無料で行けた札幌。美味しいものを食べ歩いた3日間 10 - 和光荘③(2023年11月30日/3日め)
2023年11月30日 和光荘で。降りしきる雪にまみれて、はしゃいでいます。^^(北海道小樽市)
11月30日(水)- 3日め
大正時代に建てられた、
小樽の豪邸・和光荘に来ています。
主屋のバルコニーを降りると、目の前には、雪で覆われた庭園がありました。
小高い丘の上まで、雪だらけ。丘の上に、多宝塔のようなものが見えます。
雪が丸くアーチを描いているので、ここには池かなにかがあるのかもしれません。写真の奥に石灯篭が見えますが、雪だらけで、そこまで行けそうにありません。
…と思っていたのですが、帰宅してから、夫が撮った写真を見て吹き出しました。その石灯篭から下を見下ろした写真があるではありませんが。ここまで歩いたんですね…。ほんとうに多動だわ…。😅 燈籠から先は崖になっていて、下の方に、さきほど歩いてきた橋が見えています。^^
さて、これは、今見てきた主屋の左側面なのですが…、
その奥に、和風の別棟があるのが見えました。
雪が舞い散る中、ひっそりと建つ別棟は、たいそうきれいでした。
積もった雪には、夫の足跡だけが残っています。その足跡をたどりながら、私も進んでいきました。
右側に見えているのは、さきほど通ってきた、主屋の裏側です。
その主屋と別棟とは、渡廊下でつながっていました。
そしてこちらが別棟です。これは、雪が降り出す前に、先に行ってしまった夫が撮ったもの。
その後、MIYOが歩いてきたころには、雪がさかんに降り始めていました。でも、雪の中で見る別棟の、美しいこと。^^
別棟に見とれていると、渡廊下の向こうから、わっせ、わっせ、と多動夫が戻ってきました。
そしてMIYOの顔を見るなり、ひとこと。
「すばらしいですっ!!😄」
こんな顔してました。🤣(「ゴールデンカムイ」のアイヌ少年・チカバシです。/画像をお借りしました)
いっそこれからは、
「チカパシ」と呼んでやろうか、
…と思いました。😂
「どうしてもここに来たい。」と言って、
連れてきてあげた私に、少しは感謝してよね…。
「は~~い。」
「でも雪道を運転して、
連れてきてあげたのはオレだけど。」
…とか言いそうだな。😅
夫は、そのままどこかに行ってしまったので、
MIYOはひとりで、さらに歩き続けました。
渡廊下の下をくぐって、反対側から見た、別棟です。以下の写真は、雪が降る前に夫が撮ったものです。
野口吉次郎(北の誉酒造創業者/主であった野口喜一郎の父)の郷里である、金沢市の伝統的な建築技術を取り入れた和室があることが、和光荘の特徴のひとつとなっていますが、それは、この別棟のことであると思われます。
そして、雪が降り始めて、あとから来たMIYOが撮った写真です。
別棟の横に立って、主屋の裏側を見上げました。写真右端から、別棟、渡り廊下、そして主屋です。
ここまで、主屋と別棟を見てきました。(右が主屋の側面、そして左が別棟です。)
次回は、さらにこの奥にある、
もうひとつの別棟を歩きます。
(つづく)