MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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全盲難聴・のんたんのGW日記 1 - 帰ってきました。/ 浅草太鼓館①(2024年4月27日-28日/1日め-2日め)

2024年4月28日 浅草太鼓館で。(全盲難聴・のんたん 28歳)


4月27日(土)


カンボジア日記の連載中ですが、
ゴールデンウィークのお休みで
長男がS園から帰宅したので、
長男の日記を掲載させていただきます。


まずはじめに、夫の状態ですが、
2月に心臓の手術をしてから、
2か月が経過しました。
現在も療養中ですが、
日常生活には問題ない状態です。
とはいうものの、大事を取って、
今回の長男のお迎えは、ボランティアさんに
お願いしようと思っていました。


でもなにしろ夫は、
おでかけしたくてしょうがない人なので、笑
「だいじょうぶだよ!」と意に介さす、
電車で2時間半かけて、S園に…。
(ちなみに、まだ運転の許可はでていません。
 手術後3か月間は、運転できないそうです。)


S園の生活棟・玄関で、先生といっしょに。


夕方、夫といっしょに、電車でご帰還。
「ただいま~! ただいま~!」
と大きな声で繰り返しながら、
部屋に入ってきました。^^


「家に帰ってきたときは、
 『ただいま』って言うんだよ…。」
と、なんどもおしえてきたのですが、
それがなかなか伝わりませんでした。
長男にとってみれば、
「どうして? ただいまってなに?」
みたいな気持ちだったのかも。


でもこの何年かで、
ようやくそれをわかってくれたようです。
「家に帰ったきたら、まずおかあさんに、
 『ただいま!』と言う。
 するとおかあさんは、とても喜んで、
 『おかえり~』と言う。」
…と、そんなふうに理解しているのかもしれません。


なんでもいいんです。
かんたんな言葉を交わして、
お互いが楽しい気持ちになる。
長男がそれをわかってくれたことを、
とてもうれしく思います。


「のんたん、おかえり~!」
と何度も何度も言いながら、
長男をだきしめました。^^


おとうさんとお風呂に入り、パジャマに着替えて、大好きなよつ葉牛乳をゴクゴク。😄


また、ややこしい日々が始まりますが、
私も夫も、長男のためにがんばって、
なんとか乗り切りたいと思います。😅


4月28日(日)


夫が長男と浅草に行くというので、
少し早めに、お昼ごはんを用意しました。


今日のTシャツです。タイで買った、トゥクトゥクシャツ。トゥクトゥクのイラストがたくさんついていて、カワイイ。😄


長男がごはんをなかなか食べてくれず、
浅草行きのバスに間に合わなくなりそうで、
夫、あわててます。
大急ぎで食べさせて、
長男の口の中に、まだごはんがあるのですが、
もごもごしながらの出発になりました。😅


近所のバス停に到着。なんとか間に合いました。浅草行きは1時間に1本しかないので、乗り遅れたら悲惨なことになります。

無事、バスに乗ることができ…、

浅草に到着。今日もにぎわっています。

太鼓館に到着しました。


【世界の太鼓資料館 太鼓館】
太鼓、神輿、祭礼具の老舗である宮本卯之助商店が、世界各地から収集した太鼓(約800点)とその参考図書・資料(各々3000点以上)を保存・公開することを願い、1988年に開館しました。
質、量ともに他に類を見ない収蔵を誇る「和太鼓」はもとより、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカなど世界各地の太鼓を一堂に公開する博物館は、世界でも当館が初めてです。神と人、人間同士の伝達手段などとして多様に伝承されてきた世界の太鼓を、より身近に感じることができる、楽しい資料館です。


長男を初めて太鼓館に連れて行ったのは、
2003年4月4日。
長男が7歳のときでした。


その時の日記です。太鼓をさわって大喜びだった長男。^^(2003年4月4日 7歳)
全盲難聴・のんたんのGW日記 11 - おとうさんとおでかけ① 浅草太鼓館(2023年5月3日/5日め)


以来、もう20年以上お世話になっていて、
長男の大好きな場所です。
職員の方々もおぼえてくださっていて、
行くといつも、声をかけてくださいます。😄
一年に50回くらい行った頃もあり、
これまでに500回くらい訪れているかも…。


館内にぎっしりと置いてある太鼓たち。ここのすばらしいところは、その太鼓を自分で叩いてみることができることです。

手前左から、アフガニスタンのヌーリスタン・ドラム、タイのクローン・タット、そしてインドネシア・ロンボク島の太鼓たち。

日本の大太鼓(左方)、荷鉦(にない)太鼓、大太鼓(右方)。

左から、ナミビアのカバンゴ族の太鼓、ベナンのダホメの婚礼用太鼓。手前にあるのは、コートジボワールの瓢箪太鼓とアンゴラ・ルバ・チョコイ族の太鼓。

ナミビアのカバンゴ族の太鼓です。

パプアニューギニアのクンドゥ太鼓とスタンピング・ドラム。

さて…。それじゃ、今日も始めるかな。まずは、アフリカのジャンベから。

行くよ!

トントコトントコ…。今日もいい感じ!


次回に続きます。


(つづく)

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