MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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コロナでも上州2。からっ風に吹かれて歩いた群馬 2泊3日の湯めぐり旅 14 - 金太夫の歴史と奥四万湖①(2023年1月17日/2日め)

2023年1月17日 奥四万湖で。(群馬県吾妻郡中之条町)


1月17日(火)


今回宿泊した「金太夫(きんだゆう)」は、
単にポイントを消化するために
じゃらんで予約したホテルでした。
なにも知らずに予約したのですが、
このホテル、実は、
とても歴史のある、老舗の宿でした。


【金太夫】
伊香保を代表する老舗旅館で、300年近い歴史があります。経営していたのは、代々、小暮金大夫でした。
江戸時代の伊香保には、石段街の左右に 温泉の権利を持つ14軒の温泉宿があり、それらは、「大屋」と呼ばれました。1746年(延享3年)、徳川九代将軍家重の時代、12軒の大屋に、それぞれ十二支が名づけられました。その時、「寅」 を授けられた旅館が金太夫です。以来、300年近く続く老舗旅館です。

現在は、伊東園ホテルズに経営が変わり、リーズナブルなホテルとして温泉好きの庶民に親しまれています。さすがに、以前と比べると、老舗の風情と情緒は薄れてしまいましたが、“湯” は今も健在です。湯量豊富な伊香保独得の 「黄金(こがね) の湯」 が、内風呂や露天、貸切風呂で惜しみなくかけ流されています。


館内には古い写真が飾られていて、
それがとてもおもしろかったです。


江戸時代に描かれた、「伊香保温泉名所一覧」。中心を石段が走り、その周囲に湯宿が並んでいるのがわかります。この絵は木版図で、湯本小暮金太夫の所有とありました。伊香保をPRするために、小暮金太夫が作らせたのではないかと思われます。

明治30年~40年代の金太夫玄関付近。明治の交通機関だった籠が写っています。階段の途中に立っているのが、第18代小暮金太夫でした。

金太夫旅館前庭(明治30年代)。

湯治客でにぎわう石段街。

日露戦争終結を祝う人々。この撮影が行われたのも、石段街でした。(明治38年9月5日)

伊香保登山電車(明治40年代)。伊香保に、ますます多くの人が訪れるようになりました。

昭和初期の金太夫本館。おそらく、金太夫の全盛期ですね。^^


江戸、明治、大正、昭和…と、
伊香保の歴史の中には、
常に金太夫があったようです。^^


さて、チェックアウトです。
荷物をまとめて、車に乗り込みました。
すると…。


フロントガラスに、たくさんの雪の結晶がはりついていました。笑


こんなにたくさんの雪の結晶を、
初めて見ました。
外は、本当に寒かったんですね…。^^


出発です。

また伊香保に来て、この景色を見たいなあ、と思いました。^^


午前10時、伊香保を出発して、
私たちが次に向かったのは、
四万温泉です。
ここにある「積善館」に泊まりたい、
と夫が言いだしたのが、
群馬県に旅行することにしたきっかけでした。


積善館のチェックインは午後3時です。
まだまだ時間があるので、
奥四万湖まで行ってみることにしました。
四万温泉の最奥にあるダム湖です。


ちなみに、奥四万湖があることを知ったのは、
前日の夜。
たまたまスマホで見て。笑
ほんと、行き当たりばったりの旅行です。😅


11時半。奥四万湖に着きました。でも、あまりにも寒くて、誰もいません。道路には雪も残っています。とりあえず、「四万せせらぎ資料館」というのに行ってみましたが、ここも閉まっていました。

あたりをウロウロしていると、「大人の休日俱楽部 ポスター撮影場所(奥四万湖展望台)」という案内板が…。階段を上がって、そっちの方へ行ってみました。

ここが展望台です。そして手すりの向こう側には…、

うわぁ…。


ど、ど、ど、どうしよう。
…と思うほど、青いのです。

これが有名な、
奥四万湖の四万ブルー
だそうです。
この美しさは、想像を超えていました。


信じられないような景色が広がっていました…。

風が強い。そして寒い! でも、髪を押さえながら、なんとか写真におさまっています。笑

奥四万湖(四万川ダム)です。透明度は、国内で第3位。


ここで、
「『大人の休日俱楽部 撮影場所』
 と書いてあるからには、
 そのポスターがあるんじゃないか?」
と気がついて、スマホで検索してみました。


ありました。コレです。2020年の、JR東日本のポスターです。吉永小百合さん、大人の休日倶楽部でここに来てました。笑(画像をお借りしました)

CM動画はこちらです。


やるのか?
そんな無謀なことを…。
と、非難の声はわかっておりますが、
コレを見たら、
やっぱりやらずにいられません。


同じ場所を見つけて、はい、ポーズ。🤣🤣🤣

吉永小百合クンです。私たち以外に誰もいない展望台で、ふたりで写真の撮りっこ。

夫婦で吉永小百合。(アホ)

あまりに寒いので、フードをかぶりました。


「はい、小百合さん、こっち向いてください。
 もう一枚行きますよ。」


すっかりなりきっている、多動夫…。爆


「小百合さんはお腹が空いているので、
 もう休憩にしてください…。
 寒いから、もう撮影はおしまい。」


奥四万湖で小百合さんごっこをやってる、
アホな夫婦です。😂😂😂


(つづく)

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