MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

雨降りでも銀座。モラ展、加賀屋と銀座ベーカリー。

2024年5月7日 「加賀屋」で。


5月7日(火)


ゴールデンウイークも終わり、
日常に戻ってほっとしています。^^
この日は、銀座の歯科クリニックに、
メンテナンスの予約を入れていたのですが、
せっかく銀座まで行くのだから、
ということで、ついでにいろいろと
おでかけしてきました。


まずは「ノエビア銀座ギャラリー」へ。

「ときめきの布『モラ』 パナマの先住民アート展」を開催中です。モラ研究者の宮崎ツヤ子さんからお葉書をいただいたので、行ってきました。(入場無料・館内は撮影不可なので、案内サイトから画像をお借りしました。)

【クナ族のモラ】
パナマ共和国・サンブラス諸島に住む先住民・クナ族の女性が身に着けるブラウス「モラ」は、クナ族伝統の衣装です。細かい縫い目で、多重のアップリケ刺繍が施されており、そこに施した刺繍そのものも「モラ」と呼ばれています。モチーフは、植物、鳥や動物などの生物から、生活の様子、信仰にまつわる祭事、幾何学模様などさまざま。色彩の鮮やかさとおおらかなアートとしての美しさはもちろん、クナ族特有の感性や魂をも感じとることができます。 
*ノエビア銀座ギャラリーでは、2024年5月31日まで、モラ研究の第一人者である宮崎ツヤ子氏の、数千点に及ぶコレクションの一部を展示しています。


クナ族のモラを訪ねて、カリブ海のサンブラス諸島に行ったのは、1992年5月。このときの写真は、1993年の年賀状になりました。


たくさんのモラを見るのは、久しぶりです。
宮崎ツヤ子さんにお目にかかった日のことを、
なつかしく思い出しました。
夫が友人と開催していたラテンアメリカクラブで、
たくさんのモラを持参して
楽しい講義をしてくださったのは、
1990年ごろのことだったでしょうか…。
もう30年以上も前のことになってしまいましたが、
現在もお元気で活躍されておられるとのこと。
頭がさがります。


モラ展を見た後は、雨の中、プラダへ。いや、プラダに用はないのです。😄

めざしていたのは、プラダの隣りにある、「加賀屋」。こちらで、ランチを予約していました。


【加賀屋 銀座店】
石川県の和倉温泉 加賀屋の直営店舗です。和倉温泉 加賀屋は、明治39年の創業。110年以上の歴史を持つ宿で、そのおもてなしのすばらしさは、広く知られています。お料理には、日本海で水揚げされた新鮮な魚介類や加賀野菜を使用しており、地元伝統の輪島塗や大樋焼の器で供されます。銀座の中心にありながら、ゆったりとラグジュアリーな空間で日本料理を楽しめるお店です。


お店は地下にあります。階段には美しい輪島塗が飾られていて、ここはもう加賀の世界。^^

お店の入口に到着。(店内に直行するエレベーターもあります。)


開店時間の前から、私たち以外にも、
何組か来ておられたのですが、
「予約されたお客様から」とのことで、
いちばんに案内していただきました。😄


店内は意外と広く、壁などの内装や、布張りのイスなど、お店のこだわりが随所に感じられました。

こちらはカウンター席。設えがすごい。😮

テーブルでは、この季節に合わせておられるのか、箸入れも手ぬぐいも藤の模様でした。

箸置きも藤模様。^^ 手ぬぐいは、ナプキンとして置かれています。

銀座の加賀屋は、以前から来てみたかったお店。どんなのが出てくるかと、ワクワクしています。

九谷焼のお茶碗で、おいしい緑茶をいただきながら、お料理を待ちました。

先付け 抹茶入りの胡麻豆腐


次に運ばれてきたのは、輪島塗の箱。
写真がちょっとボケてしまいましたが…。


彩り箱 季節の組み小鉢

上に置かれた蓋を取り、下の引き出しを開けると、色とりどりのお料理の世界。

上の段。

そして下の引き出しの中。


全部で、いったい何種類の
お料理があるのでしょうか…。😮


お品書きには、
 金時草お浸し
 岩もずく酢
 出汁巻玉子
 擬製豆腐
 海老丸
 加賀蓮根煎餅
とありましたが、もちろん、
ここに書かれていないお料理の方が、
はるかに多いです…。


