MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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コロナでも上州。週末にのんびり歩く群馬 1泊2日のおトク旅 9 - 時代もの展示処②(2020年11月13日/1日め)

2020年11月13日 「出羽の国 紺野家」で。(群馬県吾妻郡東吾妻町)


11月13日


「時代もの展示処」に展示されている、
数百点もの、古民具や古美術品。
江戸から明治時代のものです。


私が特に魅かれたのは、
女性が使っていたと思われるものとか、
生活用品です。


たとえばこれ。扉を開けると、小さな引き出しがたくさんついています。扉の裏に描かれている絵も、すばらしいですね。

道中裁縫道具です。旅人が持ち歩いた、携帯用のソーイングキットですね。桜や花の柄の美しいこと。左端のものは、蓋を開けた状態で、中の裁縫道具を見せてくれています


そういえば、私も以前は、旅行するときに、
小さなソーイングキットを持っていました。
でも、今は携帯しません。
「裁縫道具が必要なときは、
 ホテルのフロントに言えば貸してもらえる」
と気がついたからです。
お部屋にアメニティとして置かれている場合も
ありますよね。^^


20代のころは、ヨーロッパ一人旅で、
一泊300円のところに泊まったりしていたので、
「フロントに言えばいい」なんて、
思いつきもしませんでした。笑
1ドルが270円くらいの頃ですよ。
一泊1ドル。
貧乏旅行でした。笑


さて、それでは、
夫が熱心に撮った写真をご紹介します。
「MIYOなら絶対に撮らないであろう写真」
の数々です。😅


たくさんの銃。引き金がないので、火縄銃でしょうか。

刀のつば。

そして、どこに行っても、夫が撮りまくってしまう、甲冑。爆

なんでこんなのばかり撮るの?って思うのですが…。


夫が言うには、
「特に兜がおもしろい」
のだそうです。


兜には、それぞれに、
独自のデザインが施されているのですが、
中には、
「これを、本当にいいと思ったの?」とか
「冗談としか思えない。」とか
思ってしまうものもあり、
そういうのを見るのが、
とても楽しいのだそうです。


なんとなく、
「甲冑の正しい鑑賞方法」
ではないような気がしますが…😅


そう言われて見てみると、これなんて、おでこにでっかい栗がついてるんです。栗? なぜに栗? おでこに栗をつけて、戦ったんですか?😅


こういうのを見つけて喜んでいるのが、
まあ、いかにも夫らしいのですが。
(いつもいっしょにいると、疲れますよ。😅)


理解しがたいと言えば、これもそうかな。大きなツノが付いている兜。ウサギの耳みたいにも見えますが、こんな長いのをつけてたら、あちこちにぶつけて、戦うときの邪魔になったのではないか、と心配になります。


「時代もの展示処」。
見どころがいっぱいで、
なかなか出られませんでした。^^


次の場所へ歩きます。紅葉に囲まれて、ほんとうにすがすがしい景色です。


歩いている途中で見つけた古民家。
ここは甘味処になっていました。


甘味処「蔵戸」(切り妻造り)

入り口横のゴミ箱には、「護美箱」と書いてありました。


【甘味処「蔵戸」】
数百年を生き抜いた古材ばかりを使って、城の天守閣のように梁を組み上げて作ってあります。長さ4m、太さ40㎝前後のケヤキなどの古材18本が、そのままの姿を見せています。ここはもともと、下の写真のような茅葺き屋根の家屋でした。が、葺き替えに使う茅を生産する茅場や職人の減少により、茅葺き屋根の保存は難しくなりつつあります。そこで、かやぶきの郷では、茅葺き屋根の良さを残しつつ、保存を図るために、ガルバリウム鋼板で屋根を保護しました。「新旧技術の融合をご覧ください。」とのことです。



甘味処「蔵戸」の中に入りたかったのですが、
コロナ禍により、休業中のようでした。
ここ以外にも、
「ふぞろいの野菜直売所」や「みやげ処」も、
営業を休止していました。


訪れる人がほとんどいない状況で、
店舗の営業をあきらめながら、
ぎりぎりの状況で
運営されているのではないかな、
と、胸がいたみました。


次の目的地が見えてきました。

「出羽の国 紺野家」です。玄関前に植えられた柿の木が実をつけていて、その演出が、心憎いばかりです。作り物ではなく、本物の柿なんですよ。^^


次回は、
「出羽の国 紺野家」の内部を
ご紹介します。


今まで訪れて来た家屋とは、
また異なる世界が、ここにありました。


(つづく)

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