埃まみれのビルマ。バックパッカーの10日間 14 - ティーローミィンロー寺院(1987年5月5日/5日め)
1987年5月5日 ティーローミィンロー寺院で。ビルマでは、すべての寺院内で、靴を脱がなければなりません。この頃は大丈夫でしたが、現在は靴下もNGだそうです。(ビルマ・パガン)
1987年5月5日(月)- 5日め
ティーローミィンロー寺院に来ています。
早速、上層に上がりました。
外壁の装飾が、今も残っています。
外壁の装飾は、1215年の建立時に施されたものです。
MIYOの後ろに居並ぶパゴダたち。はるか地平線のあたりで、けし粒のように小さく見えるのも、すべてパゴダです。
いつのまにかモンモンさんもやってきて、テラスでくつろいでいました。^^
この寺院の上で、ふたりの少年に出会いました。
Mg Tan paw (タンポー)くんとMg Aung nig(アウンニー)くん。アウンニーくんは髪がないので、たぶん、得度を終えたばかりだったのでしょう。
アウンニーくん、シャンバッグから小さな石の置き物を取り出しました。これを売っているのだそうです。ちなみにシャンバッグは、ビルマの人たちが普通に使っている布のバッグです。
4人でおしゃべりしながら、記念写真。^^
ここから、寺院群を見渡すことができます。
イラワジ川と…、
川のほとりに並ぶ、無数のパゴダたち。
テラスでしばし佇んだあと…、
シカラに向かって、みんなで、レンガの階段を上がりました。
最上層に到着。慣れてるふたりは平気で腰かけてるけど、実はすごいところに座っています。😄
恐る恐る、私たちも。😅
アウンニーくんが売っていたのは、この置き物ひとつだけ。買わなくてゴメンネ。😅 日本の絵葉書といっしょに見せてくれました。
絵葉書には、こんな感じの赤鬼の写真がありました。「石の置き物の顔と似てるでしょ。」と言いたかったようです。😄
アウンニーくんの後ろに見えていたイラワジ川と、川沿いの寺院群。
夫、シカラの周囲を左方向に歩きながら、周囲の景色を撮りまくっていました。笑
おお、シュエサンドー寺院、アーナンダ寺院、タビニュ寺院、タラバー門が並んでいます。^^
2200ものパゴダたち。それを考えると、気が遠くなりそうです。
どっちの方向を向いても、
見えるのは、寺院とパゴダばかりでした。
広大なオールドパガン。
このすべてが、人々の祈りの場でした。
(つづく)
(おまけのお話)
このときに撮った写真を、あとで焼き増しして、
タンポーくんとアウンニーくんに送りました。
「写真を送りたいから、住所を書いてね。」
とお願いして、書いてもらったのですが、
そのメモを見てびっくり。
Near Cooperative Hotel
Koelone quarter
Pagan
これだけだったんです。🤣🤣
「**区の**ホテルの近く」
っていうのが、住所のすべてですよ。😅
まあたしかに、住民も少ないから、
これでわかるのかもしれません。
「番地もなくて大丈夫?」
と半信半疑でしたが、
この通りに書いて送りました。
その手紙は戻ってこなかったので、
たぶん、写真はふたりに届いたのだと思います。
のどかだった、パガンの思い出。😄
次回は、モンモンさんのご自宅にお邪魔します。^^



























