MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 79 - 月の初めの寺参り(2019年9月29日/29日め)

2019年9月29日 お寺の境内では、何十人もの占い師さんが、机を並べていました。相談したい女性が、列を作って順番を待っています。


【お知らせ(11月8日)】
ベトナムから帰国したばかりで、お恥ずかしいのですが、8日の深夜便で、またも出発いたします。今回の行き先は、タイ、シンガポール、マレーシアです。連載中のブログは、いくつか予約投稿してあります。コメントをいただけるのはうれしいのですが、お返事が遅くなるかも知れません。(すみません)
今回はゆっくりしたいと思います。笑 11月16日に帰国の予定です。


9月29日


朝ごはんは、鶏のお粥でした。
デザートはドラゴンフルーツです。


ローさんは、ガイドの仕事で、3日間も不在です。女性4人だけでいただきます。

ベトナムのお粥は、独特のスープ味で、とてもおいしいです。^^


日曜日なので、前日に続いて、
旧市街にでかけようと思ったのですが、
タムさんから、
「いっしょにお寺に行きましょう。」
と誘われました。
ベトナムでは、月の初めの日曜日に、
お寺にお参りする習慣があるのだそうです。


「でも、今日は月末ですよ?」
と尋ねると、
「それは新暦。
 旧暦では、今日は月の初めです。」
と。
なるほど。


ということで、朝ごはんのあと、
タムさんといっしょにタクシーに乗り、
毎月お参りしているというお寺に
やってきました。


タムさん。出かける前に、服を着替えました。これが、お寺参りの服装だそうです。

お寺の入り口です。

これがお寺です。すでに、大勢の人がお参りしていました。


さすがに、お寺の中まではごいっしょすることなく、ここでタムさんと別れました。40分後に待ち合わせる約束です。

私はひとりで、お寺のあちこちを探索。^^

あとからあとから人がやってきて、みんな熱心に手を合わせていました。社会主義って、宗教を否定しているんじゃなかったっけ、と思いましたが、そんなことは誰も意に介していないようです。

持ってきたお供えやお線香を、ここで仕分けて、お盆に盛り付けます。

本堂の隣りにある、もうひとつのお寺。こちらも大盛況です。

お寺の出入り口付近は、屋台村と化しています。

どのお店も、大繁盛。

ベトナムぜんざいの、チェー。

ときどき朝ごはんで出していただく、バインゾウを食べている人がいました。お米の粉で作ったプリンのようなもので、中にひき肉がはいっています。お醤油をかけていただきます。

そして、何十軒も連なる、お供え物屋さん。

巨大なお供えタワーも人気です。^^

お供え用の、紙のお金の束。

こんなふうに、火にくべてお供えします。

女性に大人気の、占いおじさん。何十人もいました。料金は500円くらいからだそうです。


同僚のハイさんも、占いが大好き。
なにかと気になることがあるようで、
よく占ってもらうそうです。


ローさんは、
「あんなのどうせ嘘だからやめなさい、
 って言うんだけど、
 ハイさんは結婚が近いから、
 いろいろ知りたいみたいで、
 つい行ってしまうんです。」
と笑っていました。^^


この日、タムさんは、40分間、しっかりとお祈りして、
待ち合わせ場所にやってきました。
「商売をしている家は、お寺参りが欠かせない」
のだそうです。


ここ、本当に、社会主義のベトナムですか?
台湾のどっかの村なんじゃないですか?
と、心の中で思っちゃいました。
もちろん、言えませんでしたが。笑


これも、ベトナムの一面です。
ただの旅行では、なかなかわからないことですが、
ホームステイしているからこそ、
垣間見ることができたと思います。


ベトナムの人が欠かさない、
「月の初めの寺参り」。
興味深い体験でした。


(つづく)

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