、イベントが開催されました。


「冬の堀切菖蒲園 和の光のおもてなし」です。


堀切菖蒲園をライトアップして、
寒いけれど散策しましょう、
という趣向です。^^


1月28日、たまたま出先で、
このイベントのことを知ったので、
行ってみることに。
家にいた夫も、電話で呼び出しました。


切菖蒲園駅前で。堀切のゆるキャラ「ほりきりん」もいました。^^

堀切菖蒲園で。会場入り口の撮影スポットです。

花のない堀切菖蒲園ですが、こんなふうにライトアップされていました。

照明の色は、定期的に変わります。

牡丹も、こんなふうになっていました。

いちばん奥に造られていた、光のトンネル。

最後は、アンケートに答えて、お土産をいただきました。

お土産の中身です。堀切散歩ガイド、堀切飲食店ガイドブック(飲食店のクーポン付き)、柴又クリアファイル、長期保存できるビスコ(非常食)、そして貼るカイロ。


二人がそれぞれにアンケートに答えたので、
お土産もふたり分いただきました。笑
ありがとうございました。(→葛飾区)


ライトアップは夜8時で終わったのですが、
その後、お土産に入っていたクーポンを持って、
飲食店に直行する人がたくさんいたそうです。


しっかり、地域振興になっていますね。^^
葛飾区、がんばってます。^^