MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 162 - ホーチミン博物館と文廟①(2019年10月21日/51日め)

2019年10月21日 ホーチミン博物館で。


10月21日


一柱寺の次は、これまた、すぐ近くにある、
ホーチミン博物館に行きました。


実はMIYOは、この前の週にも、
兄夫婦といっしょに、
ここに来ています。
そして、それ以前にも、
ひとりでここに、2回。
つまり、この日で、
ここに来るのは4回目(苦笑)。


さすがに、ちょっと辟易していましたが、
この日の主役は夫と長女。
そして、博物館ならなんでも好きな夫が
「行ってみたい」というので、
しかたありません(苦笑)。


ホーチミン博物館については、
以前にも掲載しているので、
今回は、詳しい説明は省き、
夫が撮った写真を
さっくりと掲載しておきます。


ホーチミン博物館

過去に書いたホーチミン博物館の日記はこちらです。



ホーチミン博物館の次は、
車に乗って、文廟まで行きました。
先週、兄夫婦が来たときは、
休館日だったので、
文廟に入ることができませんでした。


なので、私も、文廟に来るのは、
これが初めてです。
文廟は有名な観光スポットなので、
どうせ、誰かを案内して、
いっしょに来ることになるだろう、と思い、
わざと自分では行かないようにしていたのです。


けれど、それほど知られていない
「ホーチミン博物館」に、
兄夫婦も夫も行きたがるとは、
予想していませんでした(苦笑)。


【文廟】
1070年、孔子を祀るために建立された廟で、孔子廟とも呼ばれています。1076年には、境内にベトナムで最初の大学が開設され、1779年までの約700年の間に、数多くの学者や政治指導者を輩出しました。

建立当時から増改築が繰り返されたため、敷地内にはさまざまな時代の建物が混在しています。大学施設として使われていた建物の中でも、19世紀のグエン(阮)朝時代にできたクエ・ヴァン・カック(奎文閣)は、ハノイの象徴のひとつとなっています。
クエ・ヴァン・カックを通り抜けた先には池があり、その池を囲むように、82の石碑が並んでいます。石碑は、すべて異なる顔をした亀の上に置かれており、1442~1779年の間の科挙試験合格者1304人の名前が刻んであります。(科挙試験は3年に1度の官吏登用試験で、ベトナムではリー(李)朝より採用されていました)。この82の石碑は、2011年に「世界の記憶遺産」に登録されました。


…ということで、ハノイには、
 ・ハロン湾
 ・ホアルーとチャンアン
 ・タンロン城
 ・文廟
と、なんと4つもの世界遺産があるのです。


私は、以前から、サイゴンが大好きで、
実を言うと、もともとは、
ハノイよりもサイゴンに住みたかったのです。
たまたま、仕事の話がハノイにあったので、
「どうせならサイゴンの方がいいんだけど…」
と思いながらも、ハノイに来ました。


でも、来てみたら、
ハノイの奥の深さにびっくりです。
観光スポットがあまりにも多いのです。
2か月間で、ずいぶんあちこちを歩き回ったのですが、
それでも、まだ行き残したところがあります。


ベトナム旅行で、
ハノイとサイゴンのどちらに行こうか、
と迷っている方がいらっしゃいましたら、
絶対に、ハノイをお勧めいたします。^^


…などと言っているうちに、
文廟に到着です。


文廟の正面にある門

門を通り抜けた反対側です。大勢の小学生が、見学に来ていました。

バッチャン焼きで敷き詰められた「皇帝の道」を歩きます。かつては、身分の高い人のみが通ることができたのだそうです。 さらに、二つ目の大中門を通り抜けて…、

三つ目の門である、奎文閣へと進みます。

奎文閣です。ハノイ市のシンボルマークになっていて、ベトナムの100,000ドン札にも描かれています。


奎文閣を抜けると、眼前に「天光池」が広がります。


ここまでだけでも、
けっこう歩いてきた気がします。
このあと、いったいどこまで歩くのだろう?
と思いながらも、
とにかく、ローさんに従って歩き続けました。


そして、最後に、
展示してあった文廟の模型を見て、
その広さに驚きました。



うわ~
私、こんなに歩いてきたんだ、と。


手前の正門から入り、
とにかく直進し続け、
三つ目の門を抜けたところにある、
大きな池。
今ちょうど、そこにいるわけです。


けっこう歩いたような気がしていましたが、
まだ、「ようやく、半分くらいまで来た。」
といったところでしょうか。


先週、兄が来た時に、
ここが休館日でよかった、
と思いました。


これだけの距離を歩くのは、
足を怪我していた兄には、
とうてい無理だったことでしょう。


文廟、ほんとに広いです。
全部見てまわるのに、
一時間くらいはかかると思います。
けれど、ベトナムの歴史ある場所として、
ぜひ、訪れていただきたいところです。


まだまだ、この先もあるのですが、
長くなるので、
続きは次回にしたいと思います。


(つづく)

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