MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 20 - 積善館② 「鬱金(ウコン)ノ五」/ 冬の堀切菖蒲園(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 積善館のフロントです。大きめのイスにゆったりと座って行うチェックインというのは、初めての経験でした。(群馬県吾妻郡中之条町)


【お知らせ】
2月9日から、少しお休みをいただきます。


1月17日(火)


積善館のラウンジで、
お茶とカステラをいただきました。
お茶を飲み終わったころを見計らって、
係の方がやってこられました。
ここでようやく、お部屋に案内されます。^^


佳松亭、山荘、本館と、3つの建物が並び、
通路でつながっている、積善館。
その通路は複雑です。


左から、本館、山荘、佳松亭です。


私たちの部屋に行くまで、
エレベーターをふたつ乗り継ぎました。
案内の方に連れていかれたのですが、
途中から、
わけがわからなくなりました。笑


ようやくお部屋に到着。「鬱金(ウコン)ノ五」というお部屋でした。ドアを開けると、きれいな床があるのですが、ここには土足で入ります。奥に少しだけ見えているのが、トイレと洗面所です。

洗面所を通り過ぎて、廊下のつきあたりに居室があります。ここで靴を脱いで入ります。

お部屋は、「露天風呂付ミニマムデザイナー和室」というタイプです。2021年12月にリニューアルしたばかりだそうです。(以下2枚、画像をお借りしました)

床の間です。

コンパクトなお部屋ですが、二人ならこれで十分。そしてこの客室には、となりに、源泉かけ流しの専用浴室がついています。^^


【積善館・山荘】
1936年(昭和11年)に建てられた山荘は、昭和の偉人たちが避暑のために過ごした場所でした。また、かつてこの山荘では、文豪達が部屋に篭り、執筆活動に勤しんだと言われています。装飾に金や漆を使用した桃山様式の建物には、これまでに歌人・柳原白蓮や中曽根康弘元首相ら多くの著名人が訪れてきました。客室は、「当時の様子を思い浮かべながら、お客様ができる限りお部屋から出ずに滞在をお楽しみいただけるように」というコンセプトで設えられているそうです。四季を感じられる室内では、職人の技が冴える、美しい「組子障子」が必見です。(国の登録有形文化財、群馬県近代化遺産)


鳥が舞う、美しい組子障子。デザインは、部屋ごとに異なっているそうです。

その上の欄間もこのとおり。すばらしいです。^^

照明もレトロかつオシャレで、いい雰囲気です。


部屋のひとつひとつに驚いたのですが、
いちばんびっくりしたのは、
私たちを案内してくださった方が、
ベトナム人だったことでした。😮
日本語が流暢で、なまりがなくて、
全然気がつきませんでした。


「ベトナム人ですよ。」と見せてくださったネームプレート。たしかに、ベトナムのお名前でした。^^


彼は、ベトナム人実習生ではありません。
日本が好きで、日本で働きたくて、
10年前に、単身、来日したのだそうです。
なので、日本語も独学です。
当初は、京都の呉服屋さんで長く働き、
その後はディズニーシーで、
ベトナム人の来場者担当に。
…で、現在に至る、だそうです。


日本でのビザは、常に、
勤務先が用意してくれたとか。
そんな話、聞いたことありません。笑


日本で働くベトナムからの実習生は、
多くの場合、ベトナムの関係機関に
何百万円も支払わねばならず、
多額の借金を抱えて来日します。
それに比べて、
彼の、なんと恵まれていることか。
よほど優秀なのでしょう。


人柄のよさがにじみ出ていた、ファウミンさん。長女の婿に欲しい!と思ってしまいました。笑


ひとしきり、おしゃべりしたあと、
ファウミンさんは部屋を辞していきました。
でも、彼のすごさが本当にわかるのは、
さらにこの少し後のことです。^^


(つづく)


(おまけのお話)


1月28日(土)


MIYOが住んでいる葛飾区には、
堀切菖蒲園
という観光(?)スポットがあります。
これまでにムラゴンでも、何人かの方が、
訪問記を掲載しておられるので、
ご存じの方もいらっしゃるかと思います。


MIYOが出かけた時の日記です。
堀切菖蒲園は、今が見ごろです。(2020年6月5日) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。


その堀切菖蒲園で、
この冬、イベントが開催されました。


「冬の堀切菖蒲園 和の光のおもてなし」です。


堀切菖蒲園をライトアップして、
寒いけれど散策しましょう、
という趣向です。^^


1月28日、たまたま出先で、
このイベントのことを知ったので、
行ってみることに。
家にいた夫も、電話で呼び出しました。


切菖蒲園駅前で。堀切のゆるキャラ「ほりきりん」もいました。^^

堀切菖蒲園で。会場入り口の撮影スポットです。

花のない堀切菖蒲園ですが、こんなふうにライトアップされていました。

照明の色は、定期的に変わります。

牡丹も、こんなふうになっていました。

いちばん奥に造られていた、光のトンネル。

最後は、アンケートに答えて、お土産をいただきました。

お土産の中身です。堀切散歩ガイド、堀切飲食店ガイドブック(飲食店のクーポン付き)、柴又クリアファイル、長期保存できるビスコ(非常食)、そして貼るカイロ。


二人がそれぞれにアンケートに答えたので、
お土産もふたり分いただきました。笑
ありがとうございました。(→葛飾区)


ライトアップは夜8時で終わったのですが、
その後、お土産に入っていたクーポンを持って、
飲食店に直行する人がたくさんいたそうです。


しっかり、地域振興になっていますね。^^
葛飾区、がんばってます。^^

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