MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
http://limings.muragon.com/tag/?q=2019%E5%B9%B49%E6%9C%88-10%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0&p=4 
をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
https://limings.muragon.com/tag/?q=2017%E5%B9%B412%E6%9C%88%E3%80%80%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0
小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 17 - 四万川ダム(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 四万川ダムで。堤防の上を歩きました。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


奥四万湖のいちばんはしっこまで
歩いたあとは、来た道を引き返し、
「四万せせらぎ資料館」
まで戻ってきました。


写真中央に見えるのが、「四万せせらぎ資料館」です。


ここまでは、山に向かって歩いたのですが、
ここからは、資料館を通り過ぎ、
さらに、堤防に向かって歩き続けました。


四万川ダムの堤防です。

ほどなく、奥四万橋に到着。

この奥四万橋自体が、四万川ダムの堤防になっています。

四万川ダムの上に造られた、奥四万橋です。

堤防の左側。

そして堤防の右側には…、

覗き込むと、地上の日向見(ひなたみ)公園が見えました。すご~く下にあるので、ちょっとコワかったです。


堤高は89.5m。
群馬県で最も高いダムだそうです。^^


MIYO、ダムの上を歩いています。

がんばって歩いているのですが、見た目よりもずうううっと長い、奥四万橋。建物や見晴らし台があるところまで歩いたところが、ようやく橋の中央部分になります。

ふりかえると、夫がポーズしてました。(←アホです。😅)

この、堤防の上からの景色が、また素晴らしかったです。湖の一番奥の部分が、雪と氷で白くなっています。ついさっきまで、あそこにいたんだなあ…。^^


【網場(あば)】
湖の水面に、浮きのようなものが並んでいます。これは網場というもので、湖に流れ込んだ木やゴミが、ダムの放流設備に入り込まないようにするためのものだそうです。中央にきれめがありますが、ここは、管理用の船が通るためのゲートになっています。


橋の上に設けられている見晴らし台です。ニホンカモシカの絵がかけてありました。この山の中にいるんですね…。^^

見晴らし台で、写真を撮っているところです。

このときに撮った写真。^^

橋の反対側にも、見晴らし台があります。こちらからは、真下に日向見公園が見えるのですが、あまりにも高さがあるので、吸い込まれそうな気持ちになります。

このときにMIYOが撮った写真です。山、また山。その美しさが、胸に染みました。^^

再び、橋のスタート地点に戻ってきました。MIYOはここで待ちます。^^

せせらぎ資料館の駐車場に停めてあった車を運転して、夫が戻ってきました。

ほんとうにきれいだった、奥四万湖。来てよかったです。^^


車に乗り込んで、奥四万湖を出発。
ここでずいぶん長い時間、
遊んでしまいました。笑


ようやく、本日の目的地、
四万温泉
に向かいます。


(つづく)

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 16 - 奥四万湖③ 湖が終わる場所(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 奥四万湖・栂の広場で。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


奥四万湖に来ています。


湖の展望台から見えていたとんがった山は、稲包山。その手前は赤沢山だそうです。

「栂の広場」に上がると、その山々がさらに近くに見えました。

この山々の向こうには、苗場スキー場があります。このあたりは、新潟県との県境なんですね。^^

とてもきれいなのですが…、

冷たい風にさらされて、しょんぼりした顔になってます。😅

「栂の広場」を出て、さらに先へと歩いてみました。

ガードレールの向こうには、湖が見えます。

「雪がこんなに残ってるよ!」

とうとう、湖が終わるところに来ました。

ここは、四万川から水が流れてくるところなのですが、雪と氷で覆われています。

この氷の下を、水が流れているのでしょうか…。

ここまで歩いてきた方向を振り返ると、ずうっと向こうに、四万川ダムが見えました。

ここまでの地図です。赤いラインの部分を、湖に沿って歩き続けました。


帰宅後に知ったのですが、
実は、奥四万湖の周囲の道路は、
夏のハイキングコースになっていました。^^
湖でカヌーを漕ぐ人もいて、
にぎやかなスポットのようです。


でも、このときは1月ですから。笑
訪れる人は他にいないし、
湖の先の方は凍ってるし。笑
とても、ハイキングコースとは
言えませんね…。😅😅


こういう山の斜面(谷の部分)をよく見ると、ひっそりと水が流れていました。湧水をバケツに貯めているスポットもありました。夏には飲んだり手を洗ったりもできるのでしょうが、このときは冷たくて触れませんでした。そして、ガードレールにできたつららは、今にも落ちそうな状態で垂れ下がっていました。笑


