MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 134 - ファンシーパン②(2019年10月19日/49日め)

2019年10月19日 ファンシーパンで。ロープウェイから、美しい棚田が見えました。


10月19日


標高3,143mのファンシーパン山。
ベトナム最高峰で、
富士山に匹敵するほどの高さです。
かつては、登頂に何日もかかっていたそうです。


2016年に、頂上付近までのロープウェイが完成しました。
そして2018年には、
サパの町とロープウェイ乗り場を結ぶ
登山鉄道が運行を開始しました。
これにより、旅行者でも気軽に、
頂上まで登れるようになりました。


ロープウェイの長さは、6,293m。
2016年の、開通した当時は、世界一の長さでした。
このロープウェイのおかげで、頂上付近まで、
わずか15分で登れるようになりました。
ちなみに、現在の世界最長記録を保持しているのは、
ベトナムのフーコック島にあるロープウェイで、
長さは7,899.9mだそうです。


私たちは、まずは、ホテルから車で、
ロープウェイ乗り場に行きました。
サパ駅からロープウェイ乗り場までは、
登山鉄道を利用すれば、約5分だそうです。
私たちは車で行きましたが、
それでも、約10分で到着します。


ロープウェイ乗り場の入り口。(画像をお借りしました。)

入り口を入ると、長いエスカレーターで、下へ下へと降りて行きます。

奥の方に、ようやく、ゲートが見えてきました。ちなみに、この写真を撮ったのは帰るときです。閉園間際だったので、ほとんど人がいません。

実際はこんな感じでした。人、人、人。すごい人です。

入場ゲートで、チケットを表示したスマホをかざします。

これが、ロープウェイのチケット。紙ではなく、スマホ上の電子チケットです。


このチケットは、
朝食をとった Golden Villa Hotel の
フロントでもらいました。


ホテルのスタッフが、
「チケットを預かっている」と言って、
ホテルのスマホ上でこのチケットを表示しました。
で、「これを写真に撮りなさい。」と、
言われたそうです。


つまり、夫のスマホに、
家族3人分のチケットを写真で収めたというわけです。
ちょっとびっくり。
こんなめんどうなことしなくても、
チケットの画像を、私たちに、
直接メールで送ってくれればいいんじゃないか、
と思うんですけど。笑


それに、どういうわけか、
もらったチケットの一枚だけが、
どうしても読み取りできないという
アクシデントもありました。
そのため、私たちだけが、
このゲートでしばらく足止めをくってしまいました。


電子チケットのシステムとか
進んでいるように見えて、
オペレーションは今ひとつショボい感じでした。


一時間近く列に並んで、ようやく、ロープウェイ乗り場まで来ました。

ここまでは、みんなきちんと並んでいたのですが…、

ガラス戸を出たとたん、全員がロープウェイに突進し、座席の争奪戦になりました。笑

私たちも、どうにか座席を確保して、出発です。

やがて眼下に、サパ名物の棚田が見えてきました。

美しい光景に、車内から歓声が上がりました。

お天気が良ければ、棚田と共にはるか向こうの山まで見えて、素晴らしい景色なんだろうと思います。


棚田が終わると、今度は険しい山をぐんぐん上昇していきます。

15分ほどで、ケーブルカーへの乗り換えポイントに到着しました。ケーブルカー乗り場までは、長い階段が続いています。


一年前は松葉づえで、
台湾やイタリアを歩きました。
でも、今はこうして、長い長い階段を、
自分の足で上っていけるようになりました。


膝の状態は、骨折する前と同じには戻りませんでしたが、
それでも、ここまで回復できたことを
喜びたいと思います。


(つづく)

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