ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 57 - アンコールトム⑩ バイヨン・中央祠堂と、東塔門のゾウさん(2024年1月17日/6日め)
2010年7月26日 バイヨン・中央祠堂で。(男と長女・14歳/中3)
1月17日(日)- 6日め
アンコールトムの第三層を歩いています。
アプサラのレリーフといっしょに。
蓮の花の上で踊るアプサラたち。
そして、建ち並ぶ石柱の向こうにあるのが…、
中央祠堂です。
居並ぶ四面像たち。
圧巻でした。
中央祠堂まで行き、ここで、
アンコールトムの見学は終わるのですが、
このあと、もうひとつのイベントがありました。
このカンボジア旅行は、いつものように夫が、
「とにかく行きたい。」
と強引に決めてしまったのですが、
遺跡を歩くのは、長男にとっては、
たいくつなことだったろうと思います。
なので、旅行の途中、あちこちで、
長男にとってのお楽しみを考えてありました。
ここバイヨンでは、ゾウさん体験です。^^
まずは、ゾウさんにバナナをあげる長女。お鼻をなでてます。😄
このころ、アンコールトムの東塔門前にはゾウさんがいて、エサを買い、エサやり体験をすることができました。
「のんたんもやってみる?」
…と言われても、ゾウがなんであるかわからない長男。思わず手を引っ込めて…、
そしてそのあと、おそるおそる、ゾウさんの鼻を触っていました。^^
慣れてくると、「これはなに?」と興味津々。笑 ゾウさんの横顔、かわいいですね。^^
ということで、ゾウに乗ります。これは乗り場に上がったところです。けっこうな高さがありますが…、
長女がいっしょに乗ってくれたので、大丈夫。😄
しゅっぱ~つ。
ゾウに乗って、バイヨンの周りを一周します。(料金は15ドル) 道路で、乗用車が走る横を、のっしのっし。笑
このときのビデオを見てみたら、長男、「もっとはしって! もっとはしって!」と言ってました。笑
せっせとついて歩くMIYO。夫は撮影係。😄
長男、すっかり慣れたようで、落ち着いて座っています。^^
バイヨンの近くをぐるりと一周して…、
再び、東塔門に戻ってきました。
子どもたちとバイヨンを撮ったつもりが、トゥクトゥクが写り込んでしまいました。これはこれでおもしろいので、掲載しておきます。
左側に見えた、バイヨン。ついさっき歩いた、第一回廊です。
長男が楽しんでくれてよかった…。
と、私も夫も気をよくして、
旅行中、ゾウさんを見つけては、
子どもたちを乗せていたのですが、
最後には長女から、
「もう乗らない。ゾウさんはもう飽きた!」
と、おこられてしまいました。😓
今回、再びバイヨンを訪れたら、
東塔門前のゾウさん乗り場は撤去され、
影も形もありませんでした。
コロナを機に、
ゾウ乗りは禁止になったのだそうです。
コロナで観光客が来なくなり、
ゾウを養うことができなくなり、
世界中の観光地で、ゾウが飢餓状態にある。
…と言うニュースを聞いたことがあります。
今はひっそりとした東塔門前。
14年前、ここで、
子どもたちを乗せてくれたゾウさんは、
元気でいるだろうか。
今はどこにいるのだろうか。
…と、思いを馳せました。
(つづく)