2025年9月9日 出発前の腹ごしらえです。(タイ・ランパーン)
9月9日(火)- 6日め
タイ北部の古都・ランパーンに来ています。
夫に荷物番をしてもらい、
駅の近くの食堂を探しました。
実は、ついさっき、タクシーで来たときに、
車の窓越しに見かけ、
目を着けていたお店がありました。
そのお店の前まで行き、
テイクアウトをやっていることも確認して、
夫のところに戻りました。
夫といっしょに荷物をゴロゴロと引きずりながら、そのお店に。ここです。
間口は小さく、まるで屋台のようなお店ですが、この奥が食堂になっています。
ここでお料理をテイクアウトして、
列車の中で食べようと思っていました。
ところが、夫は反対。
「奥にテーブルがあるから、そこで食べて行こう。」
と言い出したのです。
「作りたてのをその場で食べた方がおいしいよ。
出発までまだ時間があるから、
テイクアウトにする必要ないよ。」
と…。
しょうがないので、夫の意見を尊重し、お店の中へ。テーブルが5つあるだけの、小さな食堂です。
他にお客さんはいなかったのですが、実はこのお店、テイクアウトの注文が殺到していて、けっこうな人気店でした。
お店の外(歩道上)に設けられた厨房では、ふたりの女性が、デリバリーの注文を懸命にさばいていました。
とりあえず、お店の外にあったメニューを写真に撮り…、
グーグル先生に訳してもらいました。うーん、わかりやすい~。笑
ここで夫は、ホーリーバジル添えクリスピーポークに決定。
そしてMIYOは、店内に貼ってあったメニューをチェック。
グーグル先生に訳してもらって…、
豚ロースオムレツライスにしました。^^
それぞれが好きなものを注文して、
はんぶんこしながら食べるのが、
MIYO家風です。^^
お水とビールを飲みながら、できあがるのを待ちました。
夫が注文した、「ホーリーバジル添えクリスピーポーク」です(50バーツ/約250円)。
そしてMIYOが注文した、「豚ロースオムレツライス」(50バーツ/約250円)。タイ風オムレツは大好きなのですが、このオムレツには豚肉が入っていて、さらに旨味がありました。
「おいし~。めちゃおいしい。」 夫はビールといっしょに食べられてご満悦。
食堂の前にある、駅前ロータリー。龍のオブジェの下には、たくさんのニワトリが描かれていました。ニワトリは、ランパーンのシンボルなのだそうです。
【ランパーンのニワトリ】
ニワトリがランパーンのシンボルになった理由については、こんな言い伝えがあるそうです。
「昔、お釈迦様が、早朝にランパーンを訪れることになりました。街の人たちは、朝早く起きられるかどうか心配でしたが、このとき、仏教徒を守る神様であるインドラ神が、白い鶏に姿を変えて現れ、街の人々を起こしてくれました。おかげで、無事お釈迦様を迎えることができました。」
この話が現代まで語り継がれ、ランパーン県の県章は、プラター・ランパーン・ルアン寺の門の中に鶏が立っている、というデザインになりました。
ランパーンのお土産物屋さんには、こんなニワトリ柄の陶器が並んでいます。(アジアの彩り雑貨店 プノンから)
そういえば、朝食をいただいたホテルでも、コーヒーカップはニワトリ柄でした。^^
ランパーンを歩いているときは、
「どうしてあちこちにニワトリがあるんだろう?」
と思っていましたが、
今頃になって、理由がわかりました。(←遅い!)
食事を終えてお店を出ると、外はもう真っ暗になっていました。駅前に展示してある、日本製の蒸気機関車C56を見ながら、駅まで歩きました。
*蒸気機関車728号機、1936年日本車輌製造、製造番号414、C56だそうです。
(つづく)