MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

全盲難聴・のんたんの夏休み 9 - ピザ半額祭 / バッチャン焼きのレンゲ / 王子散策で見つけたドンホー版画(2023年8月18日/8日め)

2023年8月12日 カラオケパセラ上野公園前店で。


8月18日(金)


長男の夏休み、8日めです。
今日は、終日家で過ごしたので、
長男の写真を撮っていません。


出前館でピザ半額祭をやっていたので、晩ごはんは、ピザーラのピザにしました。


ピザは、半額祭のときにしか注文しません。笑
この日は、
スマイルクォーター Lサイズ(33cm)が、
半額で、2400円でした。
以下の4種類の味が楽しめるピザです。
・スライストマト&ペッパーハム
・テリヤキチキン&マヨネーズ
・とろけるチーズ&粗びきソーセージ
・もち明太子


出前館の割引クーポン利用で、200円オフ。
ラインペイの割引クーポン利用で、
さらに2%引き。
クレカポイントが1%つくので、
最終的に、2134円になりました。^^


Lサイズなので、
3人で食べてちょうどいい量です。
長男も、ピザを自分で持って、
しっかり一人前を完食しました。^^


長男のお話があまりないので、かわりに、
「いつかブログに書こう」
と思っていたお話を、
いくつか、掲載したいと思います。


(おまけのお話)


8月3日(木)


最近利用した、
オイシックスのミールキットです。


主菜: 山盛り野菜と!自家製だれで冷しゃぶ
副菜: キャベツとたまごガーリック醤油炒め
*ふたり分で、1835円 (8%税込)でした。
(画像をお借りしました)


これをカサ増して、3人分にしました。


主菜の冷しゃぶです。家にあったきゅうり、茄子、トマトを追加しました。たったそれだけですが、かなりカサが増えます。

そして、副菜の「キャベツとたまごガーリック醤油炒め」には、厚揚げ一丁を追加しました。

梅干といっしょに炊いたごはん、澄まし汁といっしょにいただきます。

お茶碗とレンゲはお揃い。^^


ベトナム・バッチャン焼きのお茶碗は、
4年前、ハノイのハンザ市場で買いました。
そのときの日記です。
定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 187 - 最後の日曜日/ハンザ市場②(2019年10月27日/57日め)


今回、4年ぶりに同じ市場に行き、
お茶碗と同じ柄のスプーンを見つけたので、
つい買ってしまいました。


「断捨離で、家にある不要な食器を
 処分しているところなのに、
 また買うのか?」
と、少し迷いましたが、
レンゲくらいはまあいいか、
と言い訳しながら、
日本まで持ち帰りました。


買ってよかったです。
食卓で、お茶碗の隣りに
このレンゲを置くたびに、
ほっこりとうれしくなります。^^


さて、3人分の食事ができたので、
ひとり分をタッパーにとりわけました。
長女が風邪で寝込んでいるそうなので、
差し入れです。
長女はすぐ近くに住んでいるので、
夫が車で届けに行きました。


「おじやみたいなのが食べたい。」と言うので、
どんぶりにごはんを入れ、蓋をして、
布巾で包みました。
(中国人のお弁当みたいです。笑)
別の容器に澄まし汁を入れて、
「チンして、食べる直前にかけてね。」
と、メモを添えました。
おじやならぬ、汁かけごはんです。笑


我が家から長女の住まいまでは、
徒歩15分。
こういうときに、すぐに行ってあげられるので、
やはり近くに住んでいるというのは、
いいですね。^^


(さらにおまけのお話)


7月26日(水)


MIYOは、ときどき、
モニターのお仕事をしています。
まあ、おこづかい稼ぎですね。^^


PC上で回答するだけで完結するもの、
お店で指示されたものを購入するもの、
…など、さまざまですが、
この日は、死にそうに暑い中、
朝から北区の王子駅まで行ってきました。


モニター会場に行く途中で見つけた、レンガ造りの建物。

旧醸造試験所第一工場(赤煉瓦酒造工場)とあります。こんなところに国の重要文化財があるとは…。😮


【旧醸造試験所第一工場】
日本酒の研究を行って醸造技術と品質の向上を図るため、明治政府が設立した研究施設です。第一工場は中核施設の大規模な煉瓦造建造物で、1904年(明治37年)に竣工しまた。設計は、大蔵技師の妻木頼黄。断熱のため、厚い壁体に空気層を設けた中空壁とし、天井はヴォールト天井、二階床は鉄骨梁に煉瓦ヴォールトを架けるなど、高い建築技術が用いられています。
この第一工場は、妻木頼黄がドイツのビール醸造施設を応用して設計した煉瓦造工場建築であり、当時最新鋭の設備を備えた日本酒醸造施設として、また大規模な複合煉瓦造建築物として、技術的に高い価値があります。

醸造に関する唯一の国立研究機関の施設として、日本酒造りの近代化と酒類産業の発展に貢献しており、歴史的価値が高い建造物です。


120年前の建物ですが、煉瓦造りの窓や、上部の美しい装飾が、今も残っていました。

樹木が生い茂っていて、全景はうまく撮れなかったのですが…、

ほんとうはこうなっています。(画像をお借りしました)

