MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 187 - 最後の日曜日/ハンザ市場②(2019年10月27日/57日め)

2019年10月27日 ハンザ市場。といっても、市場そのものは、建物の中にはなく、地下に広がっています。


10月27日


さて、ハンザ市場で特筆すべきなのは、
ハノイ名物、バッチャン焼きのお店が
多数出店している、ということです。
これが見たくて、ここまで来たんです。^^


まずは、場内を全部、
ざっくりと見てまわったあと、
ふたたびバッチャン焼きエリアに戻り、
今度はじっくりと、
一軒ずつ見ていきました。


バッチャン焼きのエリア。市場の地図で、赤く塗られていた部分です。通路の左側にずらりと並ぶ、バッチャン焼きのお店。なかなか壮観です。右側は野菜エリアなのですが、お昼もかなり遅い時間だったせいか、ほとんどのお店が営業を終了していました。

ひとつひとつの区画に、それぞれ、異なるお店が入っています。一軒の間口は1メートルあまり、くらいでしょうか。狭い区画の中に、バッチャン焼きがぎっしりと陳列されています。

これで、お店一軒分です。これでもか、とばかりに詰め込まれた、バッチャン焼きの数々。^^

ティーポットもかわいい~。^^ 手前は、ご飯茶碗に使えそうです。

中国やタイのものとはまた違った、ベトナム陶器ならではのかわいらしさです。

壁にも鍋敷きがたくさん。ほんとにかわいらしい。^^

最後に、いちばん手前にあるお店に行きました。パネルには、日本語で、「バッチャン焼きの店 Bamboo」と書いてあります。


実は、市場についてすぐに、
このお店に入ったんです。
で、何気なく品物を見ていたら、
「ナニガホシイデスカ~?」
と、日本語で話しかけられて、びっくり。笑
それが、このお店の女主人、フォンさんでした。


フォンさんです。


そのときは、まだ市場に来たばかりだったので、
「ほかのところも見て、またあとで来ます。」
とだけ言いました。
で、約束どおり、最後にまた、
このお店に戻ってきたわけです。^^


「どうして日本語が話せるんですか?」
と訊いてみたところ、
週に一回、夜間の日本語教室に通って、
勉強している、とのことでした。


えらいなあ…と思いながら、
ふと見ると、食器の横に、
ハノイの地図がたくさん置いてあります。
これ、MIYOが勤務している会社が、
宣伝用に作った、無料のマップです。笑
「ご自由にお持ちください。」
というメモまでついています。^^


「私、ここで働いているんですよ。」
と言いたかったけど、
その日本語はフォンさんに通じそうになかったので、
言いませんでした。笑


あとで聞いたところによると、
フォンさんの日本語の先生(日本人女性Sさん)が、
ローさんの知り合いだったのだそうです。
Sさんが、フォンさんに頼んで、
お店にマップを置いてもらって、
宣伝してもらっていた、ということでした。^^


下の方に少しだけ写っている白い紙が、MIYOの勤務先が作成したハノイマップ。わかりやすいマップなので、お店にいらした方は、ぜひ、お持ち帰りください。

これがその「ハノイ・マップ」です。

かわいらしいイラスト付きで、ハノイの街が正確に描かれています。MIYOは、この地図ひとつで、旧市街を制覇しました。笑 このマップは、帰国時にローさんからたくさん預かってきたので、ご希望の方にお送りいたします。(送料は、ご負担ください。)詳細は、コメントでご連絡ください。


話がそれましたが、笑
再び、フォンさんのお店です。


小皿やレンゲの絵は、ひとつひとつが手描きで、ほんと、かわいらしい。^^ 今、こうして写真を見ていると、買っておけばよかったなあ…と。笑

この棚にあるのは、全部、お茶碗です。その下に、「バッチャン焼きのお店『フォンさんです。日本語ちょっとOK💛』」というメモが貼ってありました。きっと、Sさんが書いたのだと思います。

茶コシが内蔵してある、中国茶用の湯飲み。半年前に横浜の中華街で中国製の物を買ったのですが、それよりもずっとすてきです。その下はマグカップで、さらに、ソーサーとセットのカップ…と続きます。


MIYOは、基本、
外国で陶器は買わないことにしています。
持ち歩きながら旅行するのが
たいへんだからです。


でも、ハノイには2か月もいたし、
もうすぐ帰国だし。
記念に、少しくらいなら、
背中のリュックに入れて持って帰ろうかな…、
と思い、買ってしまいました。


色違いのごはん茶わん。バックに写っているのは、「緑豆入りベトナムクッキー」。旧市街のスーパーで買ったものです。

内側にも絵があります。

底の部分には、「Bat Trang Vietnam(バッチャン ベトナム)」の文字が。^^


昨年1月にシチリアで買ったお茶わんも
気に入っていて、
ずいぶん使用しましたが、
ベトナムから帰国して以降は、
こちらを使うことが多くなりました。^^


毎日の食事で、ごはんをいただくたびに、
このお茶碗を見て、
ベトナムを思い出します。


海外で陶器を買うなら、やっぱり、
「ごはん茶わんとして使えるもの」
がお勧めです。
毎日、食事で使うたびに、
幸せな気持ちになりますよ。^^


(つづく)

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