MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 19 - 積善館① 国登録有形文化財の極上温泉宿(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 積善館で。庭の見えるレストランで、ウェルカムティーをいただきました。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


蒼水庵でおっ切り込みうどんをいただき、
次はいよいよ、積善館へと向かいました。
そもそも群馬県に来たのは、夫が、
「積善館に泊まってみたい。」
と言い出したからです。
つまり、この「積善館」は、
今回の旅のメインイベントと言っても、
過言ではありません。^^


四万街道から脇道に入り、
山の中を数分走ると、
めざす積善館が見えてきました。


樹々に囲まれた、積善館の表玄関です。

山の中の静かな一軒宿、という風情です。この駐車場には、寒い中、スタッフの方が常に待機しておられて、到着した私たちをエントランスへと案内してくださいました。

この建物は「佳松亭」といい、積善館の中でもいちばん高いお部屋がある部分です。

屋根がついた通路を通って、中に入りました。

積善館の家紋が入った大きなのれんをくぐると、その先にフロントがあります。


【積善館】
創業は1694年(元禄7年)。329年の歴史を誇る温泉宿です。敷地内には、本館、山荘、佳松亭の3つの建物があります。
 本館:現代の湯治宿。積善館の象徴的な建物です。
 山荘・佳松亭:本格会席を供する和風旅館です。
積善館の建物は、国登録有形文化財、群馬県重要文化財、群馬県近代化遺産、そして中之条町重要文化財に指定されています。中でも、元禄7年の創業当時から営業を続ける本館は、日本最古の湯宿建築と言われており、その際立った風情は「千と千尋の神隠し」のモデルとなりました。
大正ロマネスク様式で建てられた「元禄の湯」は、日帰り温泉として利用することもできます。併設する食事処「積善や」では、名物「釜揚げうどん」、日本初の「温玉シェイク」などもあり、宿泊だけでなく、旅の途中で立ち寄って楽しむこともできます。


「千と千尋の神隠し」(これはイタリア語版です)。千尋の背後にそびえる「湯宿の楼閣」をご覧ください。このモデルになったのが、積善館でした。(画像をお借りしました)


歴史と風情を紡ぐ、山の中の旅館…。
それが、積善館です。
なにより、
「国登録有形文化財の建物が、
 旅館のままで、
現在も、
 営業を続けている」
というのは、
夫だけでなく、MIYOも興味津々でした。


HPを見れば、
(我が家にとって)高級旅館であることは
すぐにわかりました。
気になる宿泊料ですが、
 本館→山荘→佳松亭
の順に高くなっていきます。😅


いろいろ迷ったあげく、今回予約したのは、
山荘でした。
松竹梅の竹、という感じでしょうか。笑
料金は、一泊二食付きのお部屋で、
71500円(ふたり分)でした。
私たちが今までに泊まったお宿で、
たぶんいちばん高いです。😅😅😅


「星野リゾート 界 ポロト」よりも、

コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 11 - 至福の温泉ざんまい(2022年6月20日-21日/4日め-5日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」よりも、

師走でも沖縄。那覇からやんばるへと歩いた9日間 - ダイジェスト(2022年12月15日-23日) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


そして「ウェスティンホテル東京」よりも…、

コロナでもウェスティン。無料で楽しむ豪華ホテルライフ 4 - エビスビール記念館④ そしてウェスティンへ。 / 本当に効いたヤクルト1000(2022年6月5日/1日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


どこよりも高いです。😭😭😭


よく考えたら…。
上の3つのホテルでは、
ポイントやクーポンを駆使して、
全部、タダで泊まっていました。(←アホ)


今回は、今まででいちばん高い上に、
初めてお金を払って泊まる、
高級旅館ってことになります。爆


でも、ありがたいことに、
今は、旅行支援が適用されます。
 愛郷ぐんま全国割特別割引:6000円
で割引され、65500円になりました。
さらに、
 群馬県地域限定旅行クーポン:4000円
がいただけたので、実質61500円