温 桜海老と金時草のかき揚げ、しいたけの天ぷら
(うっかり、かき揚げを少し食べてしまいました。😓)

加賀の郷土料理 鴨の治部煮

お食事 じゃこ御飯、止め椀、香の物
(ごはんはお代わりできます。)
ここで、温かいほうじ茶が運ばれてきました。竹を切ったような、味わいのある湯飲み茶椀です。

水物 和倉とうふ
滑らかな和倉とうふを、まるであんこのような味わいの黒蜜と共にいただきました。


どれを食べてもおいしい。😄
充実のお昼ごはんでした。


心臓の手術から2か月が過ぎた夫。食欲も戻り、今では普通に食べられるようになりました。


この日いただいたのは、
ランチのいちばんお安いコースで、
「お昼の御膳 香り箱」(4500円)
でした。


「お昼の御膳 香り箱」です。(画像をお借りしました)


事前に、お店のアプリをインストールして、
ドリンク無料クーポンをいただいたので、
ビールは無料です。^^


税込みで9900円を、ペイペイで支払いました。レジカウンターの組子障子もすてきですね。


…なのですが、私は、ペイペイのQRコードを、
ラインペイで読み取って支払います。
ラインペイ指定のクレカと連動して支払うと、
5%のポイント(495P)が付与されます。


アプリプレゼントで、ビールも無料だったし、
少しだけオトクになりました。^^


加賀屋は、
以前から泊まってみたいお宿なのですが、
なかなか実現できません。
でも、お料理だけでも…と思い、
銀座の加賀屋に来てみました。
ていねいに料理された、
加賀屋のお味がいただけて、
とても楽しいランチになりました。


日本の旅館で供される、
どーーーんと並んだお料理の数々は、
多すぎて、食べきれないことも多いのですが、
この日のように、
ひと口サイズでたくさんのお料理が出てくると、
目でも楽しめるし、楽しみながら、
全部きれいに食べつくすことができました。


私も夫も、だんだん、
一度にたくさん食べられなくなってきたし、
「旅館に泊まるより、この方がいいかも。
 これくらいのボリュームで食べきれるほうが、
 食事を楽しめるね。」
と話し合いました。
(でもいつか泊まってみたい。笑)


食事のあとは、少し歩いて、レンガ通りにある銀座ベーカリーへ。


【銀座ベーカリー】
1930年創業。「銀座で一番おいしいビスケットを作ろう!」という決意の下、お菓子作りを続けています。初期の主力商品「ギンビスコ」は、全国菓子博覧会で名誉大賞を受賞し、名実ともに一番となりました。
創業の地である「座」と、「ビスケット」へのこだわりから、1974年に社名を「ギンビス」と改称しました。焼き菓子の老舗メーカーとして製造している「たべっ子どうぶつ」「アスパラガス」は、現在も人気商品になっています。そのギンビス社が、初期の社名である「銀座ベーカリー」の名で展開している「カステラビスケットサンド」が、今では知る人ぞ知る、人気スイーツになっています。


早めに行かないと、
売り切れになっていることが多いそうですが、
この日は連休明けの平日で、
そのうえ雨だったせいか、
まだ少しだけ残っていました。^^


「カステラビスケットサンド」は、プレーンとラムレーズンの2種類。どちらも、ふんわりとした軟らかい食感のビスケットでサンドしてあります。ラムレーズンとアイスコーヒーを注文し、2階のイートインスペースで待ちました。(ふたり分で1636円でした。)

ほどなく運ばれてきた、カステラビスケットサンド。

ギンビスのアスパラガスもサービスでいただきました。緑色のは初めていただきましたが、これがおつまみにぴったりのおいしさ。🤣

ビスケットには、「銀座ベーカリー 1945」と書かれてありました。この、フワフワのクリームを見てください。見た目はボリュームがあるけど、あっさりした甘味で飽きることなく、最後までおいしくいただけました。

おいしかったです!^^


カステラビスケットサンドは、
テイクアウトもできますが、
イートインで味わうのがおすすめです。
作りたてをその場でいただくのが、
一番美味しい状態を楽しめるそうです。


今日は、ランチもスイーツも、
ていねいに誠実に作られたものを
いただけて、充実した一日でした。


雨が降っていても、
銀座を歩くのは、やっぱり楽しいなあ…。😄

×

非ログインユーザーとして返信する