MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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ベトナム・カンボジアを歩いた14日間 65 - タプローム⑤ ガジュマルE(2024年1月17日/6日め)

2024年1月17日 タプローム・ガジュマルDと。(カンボジア・シェムリアップ)


1月17日(日)- 6日め


次のフォトスポットに到着しました。
ガジュマルEです。


遺跡の上で、うねるようにあぐらをかいている、ガジュマルEの巨大な根っこ。

上の部分だけを見ると、すくすくと育った普通の木なのですが…、

でもその下の部分が、えらいことになっているのです。

まるで生きている動物のようにうねって、遺跡を抱きしめているかのようです。

これは、14年前に撮った同じ場所。根っこの表面の苔が、現在よりも少ないくらいで、大きさはあまり変わっていません。(2010年7月26日)

この頃からすでに、支柱が設置されていました。それでも、根っこの下になっている、回廊の屋根部分は、現在の方が崩れているような気がします。(2010年7月26日)

写真の右側に見える根っこは、あきらかに、現在の方が大きくなっています。やはり、遺跡を壊しながら、確実に大きくなっているのですね…。(2010年7月26日)

これは現在。根っこの下にあった屋根の一部は、崩れ落ちてしまったようで、根っこが屋根からはみだしています。木の重みで押しつぶされそうな遺跡を、何本もの支柱でどうにか支えている状態。

前に立ってみると、この根っこの大きさを実感しますね。😓

ガジュマルの根は、遺跡を突き破って、さらに伸び続けているようです。

でも、崩壊しかかっている遺跡を、くずれないように抱き留めているようにも見えます。

ガジュマルに浸食されながらも、あちこちに残る、美しいレリーフ。

そんなレリーフの壁を眺めながら、次の場所へと進みました。

14年前の、同じ壁です。

これは、次に訪れたガジュマルF。あまりにも育ちすぎたガジュマルの王国は、このあともさらに続きます。


(つづく)

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