我が家では、一回の旅行の予算は、
50000円(ふたり分)くらい、
と決めているのですが、
今回は、わずか一泊の宿泊料で、
その額を優に超えてしまいました。😱


でも、前日のホテルは、
ポイント利用でタダ(396円です)だったし、
交通費は、マイカー利用でタダだし。
食事付きで二泊三日の旅行費用が
全部で約60000円(ふたり分)なら、
まあ、許容範囲かな、と思い直しました。


結局のところ、
「今なら、旅行支援で、
 10000円も補助があるのだから」
ということで、
思いきって予約してしまいました。😅


まずは、フロントでチェックイン。いつになく緊張しています。^^

4000円分の、地域限定旅行クーポンもいただきました。今回は、専用のアプリをインストールして、4000円分をスマホにチャージするシステム。ちょっとややこしかったけど、4000円もいただけるのだから、とにかく感謝です。

MIYOがチェックインしている間も、多動夫はじっとしておらず、ホテル内をウロウロ…。お庭まで行ったようです。笑 写真は、普通の手水に見えますが、流れているのは「源泉」です。

フロント横にあるロビー。

これはショップです。積善館のオリジナルアイテムが多数。

レトロとモダンがいっしょになったような設えです。^^ ほんと、ウロウロと撮りまくってますね。笑

さて、チェックインが終わると、すぐ隣りにあるラウンジに案内されました。3方が庭に面している、広いラウンジです。

落ち着いた雰囲気の、すてきなラウンジでした。キョロキョロしていると…、

夫が、「あれ、シントコじゃないの?」と…。たしかにシントコが飾ってありました。それも、かなりきれいな、朱塗りのシントコです…。


シントコとは、
本州で作られた、漆塗りの器です。
北海道では、アイヌが、
産物と引き換えにこれを手に入れ、
宝物として、大切に保存してきました。
なので、北海道で、
アイヌに関する展示を見に行くと、
必ずと言っていいほど、
シントコが置いてあります。


でも、こんな群馬県の山の中で、
シントコを見るとは思いませんでした。
北海道をなつかしく思い出しました。^^


これは、北海道の仙台藩白老元陣屋資料館に展示されていた、三好監物のシントコです。三好監物が当時の総乙名(アイヌ村長)に与えたものと推定されています。

コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 16 - 仙台藩白老元陣屋資料館②(2022年6月21日/5日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


まずはこのラウンジで、ウェルカムティーをいただけるのだそうです。^^

お茶もカステラも、おいしかったです。^^

広いお庭を眺めながら、「積善館に来ちゃったんだ~」と、ドキドキしていました。

でも、カステラに手もつけないでMIYOが取り組んでいるのは、地域限定旅行クーポン(4000円)をゲットするためのアプリ。


どうにかインストールできました。笑👍👍👍
たったこれだけで、4000円がいただけます。
感謝です。^^


(つづく)


(おまけのお話)


すぐ上の写真で、ぜひ見ていただきたいのが、
MIYOの髪です。
ツヤツヤで、天使の輪ができてます!😄😄
MIYOも、あとでこの写真を見て驚きました。


なにもしてないんですよ。
前日宿泊した、「金太夫」の温泉で、
備え付けのシャンプーとコンディショナーを
使っただけです。
でも、髪がサラサラになったので、
「これはいい感じ」と思い、帰り際に、
ホテルの売店に置いてあったのを購入しました。


花蜜精みつばちハニー(メーカーはフェニックス)。500ml入り3本セットで、2640円でした。


今、アマゾンでチェックしたら、
1本1188円でした。
3本なら3564円?(+送料)
MIYOが買ったのは、2640円。
買っておいてよかったです~。笑


ちなみに、このホテルに備え付けだった
シャンプーは、2種類でした。
その両方が、売店に置いてあったのですが、
この「花蜜精みつばちハニー」は、最後の1箱
MIYOがそれを買って、完売しました。
もう1種類の方は、山積みされていましたが…。
いいモノは、すぐに売れるんですね。
みなさん、よくご存じのようです。😊


今使っているシャンプーがなくなったら、
次はこれにしようと思います。
使うのが、とても楽しみです。^^

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 18 - 蒼水庵でおっ切り込みうどん(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 四万温泉・蒼水庵で、お昼ごはんをいただきました。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


