MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

骨折でも信州。8回めの須坂へ 9 - セルフバーラウンジで晩ごはん(2024年10月16日/1日め)

2024年10月16日 「コートヤード・バイ・マリオット白馬」で。夜はラウンジに行くのが楽しみです。(長野県北安曇郡白馬村)


10月16日(水)- 1日め


午後3時に、
コートヤード・バイ・マリオット白馬で、

温泉付きプレミアムツインに

アップグレードしていただきました。


「いちばんお安い部屋を予約し、

 メンバー特典でアップグレードを楽しむ」

というのが、マリオットメンバーになる、

うれしいポイント(ひとつめ)です。


チェックイン時にいただいたカードです。「アップグレードされました。」と書いてあります。^^


ちなみに、マリオットメンバーには、
誰でも無料でなれます。^^
メンバー登録後、クレカをつくったり、
宿泊実績を重ねたりする中で、
メンバーのグレードが上がっていき、
それに応じて、特典が増えて行きます。


現在、MIYO家はプラチナメンバーです。
プラチナになるには、本当は、
マリオットに年間50泊しなければなりません。
50泊も、絶対ムリです。🤣


でも、
「プラチナチャレンジ」
というものがあります。
「4か月間で、
 マリオット系ホテルに16泊すると、
 プラチナになれる。」
という、ゲームみたいなシステムです。


で、MIYO家では、
「プラチナチャレンジ」をやってみました。
2021年に札幌で
コートヤード・バイ・マリオット札幌
(↑一泊6600円/ふたり分)
に2週間宿泊し、
札幌に長期滞在し、近郊を旅行しまくりました。(2021年11月3日 コートヤード・バイ・マリオット札幌)

その後沖縄で、
沖縄シェラトン
(↑一泊15000円くらい/ふたり分)
に3泊し、
冬でしたが、暖かいプライベートビーチをお散歩しました。(2021年12月20日 沖縄シェラトン)


そんなこんなで、「4か月間で16泊」を達成。
いっきに、プラチナに成り上がりました。🤣


当時は、宿泊料金が最安値のときをねらって、
宿泊実績を積み上げたのですが、
こんなことができたのも、
リタイア後のヒマなシニアだったからこそ、
ですね。笑
会社員時代はとうていムリでした。
そのときの日記です。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 1 - できるかな、プラチナチャレンジ。(2021年11月3日/1日め)


現在は、世界各地のマリオット系ホテルに

ポイントで滞在し、 

プラチナ特典を満喫しています。

がんばってプラチナになってよかった。^^

…と思っていますが、

「そんなにいっぱい旅行しないわ。」

って言う人には、

まあ、どうでもいい特典ではあります。😄


さて。
プラチナになってなにより楽しみなのが、

プラチナ以上のメンバー特典である、

夜のラウンジサービスと朝食ビュッフェ。

どちらも無料です。

マリオット白馬では、

「セルフバーラウンジ」という名で

ラウンジサービスを実施していました。


チェックイン時にいただいたカードです。左側の「アクセスチケット」を提示すると、セルフバーラウンジに入ることができます。

セルフバーラウンジです。以前は、コロナ禍だったせいか、1階のロビーでこぢんまりと開催されていました。が、今回は、2階の会議室3つ使って、より広い会場が設営されていました。

お酒は各種、セルフサービスで飲み放題。

もちろん、ソフトドリンクもあります。

ワインはスペイン。発泡酒は、フランスのPol Messer Brut(ポール・メッサー ブリュット)でした。

お料理はオードブル程度ですが、無料だと思うと、それだけでうれしい。🤣

オリーブやチーズ各種。

楽しみにしていた、信州サーモン。生ハムもおいしかったです。^^

ソフトトルティーヤ(メキシカン)、モッツァレラとカプレーゼ、パテドカンパーニュ。

おせんべいやチョコレート、スナック類。

温泉に入ってきたばかりの夫は、なにはともあれビールです。笑

これが全部タダ、というだけで、舞い上がっている人。😅

とりあえず、白ワインからいきます。

どれを食べてもおいしい~。笑

このあと、赤ワインもたらふく飲みました。🤣


なにしろ、食べ放題・飲み放題なので、笑
晩ごはんはこれですませてしまおう、
という魂胆です。😓


翌朝の豪華朝食ビュッフェも無料なので、
マリオット系に泊まると、
食事代(夕朝食)がかかりません。
今回は、一泊20000円(ふたり分)だったので、
「ビジネスホテルのような宿泊代で、
 こんなにオトクに過ごせた」
というわけです。
これが、プラチナメンバーになる醍醐味です。


