MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
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コロナでも上州。週末にのんびり歩く群馬 1泊2日のおトク旅 10 - 出羽の国 紺野家①(2020年11月13日/1日め)

2020年11月13日 「出羽の国 紺野家」で。二階部分から一階を見下ろしているところです。(群馬県吾妻郡東吾妻町)


11月13日


枕木街道沿いに、
「時代もの展示処」から
甘味処「蔵戸」へと歩き、
「出羽の国 紺野家」に到着しました。


地図で見ると、こんなふうに歩いたことになります。

出羽の国 紺野家


【出羽の国 紺野家】
出羽の国(現山形県)より移築されました。九代続く旧家の建物で、かやぶき家屋には珍しい、三階建ての合掌入母屋造で、切妻屋根天窓が付いています。一階はおよそ66坪、二階はおよそ23坪、三階はおよそ40坪と、規模も大きく、屋根には3m以上の「風返し」をのせ、天窓が大きく開いています。ここでは、毎年、さげもん雛祭りなどの祭事も行われており、二階には古民具の展示コーナーもあります。


もともとは、このような茅葺き屋根の家屋です。が、前回ご紹介した甘味処「蔵戸」と同様に、茅葺き屋根の良さを残しつつ、保存を図るという目的で、ガルバリウム鋼板で茅葺き屋根を保護してあります。屋根を保護しただけで、家の外観が、がらりと変わりますね。(画像をお借りしました。)

それでは、玄関を入ってみましょう。

玄関を入ったところです。

ついたての向こう側には、囲炉裏がしつらえてあります。

玄関で靴を脱いで、家の中に上がってみました。

いきなり、大広間になります。畳と障子が、家の奥まで続いていました。

この家の大きな特徴は、真ん中部分が吹き抜けになっていて、鴨居の上まで、二段障子が設えてあることです。

障子の白い和紙が照明に照らされて、凛とした美しい表情を見せています。

大広間の真ん中に立って上を見上げると、茅葺き屋根の内側が見えます。三階建てだけあって、天井が高いこと。^^

吹き抜けになっているので、二階部分の通路から一階を見下ろすことができます。

広い家ですから、こんなふうに、一階から二階に通じる階段が、随所に設置されていました。


二階部分に上がってみました。
先に訪れた「南部曲がり家 木村家」と同様に、
吹き抜け部分を取り囲むように、
回廊がめぐらされています。


紺野家は、家自体が大きいので、
めぐらされた回廊も、
はるかに長いものでした。


その長い回廊を埋め尽くしている、おびただしい数の古民具と箪笥。


この家もまた、
巨大な博物館となっていたのです…。


(つづく)

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