4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 55 - ラマンエクスプレス① ハノイを出発(2023年6月18日/5日め)
(2023/09/08 21:00記)
2023年6月18日 「ラマン エクスプレス」に乗りました。
6月18日(日)
Army Hotel でのランチが終わり、
Grab タクシーで、
Mango Hotel まで戻ってきました。
ホテルのフロントには、"LAMAN EXPRESS CHECK IN"のパネルが置いてありました。
これから、この、
「ラマン エクスプレス」
という夜行列車に乗って、
ハノイを出発し、フエに行きます。
Mango Hotel は、どうやら、
駅が運営しているホテルのようで、
フロントが、「ラマン エクスプレス」の
チェックインカウンターを兼ねています。
(それが、このホテルに宿泊することにした
最大の理由でした。)
【ベトナム統一鉄道】
北は首都ハノイから南はホーチミンまでの1726kmを結ぶハノイ-サイゴン鉄道が開通したのは、1936年でした。ベトナム戦争中には、幾度となく破壊されては復旧が繰り返されてきましたが、戦争終結の1年後(1976年)に、全線が修復されました。以後、「統一鉄道」と呼ばれ、南北統一のシンボルとして、現在まで親しまれています。
今回私たちは、
そのベトナム統一鉄道の約半分にあたる、
「ハノイ~フエ」に乗りました。
所用時間は、約13時間。
ほんのひと眠りです。^^
ちなみに、2009年7月の家族旅行で、
南部の「ホーチミン~ファンティエット」(図の緑色)
を走る列車に乗りました。
このとき子どもたちは中2で、
家族で行く、初めての海外旅行でした。
長男といっしょに。(2009年7月29日 のんたん・中2)
下車するとき、列車の階段があることを長男に教えようとしたら、駅員さんが抱っこで降ろしてくれました。😄
4年前には、長女と3人で、
北部の「ハノイ~ラオカイ」(図の水色)
を走る、Victoria Express に乗り、
中国国境まで行きました。
なので、ベトナムでの列車の旅は、
これで3回めになります。
中国国境付近にある、ラオカイ駅です。
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 126 - GOLDEN VILLA HOTELで朝ごはん(2019年10月19日/49日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。
さて。話はこれから乗る列車に戻ります。^^
まずはフロントで、「ラマン エクスプレス」の
チェックイン手続きをしました。
そして、朝、ホテルで預かってもらっていた
荷物を受け取り、あとは出発までの時間を、
ホテルのロビーで過ごしました。
列車が出発する時間までに、
まだ3時間以上あります。
でもこの日は、朝からずっと歩き続けたので、
ちょっと疲れていました。
出発するまでの時間は、
エアコンの効いたホテルの中で、
のんびりと休憩することにしました。
「ラマンエクスプレス」のバウチャーです。列車のチケットは、日本からネットで購入することができます。このバウチャーは、夫が4月に購入していたもので、VIP Sleeper 4x というクラス。4人用のキャビンです。価格は、ふたり分で3560000ドン(約17800円)でした。
バウチャーには、
「新品の車両を使い、
軽食と飲み物を提供します。
(↑大事な情報😄)」
…と書いてありした。
なので、晩ごはんは食べないで、
出発を待つことにしました。
列車の出発時刻は7時50分。
「その45分前までにチェックインすること」
と、バウチャーには書かれています。
でも、制服を着た、係の女性が
ようやくやってきたのは、
7時半を過ぎたころでした。😄
この頃には、私たち以外に10人くらいの人が
ロビーに集まっていました。
でも全員白人で、私たち以外に、
アジア系の人は見当たりませんでした。
係の人の後をついて、みんなでぞろぞろと歩きました。朝食ビュッフェ用のレストランを突っ切って、つきあたりのドアを開けると、そこはもうハノイ駅のホームです。笑
6番線に到着。ホームではすでに、19時50分発のSE19号が出発を待っていました。
こういうのを見ると、ワクワクします。^^
この列車の車両ひとつ分が、「ラマン エクスプレス」となっています。^^
それでは乗車します。
ボーディング バウチャーには、座席の位置も図示してあります。これによると、入口からふたつめのキャビンの、左側上下の座席のようです。
ふたつめのキャビン、ここです。今夜は、この上下のベッドで寝ます。^^
キャビン入口のプレート。2号キャビンの左側、5番と7番です。
キャビンは4人用で、4つのベッドが付いています。(空室だったキャビンを、参考用に撮らせていただきました。)
上段のベッドです。
そしてこれは、もうひとつ上のクラスのキャビン。ふたり用で、ベッドはふたつだけ。上段ベッドはありません。
私たちのキャビンです。テーブルの上には、ふたり分の軽食と飲み物が置いてありました。
窓の外から、夫が撮りました。^^
夫、うれしくてホームをウロウロ。写真撮りまくってます。笑
この頃には、あたりはすっかり暗くなっていました。出発時間は過ぎていますが、予定通り、遅れているようです。😅
「でも、そろそろ乗った方がいいよ~。😄」とMIYOに言われて、夫、しぶしぶ列車に乗り込みました。
さて、出発です。
列車が動きだしました。
このあとは、
キャビンに置いてあった食べ物や、
車内のようす、そして、
列車の中から見た景色をご紹介していきます。
(つづく)