オトクが大好き、旅行が大好き、
というMIYO家には、
ぴったりのシステムです。😄


こうしてようやく、一日めが終わりました。
9回も連載してしまって、スミマセン。


(つづく)

骨折でも信州。8回めの須坂へ 8 - ウェルカムおはぎと温泉付きプレミアムツイン(2024年10月16日/1日め)

2024年10月16日 「コートヤード・バイ・マリオット白馬」で、ウェルカムおはぎをいただきました。(長野県北安曇郡白馬村)


10月16日(水)- 1日め


午後3時に、
コートヤード・バイ・マリオット白馬
に到着しました。


まずはチェックイン。


さすがに、3回めの宿泊なので、
「いつもご利用くださり、
 ありがとうございます。」
と言っていただきました。^^
そして、前回に続き、今回も、
温泉が付いた客室に
アップグレードしていただきました。😄


予約していたのは、このタイプ。一番お安い、和洋室スーペリア。一泊33977円ですが、マリオットメンバー価格で、20000円(ふたり分)でした。

左:2021年6月のお部屋。和洋室デラックスにアップグレードしていただきました。
右:2024年6月のお部屋。温泉付きプレミアムツインにアップグレードしていただきました。


そして今回も、
温泉付きプレミアムツイン
にアップグレードです。^^
さらに、プラチナメンバー特典で、
朝食ビュッフェ(ひとり3850円)も
無料
になります。
合計52117円。
(20000円しか払っていませんが。😅)


ロビーには、お菓子と飲み物があり、自由にいただけます。今回はおはぎでした。(前回は水まんじゅう)

このおはぎ、すごくおいしくて、夫はリピート。笑

おはぎとお茶で休憩。

おはぎがおいしくて感動していたら、ホテルの方が、お代わりを持ってきてくださいました。さらに、あちこちで写真を撮ってくださいました。^^

フェイクの暖炉もハロウィーン仕様に。ただの飾りかと思っていましたが、これが実は加湿器であることを、今回初めて知りました。笑

そしてお部屋へ。

左側は浴室です。

客室の奥は、靴を脱いでくつろげるスペース。

そしてバスルームは…、

源泉かけ流し!😄 お風呂の向こうに見えているのは、ベッドルーム。

ベッドルームからは、浴室がこんなふうに見えます。


なぜか、マリオット系ホテルのお風呂は、
ガラス張りのところが多いです。
なぜ、ベッドルームから丸見えなのか…?🤣
ハズカシイので、すぐにシャッターをおろして、
滞在中はずっと
おろしっぱなしにしていますが。😓

次回は、もうひとつのプラチナ特典のお話です。夜のラウンジで飲み放題ですよ~。^^


(つづく)

骨折でも信州。8回めの須坂へ 7 - 山村集落「青鬼」⑦ 向麻石仏群、そして「コートヤード・バイ・マリオット白馬」へ(2024年10月16日/1日め)

2024年10月16日 「コートヤード・バイ・マリオット白馬」で。(長野県北安曇郡白馬村)


10月16日(水)- 1日め


長野県の山村集落「青鬼(あおに)」
に来ています。

青鬼神社へ行ったきりだった夫と
ようやく合流しました。


「石仏群ってのがあるみたいだけど、どこ?」
と訊くと、
「あそこだよ。今、行ってきた。」
と。


夫が指さす方向を見ると、なるほどたしかに、石が並んでいるのが見えます。

田んぼのあぜ道のような細い道を進んでいくと、石仏がいくつも並んでいるのが見えてきました。向麻石仏群です。


【向麻(むかあそ)石仏群】
集落の入口にあり、道祖神、庚申塔(享保10年、万延元年、昭和55年)、大日如来、馬頭観音など27基が並んでいます。
特に印象深いのは、素朴な二人の神の立像(道祖神)です。田んぼの畔の片隅で、穏やかな微笑みをたたえている2体は、男神が盃を、女神がふくべを持っています。その穏やかな風情は、里山の風景と共に、しみじみとした情感を漂わせています。作者も造立年も不明ですが、腕の良い石工の作品と思われます。


二人の神が彫られている道祖神。(画像をお借りしました)

