コロナでも滋賀県。湖の国(うみのくに)を歩く、3泊4日のおトク旅 28 - 藤井彦四郎邸②(2020年9月24日/3日め)
2020年9月24日 近江八幡の古道具屋さんで。
9月24日
藤井彦四郎邸に来ています。
「スキー毛糸」で財を為した、
藤井彦四郎氏の邸宅です。
お屋敷の中は、いくつもの座敷が続きます。迎賓館として使われた大広間とは趣がことなっています。「客をもてなす場は豪華に、ふだん生活する場は質素に。」というのが、主の考えでした。
帳場のようすを再現しています。
主の藤井彦四郎氏でしょうか。
たくさんの食器を収めた水屋の向こうには…、
台所が広がります。こういう、生活感のある展示は大好きです。^^
もじり半纏。もじり袖の半纏です。布を断ち切らず、折紙のように折り畳んで袖の形を作るのが特徴です。下の写真は普通の半纏。袖の形が異なっています。
いくつもの座敷を埋め尽くす、展示品の数々。欄間の美しさにもご注目ください。
五箇荘の風景を描いた、現代絵画も展示されていました。
庭園の池は、琵琶湖を模して造られたそうです。
藤井彦四郎は、
日本の化学繊維市場の礎を築いた、
パイオニアの1人と言われています。
その名声に違うことのない、
すばらしい豪邸でした。
さて、ここまで、4つのお屋敷を訪ねました。
どれも、見ごたえじゅうぶんでした。
これらの邸宅は、
五箇荘金堂の街並みとともに、
歴史的遺産として、
高く評価されています。
五箇荘のある東近江市は、平成27年、
日本遺産に認定されました。
「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水遺産」
五箇荘金堂地区。
すばらしいところでした。
今回の旅で、
私がいちばん好きだった町です。
「これにて、五箇荘観光はおしま~い。^^」と思ったら、チケットがまだ一枚残っていました。😂😂
疲れていたけど、
こうなったら、勢いで行ってしまいます。笑
近江商人博物館
なにげなく寄ってみた、博物館。
ここがね。
またすごかったんです。
(つづく)