奥四万湖を出発したのはお昼過ぎ。
さすがに、お腹が空いてきました。


お昼ごはんを食べようと思ったのですが、
お店のアテはありません。
こういうときにMIYOが頼るのは、
グーグル先生です。^^


スマホに向かって、
「近所のおいしいレストランに行きたい。」
と話しかけると、たちまち、
あれこれとお店を紹介してくれます。
便利な世の中になりました。^^
(我が家は、日本中でコレをやってます。笑)


このときに勧められたお店の中で、
気になったのが、
「郷土料理 蒼水庵(そうすいあん)」
でした。
おっ切り込みうどんのお店だそうです。
しかもお店の場所は、予約している旅館の、
すぐ近くでした。


2か月前にオープンしたばかりというのに、
けっこうなクチコミの数々。
そして、そのどれもがお店をほめているのです。
全員が星5つをつけているお店なんて、
初めて見ました。
ついでに言うと、店長さんが、
とてもおもしろいらしい…。笑


「寒かったから、おうどん食べて、
 あったまりたいよね。」
ってことで、お店に直行しました。


グーグル先生のナビに従って、ものの10分ほどで到着。「蒼水庵」です。

お店の隣りは駐車場。そしてお店の裏側には、四万川が流れています。ここはもう、四万温泉なのです。

この川の水は、奥四万湖から流れています。

下流側の景色です。川に沿って散策することもできます。

早速、お店に入ってみました。

時刻は1時。ちょうど、12時ごろのお客さんが出て行って、テーブルが空いたところでした。


メニューは、
 おっ切り込みうどんセット(1600円)
 麦豚おっ切り込みうどんセット(1900円)
 上州牛おっ切り込みうどんセット(2400円)
の3種類だけ。
これを、味噌味または醤油味でいただきます。
セットには、小鉢、お新香、雑炊セット、
そしてドリンクバーが付いています。


ドリンクバーのコーナー(右側)。このお店、夜は居酒屋になるそうです。カウンターの内側には、たくさんのお酒も置いてありました。(お酒は、ドリンクバーに含まれていません。笑)


うどんの価格としてはちょっと高い、
と思われるかもしれませんが、
運ばれてきたセットにはボリュームがあり、
食べてみると、
価格に見合った味であることがわかります。
(…と、クチコミに書いてありました。笑)


右が、夫の上州牛おっ切り込みうどんセット(醤油味)。左が、MIYOの麦豚おっ切り込みうどんセット(味噌味)。

MIYOのおっ切り込みうどんです。麺を少なめにしてもらい、200円引きになりました。

まずは、麺を入れてない状態で火をつけます。

窓の外は四万川です。せせらぎを眺めながら、鍋が煮えるのを待ちました。

「おいしそうだね!^^」

汁が煮え立ってきたら、おっ切り込みうどんを投入。砂時計(3分)をひっくり返して、砂が全部落ちたらできあがりです。^^

上州牛おっ切り込みうどん(醤油味)。

麦豚おっ切り込みうどん(味噌味)。

最後は雑炊で。卵、薬味もついています。おいしさのあまり、写真撮るのを忘れていて、後になって慌てて撮った写真です。😅

デザートのアイスは大盛でした。これは、セットには含まれていませんが、期間限定のサービスでした。


なにがおもしろいって、
このお店の店長さんのトークが、
とにかくおもしろすぎなのです。笑
席に座った時から、お店を出るときまで、
ずうっと、笑わせてくださいました。


ネタバレになるので、
お話の内容は書きませんが、
「お客さんを楽しませる」ということを
よく知っている方でした。


「クチコミで、みなさん、
 店長さんのことをほめてますね。」
とMIYOが言うと、あわててグーグルを確認。
グーグルのクチコミのこと、
ご存じなかったみたいです。笑


「うれしいけど、でも誰も、
 『店長が美人』って
 書いてくれてないのよ。
 サビシイわ~。」


MIYO、その場で、口コミを書きました。
「店長さんは、
 とてもかわいらしい方です。」
って…。
店長さん、うれしそう。笑
ほんと、とってもかわいらしい方でした。^^


