MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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4年ぶりのベトナム。北部から中部へと歩いた18日間 27 - ハロン湾船上ホテルにお泊まり⑫ ティートップ島で撮影会 (1)(2023年6月16日/3日め)

2023年6月16日 ハロン湾・ティートップ島で。


6月16日(金)


ティートップ島では、
約1時間の自由時間がありました。
島での選択肢はふたつ。
 海水浴場でまったりする。
 または、
 展望台まで、420段の階段を登る。😂


ここでおもしろいことに、
国というか、人種と言うか、
まあそんなもので、参加者19人の中で、
選択したものがはっきりと別れました。


まず欧米人。
彼らは全員水着になり、
海水浴場で1時間を過ごすことに、
なんの迷いもありませんでした。


「海水浴場なんてどこにでもあるし、
 せっかくベトナムまで来たんだから、
 ここでしか見られないものを見たい。」
とMIYOは思うのですが、
彼らの頭の中は、そうではないみたいです。😄


そして、参加者の中のアジア人は、
こぞって、展望台へと向かいました。
もちろん、ワン家の6人兄弟たちも、
思い思いに、石段を昇り始めました。
(彼らはアメリカ国籍ではあるんですけどね。^^)


MIYOも、
 海水浴場よりは展望台
と思うので、不承不承ではありますが、
登ることにしました。


ティートップ島の地図です。

そしてこれが、ティートップ島の全景です。手前から、船着場、その左が海水浴場、そして頂上にあるのが展望台です。(画像をお借りしました)


船着場から現在地まで歩いて、
観光客でごった返す海水浴場を
左に見ながら直進すると、
石段のスタート地点に到着します


420段の、石段です。😂😂


こんなもん、誰が作ったんだ…。
と、恨みながら登ります。😅


MIYOが転ばないかと心配だったようで、
隣りで夫がずっとついていたのですが、
40段登っては休む…
なんてことを繰り返していると、
だんだん、夫の存在を気にするのが
しんどくなってきました。笑
(もう少し長くここで休みたい、とか思っても、
 横についてる人がいると、気を遣ってしまって
 そうそう休めないんですよ…。)


1/3くらいまで登ったところで、
もうほとんどあきらめました。
なので、
「もうさ。
 私は私のペースで勝手に行くから、
 あなたはひとりで先に登っていいよ。
 私は私で、休みながら、
 登れるところまで行ってみる。
 もしかしたら、
 途中でやめるかもしれないから、
 頂上で私を待たなくていいよ。」
と夫に言いました。


夫は、
「わかった。」
とだけ言うと、とっとと登り始めました。
日頃、山で鍛えている人なので、
420段くらいはどうってことないみたいです。😅


この頃の、石段での写真がありません。
もう、石段を登るので精一杯で、
写真を撮る余裕もありませんでした…。


頂上に着くまでに、小さな休憩スポットがあります。ここからも、ハロン湾を見渡すことができます。

こちらは、夫が撮った写真。


余裕しゃくしゃくで、
頂上まで登ってしまった多動夫。
MIYOはね。
もう、余裕くしゃくしゃですよ…。😅


休憩スポットで呆然としていたら、なにやら、撮影が始まってしまいました。

ベトナムの俳優さんのようです。もちろん、MIYOは知らない人ですが、イケメンでした。笑


撮影を見ながらひと休みしたあと、
再び、石段を上がります。
よろよろしながら登っていると、
上から降りてきた、見知らぬ人々が、
「あと1/3だよ。」
「頂上はすごくきれいだからね。」
「がんばれ。」
などと、声をかけてくれます。


「知らない同士が励まし合いながら登る」
…っていうのは、このことなんだな、
と思いました。^^
それにしても苦しい。
もうやめよう。
あと30段登ったらやめよう。


…などと思いながら足を運んでいるうちに、
気がついたら、頂上に着いていました。


「いえぃ。とうとう着いたね。やったね。♪」
と、ワン家の末っ子、Vince(ヴィンス)が
迎えてくれました。


「やっと着いたか~。
 ずっと待ってたけど、来ないし、
 もうすぐ集合時間だから、
 そろそろ帰ろうかと思ってたんだよ。」
と夫。


集合時間なんて、知りませんよ…。
もうね。
ただただ登り続けただけで、それ以外のこと、
なにも考えられませんでした。🤣


先に着いていた夫は、私を待っているあいだ、ワン家の人々と話し込んでいたらしいです。


よくがんばったね、と、
みなさんが口々にほめてくれました。^^


さてそれでは、有名な、
「ティートップ島展望台からの眺望」
をご覧ください。


ティートップ島の頂上からは、360度、すべての方向に、ハロン湾が見渡せます。

ぜえぜえ息をしながら、それでもがんばって撮ってます。🤣

次は、夫が、MIYOを待ちながら撮った写真です。美しい、ハロン湾の山並みが続きます。

この眺めは、がんばってティートップ島に登った人だけが楽しめる、ごほうびです。

余裕しゃくしゃくで登りました。🤣


そしてここから、思いがけず、
ワン家の人々による撮影会が
始まってしまいました。😄


まずは普通の一枚。

そして我が家の定番。


これが、みんなに大ウケしてしまい、
「次は、絶対にコレをやって!!」
とリクエストされたのが、
次の一枚です。


ワン家の次男・ヘンリー指導による一枚。「自分も前に、妻と同じポーズで写真を撮ったんだ。どうだ、いいだろう?」と、見本の写真を見せてくれました。ちなみに、ヘンリーはプロのフォトグラファーです。笑

「いいね。いいね。じゃ、次はコレやってみて。」と更なる演技指導が…。ワン家のみなさん、そろって大笑いしてました。😄


このあとも、撮影会はさらに続きました。


しんどかったけど、最高に楽しかった、ティートップ島。


(つづく)

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