MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 8 - ハノイ都市鉄道(ハノイメトロ)を体験する。(2023年6月15日/2日め)

(2023/07/08 15:20記)

2023年6月15日 ハノイ都市鉄道(ハノイメトロ)に乗りました。


6月15日(木)


XO SEAFOOD でお昼ごはんをいただき、
お店を出ました。


横断歩道を渡り、ふりかえってお店の方を見ました。よく見ると2軒並んでいて、りっぱな店構えのお店でした。^^

ここまで、Mango Hotel からこんなふうに歩いてきました。こうして見ると、ホーチミン廟、タンロン城跡、ベトナム軍事歴史博物館、B52戦勝博物館など、重要な観光スポットが徒歩30分圏内くらいにあり、けっこう便利な立地のホテルだったことがわかります。

そしてこのときは、ホテルからハノイ都市鉄道(ハノイメトロ)の La Thành 駅に向かって歩いていました。


4年前は、スマホが使えなかったので、
紙の地図を頼りに歩きまわったのですが、
今回の旅では、
ベトナム仕様のSIMカードを買ったので、
ネットが自由に使えます。
なので、グーグルマップを使って、
常に、現在地や目的地を確認することができ、
迷うことなく歩くことができました。
そのグーグルマップ自体も、
4年前に比べると格段に精度が上がっていて、
とても便利に利用することができました。


XO SEAFOODの向かい側にある、La Thành 駅です。手前のモザイク模様の色で、駅を区別しているようです。


今回の旅では、
「ハノイメトロに乗ってみたい。」
と言うのが、MIYOの希望でした。


【ハノイ都市鉄道(ハノイメトロ)】
かつてのハノイ市内の都市交通は、1901年に開通した路面電車が主流でした。全盛期には5路線が存在しましたが、1989年までに全線が廃止されました。以来今日に至るまで、ハノイ市内の公共交通機関はバスのみとなりました。しかし、ドイモイ政策導入以降の都市化の進展や経済成長による自動車やバイクの増加も相まって、ハノイ市内の交通渋滞や大気汚染は深刻な問題となっています。
このような事情から、ハノイ都市鉄道の整備計画が立案されました。2010年にフランスのアルストム社によって3号線の建設が開始され、続いて2011年には、中国の中鉄六局集団有限公司によって2A号線の建設が始まりました。2A号線は、2019年2月の開業を目指していましたが、遅れに遅れ、2021年11月6日に開業しました。


MIYOが住んでいた家の近くにも、この2A号線の駅(La Khe 駅と Van Khe 駅)がありました。予定通りに開業していれば、MIYOも乗ることができたのですが、工事が遅れていたために、駅は使用されておらず、ただの無人駅になっていました。(2019年9月14日)


この日の目的地である、
ホーチミンルート博物館までは、
ホテルからタクシーを使えば、
1時間くらいでしょうか。
2000円くらいかかると思います。
それでも日本よりは安いのですが、
どうせなら、メトロに乗ってみたかったのです。
この Van Khe 駅までメトロに乗っていけば、
ホーチミンルート博物館は、
そこから歩いて行ける距離にありました。


なので、
「ハノイ中心地から博物館までは、
 このハノイメトロに乗っていきたい。」
というのが、MIYOの希望でした。
(夫はなぜか、当初あまり気乗りしていませんでしたが。)


駅の改札階まで、エレベーターで上がりました。この日の夫は、チョンさん、タムさんへのお土産を背負って歩いています。笑

改札階までは、もちろん、階段やエスカレーターもあります。

改札階のある部分から見た、駅のホーム階。下は一般道路です。

La Thành 駅です。

すぐ隣りにある、一般民家。ベトナムでは4階建てはあたりまえなので、改札階からも家屋の上部がよく見えました。^^

券売機までたどり着きました。2台しかありませんが、これで足りてるようです。

今いるのは、La Thành 駅。夫は、「終点の Yen Nghia まで行こう。」と言ったのですが、MIYOは、「Van Khe で降りようよ。」と主張しました。どちらで降りても、駅からホーチミンルート博物館までは、徒歩20分くらいです。


み「どうやって買うんだろうね?」
夫「行きたい駅の名前を
  タッチすればいいんじゃないの?」


そのとおりでした。🤣
ベトナム語はわかりませんが、
画面の「English」という文字にタッチすると
英語表記に切り替えることができるので、
それを頼りに操作を進めました。


ふたり分を購入する場合は、人数を変更し、
画面下部の「Confirm」をタッチします。


お金を入れると、投入した金額と購入内容が表示されるので、確認して、再度画面の「Confirm」をタッチします。

無事買えました~。笑

ひとつひとつの操作が成功するたびに、ふたりで喜び合い、おたおたしながら、ありったけのお金を握りしめて、ここまでがんばりました。🤣

乗車券の写真は、文廟の奎文閣です。

4年前に訪れたときの奎文閣です。ハノイ市のシンボルマークになっていて、ベトナムの100,000ドン札にも描かれています。
文廟に行ったときの日記です。
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 162 - ホーチミン博物館と文廟①(2019年10月21日/51日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 163 - 文廟②(2019年10月21日/51日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 164 - ホアロー収容所(2019年10月21日/51日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

メトロの改札口です。乗車券をタッチさせると、中に入れます。

電車が来ました。

「早く早く。電車が出ちゃうよ。」


【ハノイメトロの運賃】
現在運行中なのは、「カットリン駅~イエンギア駅」までですが、始点~終点まで乗車しても、運賃は15000VND(約75円)です。全長13キロメートルを、25分で移動することができます。(4年前、バスを利用したときは、毎回1時間かかっていました。)
ハノイのメジャーな移動手段であるグラブでこの距離を移動しようとすると、110000~120000VND(約550~600円)かかります。メトロを利用すれば、安価に、そして渋滞に巻き込まれることなく移動することができ、とても便利な移動手段であることがわかります。


次回は、ハノイメトロに乗って、
ヴァンケー駅(Ga Văn Khê)まで行きます。
ちなみに、漢字で書くと、
「文溪駅」となるそうです。


(つづく)

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