寒かったけど、
冬の山々の様子を見るのはおもしろかったし、
エメラルドグリーンの、
美しい奥四万湖を眺めながら、
歩き続けた1時間は、
とても楽しいひとときでした。


(つづく)

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 15 - 奥四万湖② 栂の広場へ(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 奥四万湖のほとりを歩きました。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


奥四万湖で、
小百合さんごっこを楽しんだ、
アホな夫婦です。



【奥四万湖】
四万温泉の最奥にある人造湖で、四万川を四万川ダムによって堰き止めてできた湖です。1周約4キロメートルの湖畔は、春の新緑や秋の紅葉の名所です。下流にある四万湖と同様に、湖水の色が変化し、見入ってしまうほどの美しさです。


展望台から、MIYOが撮った写真です。

こちらは夫が撮った写真。同じ場所から撮っても、撮る人によって、微妙に違うんですよね。^^

展望台の右側にも行ってみました。

ここからは四万川ダムが見えます。

展望台に設置されていた鐘。なんのための鐘なのか、わかりませんでしたが…。^^

展望台を降りて、資料館まで戻りました。道路はここで行き止まりになっています。

左は「落石注意」で、右は「熊出没注意」。んで、「車両通行止め」…。


でも、「立ち入り禁止」とは書いてないので、
中に入ってみました。😅
「クマが出るよ!」
と夫が言うのもきかず…。


ここからも、奥四万湖が見えます。どこから見てもきれい。^^


奥四万湖の美しさに魅かれて、
少し歩いてみることにしました。


「雪がこんなに残ってるよ!^^」

樹々のすきまから見える湖の四万ブルーを楽しみながら、歩きました。


落石とクマに注意しながらも、
歩き続けます。
「もしもクマが出てきたら、
 この崖を滑り降りて逃げるか?
 でも、うっかり湖に落ちたら、
 凍え死ぬなあ…。」
などと考えていたら、夫が、
「よく考えると、今は冬だし、
 クマはたぶん冬眠してるから、
 きっと大丈夫だよ。」
と言い出しました。
なるほど…。
(ってか、はじめに脅したのはあなたですが?)


…なんてアホな会話をしながら、こんな道をどんどん歩いていきました。右側にはずっと湖が見えています。

小さな展望台のようなところを見つけて、夫が走って行きました。「栂(つが)の広場」だそうです。^^

「栂の広場」の上で、写真を撮りまくっている夫です。


こんなのがあるってことは、やっぱり、
立ち入り禁止ではなかったようです。^^


MIYOも、広場に上がってみました。

「栂の広場」から見た景色です。これは左側。

そして右側。

湖はもちろんだけど、樹々もきれい。山の美しさにも見とれました。


ちなみに…。
私たちが訪れたときの奥四万湖は、
幻想的なエメラルドグリーンでしたが、
コバルトブルーになることもあります。


コバルトブルーの奥四万湖。(画像をお借りしました)


奥四万湖の色は、
その季節や天気、時間によって、
様々に変化するそうです。
いちばんきれいに見えるのは春。
具体的には、
 ・満水時。
 ・透明度が高い時。
  (水の中でも10m先が見える。)
 ・晴れて穏やかな日
 ・雪解けの3月から4月。遅くとも5月上旬。
…なのだそうですが、
本当にベストな色が見えるかどうかは、
やはり行ってみないとわからない。
とのことでした。^^


(つづく)

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 14 - 金太夫の歴史と奥四万湖①(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 奥四万湖で。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


今回宿泊した「金太夫(きんだゆう)」は、
単にポイントを消化するために
じゃらんで予約したホテルでした。
なにも知らずに予約したのですが、
このホテル、実は、
とても歴史のある、老舗の宿でした。


【金太夫】
伊香保を代表する老舗旅館で、300年近い歴史があります。経営していたのは、代々、小暮金大夫でした。
江戸時代の伊香保には、石段街の左右に 温泉の権利を持つ14軒の温泉宿があり、それらは、「大屋」と呼ばれました。1746年(延享3年)、徳川九代将軍家重の時代、12軒の大屋に、それぞれ十二支が名づけられました。その時、「寅」 を授けられた旅館が金太夫です。以来、300年近く続く老舗旅館です。

