MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 54 - Army Hotelでお昼ごはんと、SIMカード、そしてGrab 初体験(2023年6月18日/5日め)

2023年6月18日 初めての Grab 体験。


6月18日(日)


タンロン王城遺跡の見学が終わり、
遅いお昼ごはんにしました。


ここで、少し話が変わるのですが。
今回は、SIMカードについてお話したいと思います。


SIMカードについては、以前にも少しだけ書きました。
4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間。 3 - 充実の機内食、送迎車、そしてホテルへ。(2023年6月14日/1日め)


これまで、海外旅行の際に、
WiFiをレンタルしたことはありません。
ホテル内やカフェでは、
WiFiが利用できることが多いし、
あまり必要性がなかったからです。


けれど、今回の旅は、18日間。
その大部分の期間を、ツアーなどに頼らず、
自力で移動したり観光したりする予定でした。
そうなると、WiFiはかなり必要になります。


いちばん必要なのは、タクシーのため、でした。
自由旅行だと、
タクシーに乗ることも多くなります。
路上で簡単につかまえることはできるのですが、
いちいち行き先を伝えなければならないし、
価格交渉をしたり、ぼられる可能性があったり、
…などと考えるとメンドウです。
フエでタクシーに騙されそうになったときの話です。このとき夫は、私と子どもたちを残して、自分だけ逃げました! タクシーよりも夫にむかつきました。😣
のんたんの冬休み-42 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 - 怒りのぼけタクシー(2017年12月27日/4日め)


あれこれ考えると、配車アプリの方が安心です。
そのためには、やっぱりWiFiが欲しい。


ということで、
WiFiのレンタルを検討したのですが、
旅行期間が18日間なので、
かなりお高くなります。
いちばん安いところでも、11304円。
こんなに高いのなら、
ベトナムで電話を買った方がいいかも。😂


いろんなやり方を調べたのですが、
最終的にたどり着いたのが、
SIMカードでした。


「ベトナム SIMカード」で探してみたら、アマゾンで売ってました。20日間利用できるタイプで、ベトナム国内で通話もできて、1個850円。安い!🤣


一日のデータ利用限度は5G。
つまり、ほとんど使い放題状態です。^^
ベトナム国内で利用できる電話番号ももらえます。
なによりこの、
「電話番号」が欲しかったのです。


このSIMカードは、香港の会社が販売しているものでしたが、アマゾンで購入したところ、2日後に到着しました。

これがSIMカードです。「フリーコールで、20日間利用可能」と書いてあります。ベトナム国内での価格は50000ドン(約250円)のようです。

使い方は、このカードについている小さなチップを取り外し、自分のスマホの中のSIMカードと交換するだけです。めちゃ簡単です。^^


このカード、ノイバイ空港内にも、
販売しているショップがあり、
そこで買えば、もっと安くなります。


でも、私たちが到着するのは深夜で、
お店は全部閉まっています。
そのため、アマゾンで事前に購入しました。


裏側は全部ベトナム語でしたが、
じっと見ているうちに、
自分の電話番号は、どうやら、
052-879-1775 であるらしい?
…と、気がつきました。


ためしに、夫のスマホから電話してみると、
みごとにつながりました。笑
これで、お互いの電話番号もわかったので、
ベトナム旅行中は、
LINEが使えない場所であっても、
このベトナムの電話番号で、
お互いに電話をかけあうことができます。


ありがたかったのは、WiFiのある施設内でなくても、
どこにいても、ネットができることです。
これにより、グーグルマップが参照できるので、
旅行中は常に、位置を確認できます。
目的地までの道順を
グーグルマップに教えてもらいながら、
迷うことなく移動できるというのは、
本当に便利でした。


つまり、このSIMカードひとつがあるだけで、
①ベトナム国内で自由に電話ができる。
②どこにいてもネットができる。
 →グーグルマップを使い放題。
と、行動が劇的に便利になるのです。


でも、SIMカードを使って、
MIYOがなにより欲しかった機能は、
③国内のアプリが使える。
 →Grab が利用できる。
…ということでした。


Grabは、日本でいう Uber みたいなアプリです。
タクシーの配車や食事のデリバリーを、
このアプリを使って依頼できます。


これさえあれば、タクシーに乗る時、
・いちいち行き先を伝えなくていいし、
・価格交渉をする必要がないし、
・ぼられることもないし、
・すべてクレカ支払いなので、
 現金も必要ないし。
…ということで、いいことづくめです。^^


ほんと、この旅行中に、
何十回 Grab を使ったかわからないくらい、
利用しまくりました。笑


これをやりたくて、旅の3日め、
ハロン湾ツアーから戻った日の夜に、
ホテルの部屋で、SIMの説明書を読んだり、
Grab をインストールしたりと格闘してました。^^