最後にお願いして、いっしょに写真を撮らせていただきました。いきなりこのポーズ。MIYO、笑い転げました。


これを見たら、思わずMIYOも、
いっしょに撮りたくなってしまい、
「私も、いっしょに一枚お願いします!!」
と…。😂😂


同じポーズでパチリ。🤣🤣


おいしかった、おっ切り込みうどん。
もうひとつのごちそうは、
名物店長さんのおもてなし。
楽しかったです。^^
マスター、ごちそうさまでした。
(マダムだったのかな…。)


(つづく)

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 17 - 四万川ダム(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 四万川ダムで。堤防の上を歩きました。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


奥四万湖のいちばんはしっこまで
歩いたあとは、来た道を引き返し、
「四万せせらぎ資料館」
まで戻ってきました。


写真中央に見えるのが、「四万せせらぎ資料館」です。


ここまでは、山に向かって歩いたのですが、
ここからは、資料館を通り過ぎ、
さらに、堤防に向かって歩き続けました。


四万川ダムの堤防です。

ほどなく、奥四万橋に到着。

この奥四万橋自体が、四万川ダムの堤防になっています。

四万川ダムの上に造られた、奥四万橋です。

堤防の左側。

そして堤防の右側には…、

覗き込むと、地上の日向見(ひなたみ)公園が見えました。すご~く下にあるので、ちょっとコワかったです。


堤高は89.5m。
群馬県で最も高いダムだそうです。^^


MIYO、ダムの上を歩いています。

がんばって歩いているのですが、見た目よりもずうううっと長い、奥四万橋。建物や見晴らし台があるところまで歩いたところが、ようやく橋の中央部分になります。

ふりかえると、夫がポーズしてました。(←アホです。😅)

この、堤防の上からの景色が、また素晴らしかったです。湖の一番奥の部分が、雪と氷で白くなっています。ついさっきまで、あそこにいたんだなあ…。^^


【網場(あば)】
湖の水面に、浮きのようなものが並んでいます。これは網場というもので、湖に流れ込んだ木やゴミが、ダムの放流設備に入り込まないようにするためのものだそうです。中央にきれめがありますが、ここは、管理用の船が通るためのゲートになっています。


橋の上に設けられている見晴らし台です。ニホンカモシカの絵がかけてありました。この山の中にいるんですね…。^^

見晴らし台で、写真を撮っているところです。

このときに撮った写真。^^

橋の反対側にも、見晴らし台があります。こちらからは、真下に日向見公園が見えるのですが、あまりにも高さがあるので、吸い込まれそうな気持ちになります。

このときにMIYOが撮った写真です。山、また山。その美しさが、胸に染みました。^^

再び、橋のスタート地点に戻ってきました。MIYOはここで待ちます。^^

せせらぎ資料館の駐車場に停めてあった車を運転して、夫が戻ってきました。

ほんとうにきれいだった、奥四万湖。来てよかったです。^^


車に乗り込んで、奥四万湖を出発。
ここでずいぶん長い時間、
遊んでしまいました。笑


ようやく、本日の目的地、
四万温泉
に向かいます。


(つづく)

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 16 - 奥四万湖③ 湖が終わる場所(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 奥四万湖・栂の広場で。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


