MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 161 - 一柱寺(2019年10月21日/51日め)

2019年10月21日 ハノイ・鎮国寺で。


10月21日


次にローさんが案内してくれたのは、
ホーチミン廟のすぐ隣りにある、
一柱寺です。


【一柱寺】
リー(李)朝のリー・タイ・トン(太宗)が1049年に創建したジエンフー寺(Dien Huu Tu:延祐寺)内の楼閣で、1本の柱の上に仏堂を載せたユニークな形から、この名で呼び親しまれています。先の太宗は、蓮華の上で子供を抱いた観音菩薩の夢を見てから、間もなく子供を授かりました。そこで太宗は、夢の観音に感謝し、ハスの花に見立ててこの寺を建立したと言い伝えられています。

仏堂は小さいですが、ベトナムを代表する古刹であり、ハス池の中に浮かび立つ優雅な姿は、ハノイのシンボルのひとつに挙げられます。


斜め前から見た、一柱寺。小さなお寺です。

一柱寺を横から見るとこうなります。

そしてさらに、後ろ側から見た一柱寺です。ハスの花を模して、一本の柱だけで建っているのが、よくわかります。

一柱寺を囲む池では、ハスの花が咲いていました。

正面の階段を上がってみました。

お堂の中の仏様です。ザボンの実が供えられています。

周囲には、ザボンの樹がたくさん植えられていて、大きな実がたわわになっていました。


さて、せっかく、
ありがたい(?)お寺に来たというのに、
ここで長女がいちばん熱心に見ていたのは、
壁に貼ってあったポスターでした。


「やってはいけないこと」が、絵で説明されています。左側と右側の2枚が対になっています。


たとえば…。


一段目左: 動物を殺してはいけません。
一段目右: 背くと、自分の子供が死にます。
二段目左: アダルトビデオに出てはいけません。
二段目右: 背くと、夫のDVに苦しみます。
三段目左: 深酒をしてはいけません。
三段目右: 背くと、不眠症になります。


…という具合に、
ちょっとありえないような展開が
何十枚もの絵で描かれているのです。


実は、ここだけではなく、
同じようなポスターは、
鎮国寺の境内にもありました。


「やってはいけないこと」が延々と描かれています。


なぜか、これがとてもおもしろかったようで、
夫と長女は、お寺の見学もそこそこに、
絵ばかりを見ていました。


「せっかく来たんだから、
 ちょっとはお寺も見なさいよ。」
と言いたくなりましたが、
ぐっと我慢しました。


どうせ、人は誰でも、
自分が見たいものしか見ませんからね(苦笑)。


ハノイで見かけた花です。


(つづく)

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