MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 86 - トゥイタイン村③ 農業博物館(農村の生活)と、再びタイントアン橋(2023年6月20日/7日め)

2023年6月20日 トゥイタイン村・タイントアン橋で。


6月20日(月)


フエの東にあるトゥイタイン村で、
農業博物館に来ています。
農業用具と漁業用具の展示を見たあと、
いちばん端にあるコーナーに行きました。


ここからは、村人が家の中で使っていたものや、婚礼衣装が展示されていました。

まずは婚礼衣装から。これは男性用の衣装。女性用のは写真だけでした。

これは結納の品です。8枚の丸いトレーに、果物、ビンロウジュ、幸福の意味を表す「banh xu xeケーキ」などを盛り、必ず赤い袱紗をかけます。

コーナーの奥には、農村の人々がかつて家の中で使っていた物が展示されていました。まずは台所にあったもの。木製のイスのように見えるものは、食器の水切りだったようです。

これはお盆に見えますが、日本で言うちゃぶ台にあたります。

こんな風に、家族で周りを囲んで食事しました。

隣りには、寝室に置いてあったものが展示されていました。写真は上から、竹製のベッド、竹製のゆりかご、竹製の枕。😄

これが実物です。ベッドと、赤ちゃんを寝かした吊りカゴ。どちらも竹でできています。

枕も、太い竹を切ったものでした。こんな硬いものが枕で寝られるのか?と驚いていたら、「こうやってあてて寝るのよ。」とグエンさんがやってみせてくれました。すてきな笑顔の、グエンさん。^^


朝早かったせいか、他に見学者がいなくて、
ここでも、私たちの貸切状態でした。😄
なので、グエンさんがつきっきりで
説明してくださって、
とても楽しく過ごすことができました。


さて、博物館を後にして歩き始めると、
目の前にチャンさんが立っていました。
彼は、車の中で待っているはずでしたが、
私たちがなかなか戻ってこないので、
心配になって、
ようすを見に来てくれたようです。笑


せっかくなので、
いっしょにタイントアン橋に寄り、
チャンさんにお願いして、
写真を撮っていただきました。


チャンさん、はりきって9枚も撮ってくださいました。🤣🤣

橋の中央にある祭壇には、仏様が祀ってあります。その向こうが、なんだかにぎやかになっていました。

これは橋の反対側です。さっき来たときは誰もいなかったのですが、このときは、橋の奥が地元のお年寄りのサロンになっていました。🤣

橋の反対側には市場があり、買い物帰りのようで、みなさん、くつろいでおられます。笑


「どこから来たの?」
と訊かれ、
「ニャッ バーン!」
(↑ベトナム語はこれしか知りません。笑)
と答えたら、
「あ~、Nhật Bản!」
と、みなさん、喜んでくれました。😄


チャンさんにいっぱい撮っていただいた、タイントアン橋の写真。こんなことまでやっちゃいました。(アホ)


3人で車に戻り、
トゥイタイン村を後にしました。


青々とした水田が広がっていた、トゥイタイン村。豊かな水をたたえた川の、その穏やかな流れが心に残りました。


次回は、カイディン帝廟に行きます。


(つづく)

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