台風でも沖縄。台風11号と共に、宮古島と沖縄本島を楽しむ9日間 3 - うずまきパンと宮古島ぜんざい(2022年8月30日/5日め)
2022年8月26日 伊良部島・渡口の浜で。宮古島は、どこもかしこもきれいでした。(沖縄県宮古島市伊良部)
8月30日(火)
レンタカー会社の車で、
宮古空港まで送っていただきました。
出発まで、空港内のショップを見て歩きました。
ここで、お目当てのものを発見しました。宮古島のソウルフード、「うずまきパン」です。
【うずまきパン】
一見ロールケーキのように見えますが、菓子パンです。ひらたく焼いたパンにクリームをぬり、くるっと巻いてカットされた甘~いパンです。たっぷり入ったクリームの中には砂糖が溶けていない状態で混ざっており、ジャリッという食感があります。まわりのスポンジに見える部分はあくまでパンなので、結構パサついています。なので、ロールケーキだと思って食べるとがっかりするかもしれません。ですが、なんともいえない素朴な味こそが、うずまきパンが愛される理由なのだそうです。
でっかいうずまきパンは、一斤1000円もします。
薄くスライスしたものは、145円。菓子パンと一緒に、普通に並んでいました。笑
紅芋味を買ってみました。
レジの横で、大量のうずまきパンのコンテナーを発見。これだけあっても、半日で全部売れてしまうんですね…。😮
ついさっきいただいた味噌おにぎりの中に入っていた、あぶら味噌。瓶入りで販売されていました。
【あぶらみそ】
油で味噌を炒めた「舐め味噌」の一種です。ツナ缶や魚の燻製を入れた「魚系」、豚肉や牛肉をたっぷり使った「肉系」、ピーナツや野菜を入れた「畑系」など、アレンジ次第で「我が家のあぶらみそ」が楽しめるそうです。
夫は相変わらず、お酒の写真ばかり撮ってます。笑 宮古島のビールと泡盛。
仮面をつけた来訪神パーントゥの泡盛がありました。この神様は、「宮古のパーントゥ」として、重要無形民俗文化財に指定されています。また、2018年に、ユネスコの無形文化遺産にも登録されました。
この写真で、夫が着ているTシャツに描かれているのが、パーントゥです。
あはは。かわいい。笑
今日はコレに乗ります。沖縄本島までは、約300キロです。
今回の旅から、私たちもようやく、事前チェックインし、スマホの搭乗券を利用するようになりました。(遅すぎですね。笑)
沖縄本島へと、ひとっ飛び。^^
機内でさっそく、おやつタイム。楽しみにしていたうずまきパンを、はんぶんこして食べました。
ロールケーキではありません。
これはほんと、パンです。
そして、紅芋クリームは、
うわさどおり、お砂糖が溶けていなくて、
ジャリジャリします。🤣🤣
「昔、東南アジアとかインドとかを旅行すると、
現地のお菓子ってジャリジャリしたよね。」
「あ~、そうそう。」
と、夫とふたりでなつかしみました。
(ヘンな夫婦です。)
つづいてのお楽しみは、宮古島ぜんざい。
おもちの上にのっている細長い物は、まぎれもなく、千切りにした生姜でした。笑
生姜がたっぷりはいった、
宮古島ぜんざい。
うーーん…。
冷え性の人には良さそうです。笑
【宮古島ぜんざい】
沖縄でぜんざいといえば、黒糖で煮た金時豆にかき氷をかけたものが主流ですが、宮古島ぜんざいは、豆と雑穀を黒糖で炊き上げたものです。豆と黒糖の自然な甘みで、体に優しそうな素朴な味です。
宮古島。ほんとうに美しいところでした。
そして沖縄本島に到着。モノレール乗り場へ向かいます。
いつもなら、空港からレンタカーで市内に入るのですが、今回は初めて、那覇空港からホテルまで、ゆいレールに乗ってみました。
安里駅に到着すると、頭上に暗雲がたちこめていました。いやな色です。
台風が近づいています、と、
ニュースでも言っていたので、
この雲はそのせいかも知れません。
けれど、まだ8月だし、
たいしたことはないだろう。
旅行中はお天気がもってくれるといいな…、
と、このときは考えていました。
のんきなものです。笑
(つづく)