MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 28 - ハロン湾船上ホテルにお泊まり⑬ ティートップ島で撮影会 (2) / 家族でお揃い(2023年6月16日/3日め)

2023年6月16日 ハロン湾・ティートップ島で。


6月16日(金)


ティートップ島の頂上で、
ワン家の皆さんに
写真を撮っていただきました。



おもしろ写真を撮っては、
みんなで笑いあっていたのですが、
集合時間が迫っているので、
そろそろ地上に降りようか、
ということになりました。


再び、420段の石段です。
今度は夫とふたりで降り始めました。
すると、前を歩いていたアンが振り向いて、
「写真を撮ってあげるわ。^^」
と…。


ワン家の3女・アン (Ann)です。Vサインをしているところがかわいらしい。^^

このときに、アンが撮ってくれた写真です。


「どうもありがとうございます。
 あなたのお写真もお撮りしますよ。」
と言うと、彼女は、
「私はいいのよ。さ、次に行くわよ。」
と、すたすたと石段を降り始めました。


え、どういう意味だろ?と思いながら、
私たちも石段を降りたのですが、
要所要所で、彼女が、
「次はここに立って。撮るわよ。^^」
と…。


こうして、地上に降りるまで、
アンの撮影会が続きました。


このときに撮っていただいた、写真の数々です。

登る時にはタイヘンだった石段ですが、降りる時はあっという間。笑

ようやく地上に到着。^^


お互いに写真の撮りっこをするわけでもなく、
地上に降りるまで、
私たちの写真を何枚も撮り続けてくれた、アン。
どうしてこんなに親切にしてくれるのかと、
びっくりしたし、恐縮していました。
いえ。
アンだけではなく、ワン家の兄弟は、
誰もがあたたかでした。


海岸沿いに停まっていた漁船です。時刻は夕方6時。

夕暮れが、始まろうとしていました。

船着場まで戻ってきましたが、もう暑くて死にそうです。

ハロン湾では「ペットボトル禁止」となっていただけに、島の売店で買ったお水は、さすがにペットボトルではなく、ガラスボトルでした。30000ドン(約150円)と高かったけど、よく冷えてて最高においしかった。^^ 夫とふたりで一気飲みしました。

船着場の前にある、ゲルマン・チトフ像の前で。


【ゲルマン・チトフ像】
ティートップ島は、1962年にベトナムのホー・チ・ミン大統領と、旧ソビエト連邦の宇宙飛行士ゲルマン・チトフ(Ghermann Titov )が訪れた地です。この訪問を両国の友情の証として、チトフの名であるTitovを元に、島は「ティートップ島」と名付けられました。このことを記念して、ティートップ島の船着場近くには、ゲルマン・チトフの像が建てられています。


…で、結局こうなってしまうんですけど。(アホ)

同じ場所で、ワン家の人々も写真を撮っていました。「同じ団体旅行で来た人々」と勘違いした理由がわかりました。全員、お揃いのTシャツを着ていたのです。誰のアイデアなんでしょうね。^^

とてもいい写真だったので、夫のスマホでも撮らせていただきました。


左から、
 長男・ミン (Ming)
 長女・ラナ (Lana)
 叔父・カー (Kha)
 次女・ミンディ (Mindy)
 次男・ヘンリー (Henry)
 母・スアン (Xuan)
 三男・ヴィンス (Vince)
 三女・アン (Ann)
…であると、あとでヘンリーが教えてくれました。


ヘンリーのFacebookから、許可をいただいてお借りした写真です。地面に置いたカメラをみんなでのぞきこんでいたのですが、できあがった写真がこれでした。とてもいい写真。^^


スアンおかあさんの頑張りが、
45年後のこの日につながったのだと思うと、
胸に迫るものがありました。


この旅を機に、私たちは、
ヘンリーとFacebookでつながり、
今もときどき、メッセージの交換をしています。


これは後日送っていただいたもの。ヘンリーが作成してくれた、私たちのフォトカードです。「さすが、プロが撮った写真は違う。」と、夫は、この写真をとても気に入っています。

「はしけ」に乗り、母船に帰ります。あれほどにぎわっていた海水浴場も、ほとんどの人が帰ってしまったようで、今では人影もまばらでした。

ティートップ島が、どんどん小さくなっていきました。頂上に、小さな展望台が見えます。


あの展望台まで登ったんだなあ。
…と思うと、感無量でした。


夕暮れの中、すべての船が、同じところをめざして帰路につきました。

楽しかった(タイヘンだった)、ティートップ島。


こうして、一日めが終わりました。
…と言いたいところですが、
いやいや、ワンナイトクルーズですからね。
終わらないんです。🤣


これから、夜のプログラムが始まります。
母船に戻って、サンセットパーティーですよ…。
ハロン湾ワンナイトクルーズ、
お楽しみは、まだまだ続きます。


(つづく)


(おまけのお話)


ワン家のみなさんが
お揃いのTシャツを着ておられていて、
ほっこりしましたが、
実は私たちも、前に同じことをやっています。


2019年のタイ旅行での写真です。長男が長年お世話になっているボランティアさんたちと、総勢8人で行きました。
このときの日記です。
17年めのタイ。8人で食べ歩いた、3泊5日のおトク旅 3 - Bangkok Center Hotelに到着(2019年5月9日/1日め) - MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

このシャツは、2009年7月のベトナム旅行で買ったもので、ヤシの木とアオザイの女性が刺繍されています。家族で出かけた、初めての海外旅行。子どもたちは中学2年生でした。


家族4人の海外旅行。
けっこう、あちこちにでかけました。
 2009年 ベトナム(中2)
 2010年 カンボジア(中3)
 2011年 インド(高1)
 2012年 中国厦門・福建土楼(高2)
      エジプト(高2)
 2017年 ベトナム(22歳)
 2019年 タイ(24歳)


今でも長男に、
「夏休み、どこに行きたい?」
などと訊くと、なにげに、
「ベトナム」
と答えたりして、笑かしてくれます。😄
みんなで旅行したこと、長男は今でも、
覚えてくれているみたいです。^^

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