奥四万湖に来ています。


湖の展望台から見えていたとんがった山は、稲包山。その手前は赤沢山だそうです。

「栂の広場」に上がると、その山々がさらに近くに見えました。

この山々の向こうには、苗場スキー場があります。このあたりは、新潟県との県境なんですね。^^

とてもきれいなのですが…、

冷たい風にさらされて、しょんぼりした顔になってます。😅

「栂の広場」を出て、さらに先へと歩いてみました。

ガードレールの向こうには、湖が見えます。

「雪がこんなに残ってるよ!」

とうとう、湖が終わるところに来ました。

ここは、四万川から水が流れてくるところなのですが、雪と氷で覆われています。

この氷の下を、水が流れているのでしょうか…。

ここまで歩いてきた方向を振り返ると、ずうっと向こうに、四万川ダムが見えました。

ここまでの地図です。赤いラインの部分を、湖に沿って歩き続けました。


帰宅後に知ったのですが、
実は、奥四万湖の周囲の道路は、
夏のハイキングコースになっていました。^^
湖でカヌーを漕ぐ人もいて、
にぎやかなスポットのようです。


でも、このときは1月ですから。笑
訪れる人は他にいないし、
湖の先の方は凍ってるし。笑
とても、ハイキングコースとは
言えませんね…。😅😅


こういう山の斜面(谷の部分)をよく見ると、ひっそりと水が流れていました。湧水をバケツに貯めているスポットもありました。夏には飲んだり手を洗ったりもできるのでしょうが、このときは冷たくて触れませんでした。そして、ガードレールにできたつららは、今にも落ちそうな状態で垂れ下がっていました。笑


寒かったけど、
冬の山々の様子を見るのはおもしろかったし、
エメラルドグリーンの、
美しい奥四万湖を眺めながら、
歩き続けた1時間は、
とても楽しいひとときでした。


(つづく)

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 15 - 奥四万湖② 栂の広場へ(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 奥四万湖のほとりを歩きました。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


奥四万湖で、
小百合さんごっこを楽しんだ、
アホな夫婦です。



【奥四万湖】
四万温泉の最奥にある人造湖で、四万川を四万川ダムによって堰き止めてできた湖です。1周約4キロメートルの湖畔は、春の新緑や秋の紅葉の名所です。下流にある四万湖と同様に、湖水の色が変化し、見入ってしまうほどの美しさです。


展望台から、MIYOが撮った写真です。

こちらは夫が撮った写真。同じ場所から撮っても、撮る人によって、微妙に違うんですよね。^^

展望台の右側にも行ってみました。

ここからは四万川ダムが見えます。

展望台に設置されていた鐘。なんのための鐘なのか、わかりませんでしたが…。^^

展望台を降りて、資料館まで戻りました。道路はここで行き止まりになっています。

左は「落石注意」で、右は「熊出没注意」。んで、「車両通行止め」…。


でも、「立ち入り禁止」とは書いてないので、
中に入ってみました。😅
「クマが出るよ!」
と夫が言うのもきかず…。


ここからも、奥四万湖が見えます。どこから見てもきれい。^^


奥四万湖の美しさに魅かれて、
少し歩いてみることにしました。


「雪がこんなに残ってるよ!^^」

樹々のすきまから見える湖の四万ブルーを楽しみながら、歩きました。


落石とクマに注意しながらも、
歩き続けます。
「もしもクマが出てきたら、
 この崖を滑り降りて逃げるか?
 でも、うっかり湖に落ちたら、
 凍え死ぬなあ…。」
などと考えていたら、夫が、
「よく考えると、今は冬だし、
 クマはたぶん冬眠してるから、
 きっと大丈夫だよ。」
と言い出しました。
なるほど…。
(ってか、はじめに脅したのはあなたですが?)


…なんてアホな会話をしながら、こんな道をどんどん歩いていきました。右側にはずっと湖が見えています。

小さな展望台のようなところを見つけて、夫が走って行きました。「栂(つが)の広場」だそうです。^^

「栂の広場」の上で、写真を撮りまくっている夫です。


こんなのがあるってことは、やっぱり、
立ち入り禁止ではなかったようです。^^


MIYOも、広場に上がってみました。

「栂の広場」から見た景色です。これは左側。

そして右側。

湖はもちろんだけど、樹々もきれい。山の美しさにも見とれました。


ちなみに…。
私たちが訪れたときの奥四万湖は、
幻想的なエメラルドグリーンでしたが、
コバルトブルーになることもあります。


コバルトブルーの奥四万湖。(画像をお借りしました)


奥四万湖の色は、
その季節や天気、時間によって、
様々に変化するそうです。
いちばんきれいに見えるのは春。
具体的には、
 ・満水時。
 ・透明度が高い時。
  (水の中でも10m先が見える。)
 ・晴れて穏やかな日
 ・雪解けの3月から4月。遅くとも5月上旬。
…なのだそうですが、
本当にベストな色が見えるかどうかは、
やはり行ってみないとわからない。
とのことでした。^^


(つづく)