コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 24 - 世界遺産 中尊寺③(2020年10月27日/3日め)
2020年10月27日 中尊寺・本坊表門で(岩手県西磐井郡平泉町)。
10月27日
中尊寺に来ています。
旧鐘楼を過ぎ、月見坂の方向に向かって、
歩き続けました。
ここから、いくつものお堂が現れます。
紅葉にはまだ少し早かったけれど、早々と色づいたもみじの赤がきれいでした。
少し坂を登ると、
右手に大日堂が現れます。
⑪大日堂
1802年に再建されました。ご本尊は、金剛界大日如来です。
ご本尊の大日如来。中央が金剛界大日如来で、向かって右のやや小ぶりの像が胎蔵界の大日如来です。
⑫峯薬師堂
目を守る、と伝えられていて、目のお守りを販売していました。峯薬師堂は、もともと、境内の別峯に建っていましたが、度重なる野火にあい、1689年に現在地に移されました。讃衡蔵(さんこうぞう)に安置されている丈六(じょうろく)の薬師如来は、もとはこの堂のご本尊でした。堂の向かって右傍に建つ石造の宝塔は12世紀のもので、重要文化財に指定されています。
⑬不動堂
本堂近くにあります。昭和52年建立の祈祷堂です。ご本尊の不動明王は、1684年、仙台藩主伊達綱村公によって、天下泰平を祈願して新調されました。不動明王は、邪を破り、人々の過ちを正してくれる仏様です。訪れた人の願い事に応じて、家内安全・病気平癒・受験合格・交通安全などの祈祷をしています。
そしてようやく、
本堂に到着しました。^^
本堂前に並べられた、たくさんの菊が見ごろでした。
⑭本坊表門
本堂の正面に建つ表門は、薬医門とよばれる形式の門です。伊達兵部宗勝の屋敷門を移築したものと伝えられていますが、移築のいきさつは定かではありません。(岩手県指定文化財)
⑮本堂
中尊寺の寺格は別格大寺で、天台宗東北大本山です。「中尊寺」というのは、この山全体の総称であり、本寺である「中尊寺」と山内17ヶ院の支院(大寺の中にある小院)で構成される一山寺院です。本堂は一山の中心となる建物で、1909年(明治42年)に再建されました。古くから伝わる法要儀式の多くは、この本堂で勤められます。
ご本尊は丈六の釈迦如来。像高約2.7m、台座・光背を含めた総高は5mに及びます。中尊寺の大壇主藤原清衡公が「丈六皆金色釈迦」像を鎮護国家大伽藍の本尊として安置したことにならい、2013年(平成25年)に造顕・開眼供養されました。中尊寺は天台宗の天本山であり、本尊の両脇にある灯籠には、宗祖伝教大師最澄以来灯り続ける「不滅の法灯」が護持されています。
ご本尊である、丈六の釈迦如来です。像高約2.7m、台座・光背を含めた総高は5mに及びます。
本堂を出て、再び歩きました。
残り時間がだんだん少なくなってきたので、
気持ちがあせりますが、
とにかく、マップに載っている次のスポット、
弁慶堂
まで、行ってみます。
ところが、
弁慶堂まで続く道のあちこちにも、
古いお堂がたくさんあるのです。
ここでいちいち引っかかる、多動夫。😂😂
⑯観音堂
本堂の斜め向かいにあり、薬師堂に隣接してるお堂です。本尊の観音像は、宝物館におさめられています。本堂の向かいと言うこともあるのか、参拝者も少なく、どことなくひっそりとした佇まいでした。
歩いていると、こんなふうに、脇道へと続く場所を見かけます。ここから先に入ることはできないのですが、この先にも、まだまだなにかがありそうです。^^ つくづく、中尊寺の広さを実感しました。
弁慶堂まで、少し走りながら移動したので、
写真を撮らなかったのですが、
実はこのほかにも、
まだまだお堂がありました。
⑰薬師堂
1885年の改築で、ご本尊の薬師如来、日光・月光菩薩(にっこう・がっこうぼさつ)と十二神将(じゅうにしんしょう)を安置しています。ここでは、和歌山県の熊野より飛来したと伝えられる、熊野権現の御神体を並び祀っています。正月4日には、中尊寺一山(ちゅうそんじいっさん)の僧侶によって、修正会(しゅしょうえ)が行われます。
(画像をお借りしました。)
⑱地蔵堂
1877年の再建で、ご本尊は地蔵菩薩。隣に建つ祠には、道祖神が祀られています。
(画像をお借りしました。)
もうね…。
お堂が多すぎて、
なにがなんだか。😅
ばちあたりですかね…。
「だいじょうぶなの?
集合時間に間に合うの?」
「だいじょぶ、だいじょぶ。😄😄」
なんてことを言い合いながら、
先を急ぎました。
(つづく)