中央に写っているのが、二人の神の道祖神です。大きな石仏のうしろには、たくさんの小さな石仏が並んでいました。

石仏は、おそらく、江戸時代からのものが多いと思われます。

さらに奥の方へと歩くと、集落の方々の墓地がありました。墓石は、この後ろにもっとたくさんあったのですが、写真を撮るのは控えました。

長い年月を経て来たと思われる、石仏と墓石。

再び、集落の中に戻りました。木立を背景に、建ち並ぶ家屋。現在の光景ももすばらしいのですが、これらの屋根がすべて茅葺きだったころは、もっともっと美しかったんだろうなあ…。

まさに、「山村集落」。この景観を残し続けている方々の努力に、ただ、感謝です。

駐車場に目を向けると、夫が待っているのが見えました。

「おかえり。」


あまり知られていないせいか、
他に訪れる人もなく、
集落内を歩いているのは、
ほとんど、私たちだけでした。
(一度だけ、ひと組のご夫婦とすれ違いました。)


見学者もさることながら、
集落に住んでいる方々もまったく見えず…。
ほんとうに、ただの一度も、
姿をお見かけすることがありませんでした。
まさしく、
「にほんむかし話」の世界に迷い込んだような、
そんな気持ちで歩き続けた一時間半でした。


集落には、お店も食堂もなく、
山合で暮らす方々の家が並ぶだけの
ひっそりとした空間でしたが、
こんな世界を90分も歩き続けたことは、
穏やかで、そして楽しい思い出になりした。


こんな風に歩いてきました。

さて、出発です。

予約していた「コートヤード・バイ・マリオット白馬」までは、車で約20分。

午後3時。予約していた、「コートヤード・バイ・マリオット白馬」に到着。

エントランスは、ハロウィーン仕様になっていました。^^

このホテルに初めて宿泊したのは、2021年6月。マリオットのゴールドメンバーだったので、広い和風スペースが付いたお部屋にアップグレードしていただきました。朝食は付いていなかったので、近所のガストで朝定食をいただきました。^^
このときの日記です。
新緑の長野へ。塩の道から群馬の秘湯へと歩いた4日間 11 - 初めての、コートヤード・バイ・マリオット白馬(ゴールド編)(2021年6月11日/1日め)

2回めは、2024年6月。がんばってプラチナメンバーになったので、さらに特典多数。😄 予約したのは一番お安い部屋でしたが、温泉付きの客室にアップグレードしていただきました。夜は無料のラウンジで飲み放題、食べ放題。朝食ビュッフェも無料です。笑
このときの日記です。
新緑の長野へ。塩の道から群馬の秘湯へと歩いた4日間 12 - 2回めの、コートヤード・バイ・マリオット白馬(プラチナ編)(2024年6月12日/1日め)


お部屋のアップグレードは、
マリオットメンバーの特典ですが、
客室に空きがあれば、という条件付きです。
空きがなければ、
アップグレードはありません。


この日のホテルの駐車場はガラガラで、MIYO家の車だけでした。空いているようです。まあ、まだ3時だし、水曜日ですから。^^


週末になると、
ホテルは満室になることが多く、
もちろん、お部屋のアップグレードは
不可能です。
宿泊料金も、週末はバカ高い。😓


なので、最近のMIYO家は、
週末や祝日を避け、
宿泊料金がお安い、
平日に旅行することが多くなりました。


会社員時代は、週末とか年末年始とか
混みあうときにしか旅行できなかったし、
費用も割高でした。


でも今では、空いているときをねらって、
割安料金で旅行しています。
これもまた、
リタイアしたシニアだからこその
特権ですね。^^


…ということで、今回もまた、
いちばんお安い部屋に予約しているのですが、
アップグレードしてもらえるといいなぁ…
という期待を込めて、
ホテルの中に入りました。


もうね。
たかがチェックインなんですが、
「どんな部屋に当たるかな…」と、
毎回、福引やってるような気分ですよ。🤣


(つづく)

骨折でも信州。8回めの須坂へ 6 - 山村集落「青鬼」⑥ 青鬼神社と、二重窓の家(2024年10月16日/1日め)

2024年10月16日 山村集落「青鬼」で。(長野県北安曇郡白馬村)


10月16日(水)- 1日め


長野県の山村集落「青鬼(あおに)」
に来ています。


神社へと続く石段を発見し、夫はどんどん上がっていってしまいました。


【青鬼神社】
青鬼集落中央部に、北方へと延びる長い石段と石畳があります。それを上ったところにあるのが、鎮守の青鬼神社です。神社の創始は大同年間(806年~809年)と伝えられ、現在の神社の本殿は、1893年(明治26年)に、また覆屋は明治時代中期に建造されたものです。祭神はお善鬼様で、生前に村人のために善行を施した鬼を、その死後、大同元年に岩戸山の洞窟に祭ったと言われています。その後969年(安和2年)に、遥拝所(遠く離れた所から拝む場所)として今の場所に建立されました。
神社には、本殿、諏訪社などの社殿及びこれらの覆屋、神楽殿、鳥居、石祠などが配置されています。