モニター終了後は、駅前の飛鳥山公園へ。とにかく暑かった~。暑すぎて、このあとスマホがダウンしました。ベトナムでは何度もありましたが、日本でスマホがダウンしたのは初めてです。笑

公園内にあるカフェ「APRON MARK」でランチ。スイートジンジャーポーク(1380円)をいただきました。3日間マリネした豚肩ロースをコンフィして柔らかくしたそうです。おいしかったです。^^

ランチのあとは、同じ公園内にある、「紙の博物館」へ。ここは、以前から行ってみたいと思っていたところです。入場料は400円でした。


【紙の博物館】
世界有数の、紙専門のユニークな博物館です。和紙、洋紙を問わず、古今東西の紙に関する資料を幅広く収集し、保存・展示しています。1950年にわが国の洋紙発祥の地である東京・王子に開設されましたが、首都高速の建設に伴い、1998年に現在の飛鳥山公園内へ移転しました。多くの紙関係会社の支援によって運営されています(2016年10月現在146社)。
常設展示では、紙の製造工程、種類や用途、紙の歴史、紙の工芸品、歴史的資料や生活用品などを展示しています。また紙に関する書籍、約1万5千点を有し、図書室で一般にも公開しています。年間を通じて企画展を開催(年3回程度)すると同時に、紙を素材としたイベントも実施しています。


世界最初の抄紙機(しょうしき)。紙の大量生産を可能にした、重要な発明品でした。(模型)

館内を順に見て歩いていたら…、

思いがけず、金唐革紙に出会いました。すごい。こんな風にしてできあがっていくんですね。^^


【金唐革紙】
中世ヨーロッパでは、王侯貴族の城館の壁や天井などに、装飾革である金唐革が使われました。これを、明治初期に和紙で模造したものが、「金唐革紙」で、擬革紙の一種です。一時は、壁紙としてヨーロッパへ盛んに輸出されたほか、国内でも、鹿鳴館などの洋館の壁を彩りました。しかし昭和中期に、金唐革紙の製法は一時途絶えました。
現在は、「紙の博物館」が所蔵する版木ロールなどを用いて、上田尚が「金唐紙」として復元し、各地の重要文化財建造物の金唐紙を制作しています。版木ロールは、桜材などを用いており、周りに模様を彫刻したロールです。現存するものは少ないのですが、紙の博物館では、約130本を所蔵しています。


奥に見えているのが版木ロールです。手前は、このロールを用いて造られた金唐紙。

これまでにも、旅先で金唐革紙に出会ってきました。これは、群馬会館で今も保存されている、金唐革紙です。
コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 6 - 群馬会館⑤ 改修への熱意(2023年1月16日/1日め)
金唐革紙については、以下の日記で詳しく説明しています。
コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 7 - 群馬県庁昭和庁舎① / 金唐革紙、再び。(2023年1月16日/1日め)

留萌・花田家番屋で見た、金唐革紙です。往時は襖紙として使われていました。
コロナでもマシュキニ。増毛から留萌へ、ニシンの千石場所を歩く 20 - 旧花田家番屋⑤(はなれと便所)(2022年6月19日/3日め)


帰り際に売店をのぞいたら、
おもしろいものを見つけました。


ベトナムのドンホー版画です。


【ドンホー版画 (Tranh Đông Hồ)】
ベトナムの伝統的な絵が描かれた版画です。ベトナム・ハノイの近郊である、バクニン省(北寧省)トゥアンタイン市社(順成市社)ドンホー村(東胡村)で製作されています。正式名称は東湖民間木版画(Tranh khắc gỗ dân gian Đông Hồ)。ドンホー版画が製作されるようになったのは16世紀頃とされており、17世紀~18世紀にかけて発展したといわれています。最近は、ベトナムの伝統的な版画として国際的に名が知られるようになり、買い求める外国人も増えてきました。
ドンホー版画には、ベトナムの生活、風物詩、風刺などが描かれており、(ベトナム語で現在は使われない)漢字の言葉が添えられることもあります。昔、貧しかった庶民が、「正月だけは華やかにしたい。」と思ったり、将来の幸福を願ったりして作ったのが、このドンホー版画でした。現代では、お祝い事や新年を祝賀する縁起物として、旧正月(テト)の時期に家庭で飾られます。
版画用紙は、ミツマタに似たDo「ゾー」という木の樹脂を原料として漉いた紙に、貝の粉末を塗布したものです。

絵具も多様な木の葉を使っています。絵具の耐久力は強く、太陽光にさらされても色褪せしにくいという特徴があります。


ドンホー版画。なんともいえない、味わいがあります。

ネットで調べたら、こんなのもありました。(画像をお借りしました)


いかにもベトナムを思わせる、
ドンホー版画。
次にベトナムに行ったときは、
ドンホー村を訪ねてみたいな、
と思いました。


(つづく)

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