MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

無料で行けた札幌。美味しいものを食べ歩いた3日間 14 - サケのふるさと「千歳水族館」(2023年11月30日/3日め)

2023年11月30日 「サケのふるさと 千歳水族館」で。(北海道千歳市)


11月30日(水)- 3日め


MIYOが道の駅で遊んでいるあいだ、
夫は、隣りの千歳水族館を歩き回っていました。



約1時間後、道の駅にやってきたチカパシ。
シパシパしながら、「おもしろかったですっ」と。


「おもしろかったですっ」…って、こんな顔してました。🤣

ちなみに、「シパシパ」というのは、ゴールデンカムイに出てくる擬態語です。


「なんでそんなに、
 博物館とか水族館とかに行きたがるんだ。」
とあきれていましたが、このときの夫の顔を見て、
ようやく気がつきました。


子どもが、遊園地とかを見つけると、
とにかく突進して行って、大喜びで遊ぶ…。
アレと全く同じなんだろうなあ、と。🤣🤣
66歳でこれですから、
永遠に飽きることはないでしょうね…。😔


このとき夫は、千歳水族館で、
60枚以上もの写真を撮っています。
そのなかから、少しだけ掲載しておきます。


これは、屋外に置いてある、インディアン水車(捕魚車/ほぎょしゃ)です。これは、さけ・ます人工ふ化放流事業に用いるサケの親魚を捕獲するために、秋の一時期だけ設置される水車で、年間およそ20万尾のサケを捕獲しているそうです。インディアン水車の設計図をアメリカから持ち帰り、千歳川に初めて設置した伊藤一隆氏は、「しょこたん」こと中川翔子さんのひいひいおじいさんだそうです。


【インディアン水車】
川に設置して魚を捕る装置です。英語ではSalmon wheelとも呼ばれ、主に川を遡上するサケの捕獲に用いられます。北アメリカ発祥であり、日本では、北海道庁初代水産課長・伊藤一隆が設計図を持ち帰ったのが始まりとされています。
現在も、「サケのふるさと 千歳水族館」横の千歳川では、一般社団法人日本海さけ・ます増殖事業協会により、この装置を利用して、人工ふ化放流事業に用いる親魚の捕獲が行われています。


古くから、サケを獲って暮らしていた、アイヌの人々。「自分が食べる分だけを獲る」人々は、自然と共に暮らしていました。

当時を再現しています

アイヌのサケ料理。チェプオハウは、MIYO家でも晩ごはんで食べたことがあります。笑

ちなみに、チェプオハウのレトルトは、ウポポイのミュージアムショップで販売しています。MIYO家では、1個をカサ増しして4人分にして、家族全員でいただきました。
コロナでもウポポイ3。札幌2週間ホテル暮らし 61 - ウポポイ⑧(国立アイヌ民族博物館 - ミュージアムショップ)/ 台湾フェスティバル / コンビニで5%オフになるカード(2021年11月7日/5日め)

「界 ポロト」の朝ごはんでいただいた、オハウ風の鍋ものはこちらです。
コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 12 - 「界 ポロト」で朝ごはん(2022年6月21日/5日め)
ウポポイ入場ゲート前にある「Café RIMSE(カフェリムセ)」では、チェプオハウ他、さまざまなアイヌ料理をいただけます。ウポポイの入場券がなくても入れます。

コロナでもポロト湖。星野リゾート 界 ポロト スイートを無料で楽しむ 14 - 「Café RIMSE(カフェリムセ)」でお昼ごはん(2022年6月21日/5日め)


その後、乱獲によってサケが減少したため、増殖事業が始まります。日本におけるサケの人工ふ化放流事業は、千歳から始まったそうです。

水族館内を進むと、まずは、世界の淡水魚ゾーンがあります。


このゾーンの先に、
日本初の「水中観察ゾーン」があります。
このゾーンが、
千歳水族館の最大の目玉となっています。


まずは、水族館の外側を見てみます。清流・千歳川の左岸に、長さ30mほどの部屋(水中観察ゾーン)が埋め込まれています。その部屋に、縦1m×横2mの7つの窓が設置されています。この窓を通して、本物の千歳川の水中を観察することができるのです。

この観察窓から、サクラマス、ブラウントラウト、アメマス、サケなどを見ることができるそうです。

「水中観察ゾーン」の中は、こんなふうになっています。縦1m×横2mの窓が7つあり、そこから、千歳川の水中を見ることができます。(画像をお借りしました)

チカパシが、「水中観察ゾーン」の窓から見た、千歳川の水中です。

窓の前には囲いなどを置いておらず、窓の前で魚を放したりエサをまいたりもしていないそうです。

明るさも太陽光線のみ。開館時間中は、日没になるまで、人工照明もしないそうです。

自然のままの川の中の様子を観察できる、水中観察ゾーン。これは、チカパシが大喜びしたはずです。🤣


つまり、水槽に入れられた魚を見ているのではなく、
自由に泳ぐ魚を、空気槽に入った人間が見ている、
…という感じですね。^^
これはたしかに、おもしろそうです。


水の中に人間が入ると言えば、旭山動物園もそんな感じでしたね。(2023年5月18日 北海道旭川市)

すぐそばまでペンギンが来てくれて、めちゃくちゃかわいかった~。😄


行き先は違いましたが、私も夫も、
それぞれに満足して出発しました。


ガソリンスタンドで満タンにしたあと、車を返却するため、レンタカー屋さんに向かいます。


いよいよ、旅も終わりに近づいてきました。
でも、お楽しみはまだ続きます。


(つづく)

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