ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 46 - アンコールワット⑲ 第三回廊(王のバルコニー)(2024年1月17日/6日め)
2024年1月17日 アンコールワット・第一回廊と十字型テラスの前で。後ろに見えているのが、中央祠堂と4つの副祠堂です。(カンボジア・シェムリアップ)
1月17日(日)- 6日め
第三回廊で、十字型回廊を通り、
中央祠堂を歩きました。
最後に、第三回廊の外周となっている、
回廊を歩きます。
中央祠堂をの中から見た、外周回廊です。
一辺60mの回廊の中を歩きました。
回廊には、いくつもの仏像が置いてあります。
これは回廊の外側。美しい連子窓が並びます。
回廊の中から外を見下ろしました。これは、ついさっき歩いた第二回廊です。第三回廊との高さの差は13m。
その第二回廊の後ろで、少しだけ見えているのが第一回廊。
手前が第二回廊。その後ろが第一回廊です。
回廊の内側を歩き続けました。途中には、バルコニーのように突き出た部分があり、そこから外を眺めることができます。
ひとつひとつのバルコニーで足を止め、そこから、下界を眺めました。
ああ、あれは東参道です…。
裏アンコールワットから伽藍を抜けて、
東塔門まで歩き続けた、
あの東参道が、密林の中に見えました。
ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 36 - アンコールワット⑨ 東参道と東塔門(2024年1月17日/6日め)
そして、見逃すことのできない景色が、近づいてきました。
歩くほどに、はっきりと見えてきます。
到着です。バルコニーの真正面に見えているのは、はるかに続く西参道。
まっすぐに延びた西参道の奥に、西塔門も見えます。
左右に延びる、200mの西塔門。この西塔門のずっと向こうからここまで、ひたすら歩いてきたのでした。
王様しか入ることができなかった、第三回廊。
そこには、はるかに続く西参道と西塔門を、
一望できるバルコニーがありました。
かつて、この景色を眺めることができたのは、
ただひとりでした。
王様だけが手にすることができたその景色を、
今は誰もが見ることができるのです。
いい時代に、生まれました。
さらに、左方向へと歩き続けます。このとき、西参道の奥に見えている、白い物が気になりました。
み「遠くに見えている、
あの白くて丸いのはなんだろうね?
プラネタリウムみたいなのがあるよね?」
夫「うーん、たぶん、気球じゃないかな?」
み「あっ そうか! うんうん。」
「アンコールワットと気球」という、
なさそうでありそうなとりあわせに、
ふたりで大笑い。
最近、世界各地の観光地で、
観光客向けの気球を置いてあるところを
よく見かけるようになりました。
空から見下ろすアンコールワット。
それもまた、たいそう美しいことでしょう。^^
そんなことを言い合っているうちに、回廊の4辺をすべて歩き終わりました。
聖域の見学を終え、そろそろ下界に戻ります。
第三回廊で最後に撮ったデバター。
ふたりが、笑顔で見送ってくれているかのようでした。
帰りは、またまたこの階段。行きも帰りもコワかった~。
それでも、夫の写真を撮る余裕はあったようです。🤣🤣
アンコールワットの旅日記は、
あともう一回だけ連載します。
ようやく、すべての回廊を歩き終えました。😄
(つづく)