現在は、伊東園ホテルズに経営が変わり、リーズナブルなホテルとして温泉好きの庶民に親しまれています。さすがに、以前と比べると、老舗の風情と情緒は薄れてしまいましたが、“湯” は今も健在です。湯量豊富な伊香保独得の 「黄金(こがね) の湯」 が、内風呂や露天、貸切風呂で惜しみなくかけ流されています。


館内には古い写真が飾られていて、
それがとてもおもしろかったです。


江戸時代に描かれた、「伊香保温泉名所一覧」。中心を石段が走り、その周囲に湯宿が並んでいるのがわかります。この絵は木版図で、湯本小暮金太夫の所有とありました。伊香保をPRするために、小暮金太夫が作らせたのではないかと思われます。

明治30年~40年代の金太夫玄関付近。明治の交通機関だった籠が写っています。階段の途中に立っているのが、第18代小暮金太夫でした。

金太夫旅館前庭(明治30年代)。

湯治客でにぎわう石段街。

日露戦争終結を祝う人々。この撮影が行われたのも、石段街でした。(明治38年9月5日)

伊香保登山電車(明治40年代)。伊香保に、ますます多くの人が訪れるようになりました。

昭和初期の金太夫本館。おそらく、金太夫の全盛期ですね。^^


江戸、明治、大正、昭和…と、
伊香保の歴史の中には、
常に金太夫があったようです。^^


さて、チェックアウトです。
荷物をまとめて、車に乗り込みました。
すると…。


フロントガラスに、たくさんの雪の結晶がはりついていました。笑


こんなにたくさんの雪の結晶を、
初めて見ました。
外は、本当に寒かったんですね…。^^


出発です。

また伊香保に来て、この景色を見たいなあ、と思いました。^^


午前10時、伊香保を出発して、
私たちが次に向かったのは、
四万温泉です。
ここにある「積善館」に泊まりたい、
と夫が言いだしたのが、
群馬県に旅行することにしたきっかけでした。


積善館のチェックインは午後3時です。
まだまだ時間があるので、
奥四万湖まで行ってみることにしました。
四万温泉の最奥にあるダム湖です。


ちなみに、奥四万湖があることを知ったのは、
前日の夜。
たまたまスマホで見て。笑
ほんと、行き当たりばったりの旅行です。😅


11時半。奥四万湖に着きました。でも、あまりにも寒くて、誰もいません。道路には雪も残っています。とりあえず、「四万せせらぎ資料館」というのに行ってみましたが、ここも閉まっていました。

あたりをウロウロしていると、「大人の休日俱楽部 ポスター撮影場所(奥四万湖展望台)」という案内板が…。階段を上がって、そっちの方へ行ってみました。

ここが展望台です。そして手すりの向こう側には…、

うわぁ…。


ど、ど、ど、どうしよう。
…と思うほど、青いのです。

これが有名な、
奥四万湖の四万ブルー
だそうです。
この美しさは、想像を超えていました。


信じられないような景色が広がっていました…。

風が強い。そして寒い! でも、髪を押さえながら、なんとか写真におさまっています。笑

奥四万湖(四万川ダム)です。透明度は、国内で第3位。


ここで、
「『大人の休日俱楽部 撮影場所』
 と書いてあるからには、
 そのポスターがあるんじゃないか?」
と気がついて、スマホで検索してみました。


ありました。コレです。2020年の、JR東日本のポスターです。吉永小百合さん、大人の休日倶楽部でここに来てました。笑(画像をお借りしました)

CM動画はこちらです。


やるのか?
そんな無謀なことを…。
と、非難の声はわかっておりますが、
コレを見たら、
やっぱりやらずにいられません。


同じ場所を見つけて、はい、ポーズ。🤣🤣🤣

吉永小百合クンです。私たち以外に誰もいない展望台で、ふたりで写真の撮りっこ。

夫婦で吉永小百合。(アホ)

あまりに寒いので、フードをかぶりました。


「はい、小百合さん、こっち向いてください。
 もう一枚行きますよ。」


すっかりなりきっている、多動夫…。爆


「小百合さんはお腹が空いているので、
 もう休憩にしてください…。
 寒いから、もう撮影はおしまい。」


奥四万湖で小百合さんごっこをやってる、
アホな夫婦です。😂😂😂


(つづく)

コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 13 - 展望風呂と朝食ビュッフェ / 今年も蝋梅(2023年1月16日-17日/1日め-2日め)

2023年1月16日 「群馬会館食堂」で。(群馬県前橋市)


今日から2月ですね。
2月は一年でいちばん寒い月。
そして、春にいちばん近い月でもあります。
我が家は毎日、ウォームシェアで電気代を節約しています。^^
なんとかのりきりましょう。


1月16日(月)


充実の夕食ビュッフェで、
お腹いっぱいになりました。


ビュッフェ会場です。お客さんの大部分は、70歳前後と思われるご夫婦。まあ、月曜日に温泉に泊まりに来られるのは、この年代くらいですよね。^^


甲斐甲斐しく働いておられた方々は、
スリランカからいらしたそうです。
最近の旅館では、スタッフは、
海外からの実習生である場合が多いのですが、
スリランカ人は初めて。^^
夕食に「タンドリーチキン」があったのは、
彼らの発案だったのかもしれません。^^


晩ごはんのあとは、お風呂です。

お目当ては、7階の展望風呂。皆さんが晩ごはんを食べてのんびりしている時間帯だったせいか、男湯は貸し切り状態だったそうです。^^

夕暮れ時の露天風呂に入ります。時刻は夜6時半ごろでしたが、まだ薄明るい感じです。

浴槽の柵の方まで行くと…、

美しい山々が見えました。

この先にあるのは、苗場や谷川岳です。

今回も、由美かおるの登場です。(こんなのでスミマセン)

そして深夜になり…、

夫、もう一回はいってました。🤣🤣


夕食ビュッフェで、
お酒をたくさんいただいたので、
この日は家族宴会もせず、
早々に寝てしまいました。
からっ風の伊香保は寒かったけれど、
温泉で暖まったあとは、
お部屋の中でぬくぬくと過ごしました。^^


1月17日(火)


多動夫は、一回の宿泊で、3回は入浴します。
なので翌朝も、日の出前からこのとおり、
展望風呂に行ってしまいました。😅


朝6時すぎですよ…。

夜が明けてきました。

だんだん明るくなってきました。右のほうに、ボコボコとした山が見えますが…、

この3つコブの山は、小野子山だそうです。

すばらしい景色です。

伊香保温泉、最高です。^^

朝ごはんもビュッフェでした。夫は必ず、納豆とお味噌汁をつけます。

MIYOの朝ごはん。群馬県に来たのだから、やはりおうどんです。笑


朝ごはんを食べて、チェックアウトの時間まで、
お部屋でだらだらしていました。
MIYOはこういう時間が好きなのですが、
じっとしていられない夫は…、


4回めの温泉。今度は1階の露天風呂に行ってみたそうです。

またまた貸し切り状態。

うれしそうですね…。😅


夫が撮った、展望風呂からの風景ですが、
女湯からは、見ることができません。
柵に、しっかりと覆いがかけられていて、
柵の外の風景が見えないのです。


なんのための展望風呂?
ってことになりますが。
まあ、周囲はホテルや旅館だらけですから、
周りから丸見え状態の女湯というのも
まずいですし。😅
残念ですが、しかたないですね…。^^


(つづく)


(おまけのお話)


むさくるしい写真を連発してしまったので、
美しい蝋梅のお花で締めたいと思います。


先週の午後、
「蝋梅がきれいに咲いてるから、
 見に行こうよ。」

と、夫に誘われました。
MIYOは、家にこもっていることが多いので、
ときどきこうして、散歩にひっぱりだされます。


寒い中、小菅西公園まで歩きました。遠くに荒川が見えます。(2023年1月22日)

花時計です。今年の干支(ウサギ)の形になっているそうですが、ちょっとわかりにくいですね。笑

蝋梅がありました。

いい香りです。^^

白梅も咲いていました。

なんか、このシーン、去年にも見たような気がして、あとで写真を調べてみたら…、

ちょうど一年前の1月23日に、やはり夫にひっぱりだされて、同じ場所に来ていました。笑 これは昨年の蝋梅です。一年後でも、花は同じように咲くものですね。^^(2022年1月23日)

公園を出て、荒川河川敷を歩きました。遠くにスカイツリーが見えます。


まだまだ寒いけど、日差しは穏やかでした。
春、遠からじ。^^