コロナでも美の国。バスツアーでめぐる秋田 2泊3日のおトク旅 23 - 世界遺産 中尊寺②(2020年10月27日/3日め)
2020年10月27日 中尊寺・白山神社境内で(岩手県西磐井郡平泉町)。能楽殿に向かって、山の中を歩きました。
10月27日
白山神社の奥にある、能楽殿まで、
歩いていきました。
⑤白山神社能楽殿
中尊寺を代表する施設の一つです(重要文化財)。白山神社の神事能は、中尊寺一山の僧侶が伝習して行われました。現在の白山神社能楽殿は、1853年に再建されたものです。能楽殿は、日本を代表する能舞台の遺構と言われていて、現在でも、藤原まつりや中尊寺薪能で演能が行われています。
茅葺屋根の能楽殿に到着しました。写真は側面から見た能楽殿です。建物の左部分が能舞台です。
建物に沿って、左側へ歩くと、能舞台が見えてきます。
能舞台全景です。
能舞台の奥には、「鏡の松」と呼ばれる絵が描かれていて、茅葺きの壮大な能舞台を引き立てています。三面が吹きさらしのため、絵は色褪せています。が、能舞台というものは、本来こういう形だったのだと思われます。
この舞台では、現在も、毎年5月4日・5日に古実式三番と神事能が、中尊寺一山の僧侶によって勤められています。(画像をお借りしました。)
茅葺きの屋根が美しいですね。
能楽殿まではちょっと歩くので、
訪れる人も少ないようです。
でも、時間があれば、ぜひ、
足を伸ばしていただきたいところです。
多くの杉の木に守られながら、
ひっそりと建つ能楽殿で、
少しだけ気持ちを落ち着かせ、
そして再び、次のスポットへと急ぎました。笑
⑥釈迦堂
白神神社から金色堂に戻る途中にあります。1719年の再建で、本尊は釈迦三尊です。正月6日には、中尊寺の多くの僧侶達によって、正月の法要が営まれています。
⑦弁財天堂
釈迦堂の斜め向かいにあります。1716年に建立されました。本尊の弁財天十五童子は、仙台藩主伊達綱村公(の正室仙姫によって1705年に寄進されたものです。また堂内には、千手観音菩薩二十八部衆も安置されています。
弁財天堂は、周囲を水に囲まれています。なんとなく、ベトナム・ハノイの一柱寺を思い出しました。^^
こちらは、ベトナム・ハノイの一柱寺(2019年10月21日)。
⑧阿弥陀堂
1715年に再建されました。本尊は阿弥陀如来。蔵王権現を合祀し、大黒天も安置されています。また1845年に奉納された、「和算(わさん)の算額(さんがく)」が堂内に掲げられています。
ようやく、スタート地点の券売所まで、
戻ってきました。
まだまだ、先は長いです。😂😂
⑨讃衡蔵(さんこうぞう)
奥州藤原氏の残した文化財3000点あまりを収蔵する宝物館です。平安期の諸仏、国宝中尊寺経、奥州藤原氏の御遺体の副葬品などが納められています。平安時代に奥州藤原氏によって造営された、往時の大伽藍中尊寺の様子を今に伝えます。(内部は撮影禁止なので、外観だけです。)
⑩旧鐘楼
1343年(康永二年)、金色堂別当頼栄の発願により鋳造された盤渉調の梵鐘です。径86㎝。撞座は長い歳月にわたる打鐘によって窪み、今この鐘が撞かれることはめったにありません。銘文には、1337年(建武四年)に、山内の堂塔が火災によって焼失した旨を刻してあります。奥州藤原氏以後の歴史を伝える、貴重な資料です。
ここまでで、
ほぼ半分くらいを訪れたかと思います。
まだまだあります。広いです。😂
中尊寺の写真は、
あまりにもたくさんありすぎて、
それによく似ていたりするので、
写真を見ても、どこだったのかが
すぐにわからなかったりします。
なので、写真の一枚、一枚を、
ネットで確認しながら、掲載しています。
時間がかかるけど、今やっておかないと。
あとから写真を見ても、どこがどこやら、
時間がたつほど、
わからなくなると思うので。(なさけない)
がんばって、最後まで書き続けたいと思います。
(つづく)