青鬼神社の本殿です。一間社流造、こけら葺きで、1893年(明治26年)に造られたものだそうです。覆屋(本社)は、間口12尺、奥行17尺、切妻造、鉄板葺(元茅葺)で、雪による倒壊対策のつっかえ棒が4方向から成されていました。台地の壇上には、さらに社殿群が並んでいます。

境内下段の西端には、神楽殿が配置されています。

神楽殿です。

そして、壇上の東端にあるのは、祖霊社と思われます。

夫がなかなか戻ってこないので、MIYOは、集落の入口に向かって、家々を眺めながら歩くことにしました。

先の方に見える2軒の家にも、棟飾に「寿」の字がありました。

集落の入口にある駐車場まで、戻ってきました。

駐車場のすぐ近くにあった家。古い家であるにもかかわらず、ていねいに手入れされているようで、とてもきれいです。

なにか、優し気な風合いを感じた家。窓の造りに魅かれて、近くに行ってみました。

明治時代の頃の装飾を、そのままに残してあるのでしょうか。温かみのあるデザインです。でも、こんなガラス窓では、冬はそうとう寒いのでは…、と思い、さらに近寄ってみました。

ああ、やっぱり。窓は、二重になっていました。


二重窓の外側は、昔ながらのガラス窓を残し、
外観をそのままに保存してあります。
しかし、目を凝らしてその奥を見てみると、
内側には、しっかりとしたサッシ窓が、
はめこまれていました。^^


現代の工法を取り入れ、
住環境を改善しながらも、
できるかぎり家の外観を守ろう、
…と思っておられることがうかがえます。
すばらしいです。^^


二重窓と、「寿」の棟飾。軒に設けられた小さな窓もシャレています。😊

集落の入口を出ると、山に囲まれた世界になりました。青鬼はまさに、「山村集落」でした。

集落のはずれにあるという石仏群を探して、さらに歩きました。


次回は、青鬼集落の石仏群を歩きます。


いまここ。😄


(つづく)

骨折でも信州。8回めの須坂へ 5 - 山村集落「青鬼」⑤ 棟飾と石段(2024年10月16日/1日め)

2024年10月16日 山村集落「青鬼」で。(長野県北安曇郡白馬村)


10月16日(水)- 1日め


長野県の山村集落「青鬼(あおに)」
に来ています。


美しい、青鬼集落の風景。

そして棚田。


この棚田が最高に映えるのは、5月。
…なのだそうです。


「どうだ、まいったか。」…と言われそうです。笑(画像をお借りしました)


5月の田植え前には、
こんな美しい景観を望むことができるそうです。
日によっては、水を張った棚田に
残雪の北アルプスが映り込むこともあるとか…。


もうね。
信州、ばんざい。
と言うしかありません…。


さて。
秋の棚田を満喫したので、
再び集落に戻ることにしました。


夫に、「包帯の手を前に出して。」と言われて。笑 骨折でも信州。😅

めぐらされた柵の向こうにある、集落に戻ります。

さっきとは違う道を歩きながら、駐車場に向かって歩きました。屋根の棟飾(むねかざり)に、「寿」と書いてあります。

それぞれの家が、棟飾に異なる文字を入れており、これも、青鬼集落の特徴となっています。

みかんがたわわになっている庭の向こうに、りっぱな家が見えてきました。

棟飾に、「大門」とあります。

なんとか、家の全景を撮ろうとウロウロしていたら…、笑

すぐ隣りに、長い石段があることに気がつきました。

石段の先にあるのは、「青鬼神社」だそうです。

そのとたん、「オレ、行ってくる」と言って、石段を上り始めた多動夫。🤣

ちなみに、このお宅の棟飾は、「大門」「水」でした。

たくさんの栗が散らばっている石段を、夫は軽快に上がって行きました。

めざすは青鬼神社。😄

石段から、夫が下を見下ろして撮った写真です。階段が嫌いなMIYOはパス。石段のはるか下の方で、ゴマ粒みたいになっています。笑


次回は、明治時代に建造された、
青鬼神社を(多動夫が)歩きます。


(つづく)