MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

無料で行けた札幌。美味しいものを食べ歩いた3日間 15 - ロイズチョコレートワールド① ミュージアム(2023年11月30日/3日め)

2023年11月30日 チョコレートのるつぼに入ります。(北海道千歳市)


11月30日(水)- 3日め


「北海道レンタカー」さんで、
お借りしていた車を返却し、
ワゴン車に乗り換えて、
空港まで送っていただきました。


この会社の車が、じゃらん最安値でした。他の大手レンタカー会社より20000円くらい安かったので、即決しました。dポイントで払ったので、結局タダだったんですけど。笑


新千歳空港に着いたときは16時半でした。
フライトは20時半なので、まだ4時間あります。
この空き時間を利用して、
行きたいところがありました。


それは、ロイズチョコレートワールドです。
でも閉館時間まで、あと30分しかありません。
「急げ~~~」
と、ふたりで、空港の中を走りました。笑


空港3階にある、「ロイズチョコレートワールド」です。ここでは、チョコレートの製造工程を見学できます。


【ロイズチョコレートワールド】
新千歳空港3階スマイルロードで、ロイズ(ROYCE)が展開する、チョコレートのエンターテイメント施設です。ロイズと言えば、北海道を代表するチョコレート店で、ロイズの生チョコは北海道土産としても大人気です。ロイズの直営店は、空港2階スイーツアベニューにもあるのですが、3階のロイズチョコレートワールドでは、ここでしか買えない限定商品を多く販売しています。無料で見学できるチョコレート工場やミュージアムもあり、大人も子供も楽しめるエリアとなっています。


こちらはミュージアムエリアです。

エリアの右側では「チョコレートの歴史」を、そして左側では「おいしいチョコレートができるまで」を紹介しています。

博物館が大好きなチカパシは、大喜びでした。😄 まずは、チョコレートの歴史を見ていきます。

チョコレートの起源は4000年前。中南米地域一帯に栄えたオルメカ、マヤ、アステカといった文明社会において、カカオをすりつぶしたものを「薬」として飲用していました。これが、「飲むチョコレート」の始まりと言われています。現在のような、甘くておいしい食べ物とはほど遠いものだったようです。

カカオ豆は「神様の食べ物」と言われ、薬のほか、通貨や交易品、儀式の供物としても使われる、大変貴重なものでした。写真は、ポチテカ商人(ポテチではありません)。貨幣として通用していたほど貴重だったカカオ豆を、彼らが運びました。盗賊などの危険を避けるため、武器を携え、顔や手を黒く塗り、夜間、人目につかないように移動しました。

これもポチテカ商人です。

当時の中南米では、すりこぎ棒と石臼で、カカオ豆やトウモロコシをすりつぶし、水に混ぜて飲んでいました。

1528年、アステカ帝国を征服したスペイン軍が、カカオを本国に持ち帰ったことから、スペイン国内でもチョコレートが飲まれるようになりました。スペインでは、砂糖、バニラ、シナモンを加え、おいしくするための改良が行われました。1615年、スペイン王女アンヌがフランスのルイ13世と結婚したのですが、アンヌはチョコレート好きだったので、チョコレートコックを連れて輿入りしました。これを機に、フランスでもチョコレートが飲まれるようになり、貴族を中心に広まって行きました。

チョコレートは、高価な飲み物としてイギリスにも広まり、1656年には、チョコレートハウスが登場しました。そして1847年、イギリスのフライ社が、型に流し込んで成型した「食べるチョコレート」を開発します。これをきっかけに、チョコレート製造企業が急増し、ヨーロッパ中に広まっていきました。

チョコレート成型に使った器具の数々。

ヨーロッパ中に広まった「食べるチョコレート」。当時容器として使用された缶のコレクションがすばらしい。^^

「高価な飲み物」だったチョコレートは、やがて、子ども向けの容器に入れられるまでに普及しました。

展示スペースの間仕切りもチョコレートです。😄

壁ぎわのパネルでは、「おいしいチョコレートができるまで」を紹介しています。よく見たら、パネルのひとつひとつが板チョコでした。😄


【おいしいチョコレートができるまで】
①カカオ豆を発酵させ、チョコレートのまろやかな香りを引きだす。
②カカオ豆をすりつぶす。
③滑らかな生地になるまで練り上げる。
④チョコレートを冷やして固める。
⑤細かく砕いて、パウダー状にする。

…だそうです。


「チョコレートをカカオ豆から作りたい」という、チョコレートメーカーとしての夢を実現するため、ロイズは、2014年より、南米コロンビアで自社のカカオファームを開き、チョコレートの原料であるカカオ豆づくりに取り組んでいます。現在、農園では、健やかに育ったカカオの木が、たわわに実をつけ始めたそうです。

チョコレートのるつぼで。


このフォトスポットを見て、3年前に訪れた、
「かねふく めんたいパーク」
を思い出しました。


最高に楽しかった、「かねふく めんたいパーク」。
全盲難聴・のんたんの冬休み 6 - めんたいパークで大笑い(2020年12月28日/3日め)


最近の企業のミュージアムは、
楽しいものが多いですね。^^
次回は、チョコレートの製造工程を見学します。


(つづく)

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