結果的には、なんとか設定できました。
スマホに、Grab のアプリをインストールし、
自分の名前やベトナムでのスマホの電話番号、
そして、クレジットカードの番号を
登録すれば完了です。


…と、ここまで準備ができたところで、
話は、4日めのお昼ごはんに戻ります。


お昼ごはんの場所を求めて、夫とふたりで歩き続けました。


写真のような、ベトナム料理のお店は、
いくらでもあります。
道路に面した1階部分を開放して、
路上にテーブルを並べた、
ごく普通のレストランです。
(良く言えば「テラス」ですね。^^)


でもこのときは、暑くて、暑くて、
それに歩き疲れていたし、ってことで、
とにかく、エアコンの効いたお店に
入りたかったんです。
(軟弱ですが…。😅)


で、エアコンの効いたレストランを探して、
さらに炎天下を歩きました。(アホ)


すると目の前に、大きなホテルが現れました。(画像をお借りしました)


Army Hotel とあるので、
軍が運営しているホテルのようです。
ちょっと意外ですが、「軍経営」というのは
ベトナムでは珍しくないようです。
*2017年に旅行した時は、「軍が経営しているお土産物屋さん」連れていかれたことがありました。
のんたんの冬休み 11 おいしいものを食べる、ベトナム8日間おトク旅 7 - ハロン湾へ(パールのピアス)(2017年12月25日/2日め)


中に入ると、ホテル内は、
期待通り、エアコンが効いていて、
快適、快適。笑
そのまま、ホテル内のレストランで、
お昼ごはんにしました。


夫が選んだクラブサンドイッチ。130000ドン(約650円)でした。

ベーコン、チキン、目玉焼き、トマト、レタスがどっさり入っていました。笑

MIYOのランチは、海南チキンライス。キャベツのスープが付いて、140000ドン(約700円)。


4つ星ホテルのレストランですから、
日本のランチとほぼ変わらない価格です。
つまり、ベトナム国内ではかなり高い、
ということになります。


でも、高くてもいいです。
という気持ちでした。(700円だしね。😅)
エアコンが効いたところで、
食べたいものが食べられて、
言うことはありません。


おいしかったです。^^

飲み物も含めて、お会計は316000ドン(約1680円)でした。


レストランを出たのは午後3時。
そろそろホテルに戻ることにしました。


と、ここまで来て、先ほどの Grab を使います。
この Grab というアプリ。
ベトナムの人々はごく普通に使っていて、
4年前に滞在していたときも、
タムさんはしょっちゅう利用していました。


日本でも、沖縄でDiDiアプリを利用して何度もタクシーに乗ったので、大体の使い方はわかります。とても便利でした。
台風でも沖縄。台風11号と共に、宮古島と沖縄本島を楽しむ9日間 25 - 朝食ビュッフェ、長崎角煮まん弁当、そして旧海軍司令部壕①へ。(2022年9月2日/8日め)


沖縄でのことを思い出しながら、
Grab 初体験、やってみました。^^


まずは、
「どこに行きますか?」
と聞かれるので、行き先を指定します。
このときは、Mango Hotel と入力しました。
すると、正規のタクシーや白タクなど、
車の選択肢と料金が表示されます。
MIYOが選ぶのは、もちろん、
お安い白タクです。😄


日本では認められていませんが、
ベトナムでは、一般の人が Grab に登録し、
マイカーを使ってタクシー業務を行い、
収入を得ることができるのです。


街中でそういう白タクに乗るのは、
ちょっと危険ですが、Grab なら、
運転者は登録されているので、
危険度は低いです。
(ってか、私たちは安心して利用していました。^^)


料金を確認し、アプリで依頼を確定すると、
10秒もしないうちに車が見つかりました。


スマホには、タクシーがこちらに近づいてくる画像が、リアルタイムで表示されます。


あとはホテルの前で、
車が到着するのを待つだけです。
アプリには、ドライバーの名前、顔写真、
車のナンバーが表示されるので、
それを参照して、やってきた車を確認します。


画像のアイコンと同じ、青い色の車がやってきました。車のナンバーが、Grab で表示されたものと同じであることを確認してから、乗車します。

白タクは個人のマイカーなので、MIYO家の車よりいい車だったりします。😂

行き先は Grab であらかじめ決めているので、ドライバーはすぐに出発。ひとことも話さなくてもOKです。歩けば30分くらいかかる距離でしたが、すんなりと、Mango Hotel に到着しました。

このときの料金は38000ドン(約190円)でした。登録したクレジットカードで決済されるので、現金のやりとりはありません。


タクシー料金は、なんと190円。
安い。超安いです。😄
そして、安心して利用できます。
この Grab のらくちんさを知ってしまうと、
もう、Grab なしでは旅行できません。🤣


こうして、これ以降の旅は、
Grab に大きく依存しながら、
進めていくことになりました。


(つづく)

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