全盲難聴・のんたんの夏休み 9 - グランデコでトレッキング(2020年8月13日/6日め)
2020年8月13日 おとうさんの肩につかまって登りました。(全盲難聴・のんたん 25歳)
長男の後ろをついて歩く私。この写真は、長女が撮ってくれました。
8月13日
ゴンドラを降りると、
そこはトレッキングコースになっています。
「ちょっとだけその辺を歩こう。」
と言う夫にだまされて、
トレッキングすることになってしまいました。
長男の後ろに、トレッキングコースの案内板があります。
「トレッキングをする」と言えば、私がついてこないのがわかっているので、わざとなにも言わないで、歩き始めた夫。苦笑 ここからスタートです。
こんな体勢です。長男は夫の肩に手を置き、その姿勢のままで歩きます。
「えっさ、えっさ。」夫の掛け声と共に、どんどん歩いていきます。けっこうなスピードなので、なかなか追いつきません。笑
「いったいどこまで歩くの?」「ちょっとそこまでだよ。」大ウソでした。笑
山の上は涼しくて、いい風が吹いてきます。「避暑」って、こういうことを言うんだな、と初めて実感しました。
大きな水たまりに遭遇し、ここから先はちょっと難しそうです。「いいかげんにしなさい!」と私に怒られて、ようやく引き返すことに。黙っていたら、きっと、トレッキングコースを全部歩かされたと思います。苦笑
長男は、最後まで、元気に歩いてくれました。
コースには、ときどき、蝶(アサギマダラ)のオブジェが置いてあります。
こんなふうにして遊びます。笑
本当のアサギマダラはこちらです。お山を歩いていたら、目の前でとまってくれました。
がんばって歩きました。
ようやく戻ってきました。ロープウェイ乗り場の隣りにあるカフェで、ひとやすみ。
コロナ対応で、テーブルの数は少なく、ひとつのテーブルには2名しか座れません。窓際に作りつけのテーブルは、窓の外に向かって座るようになっていました。
オレンジジュースを一気飲み。そのあとは、いつものように、母の手をさわってあまえる長男。^^
ロープウェイもお山も、楽しかったね。^^
山って青いんだな、と実感しました。
思っていたよりもずっと楽しかった、グランデコ・ロープウェイでした。
(つづく)
13歳(中1)の長男。
左:スクールバスに乗って登校します。(2009年2月5日)
右:雨の日は、夫の運転で、学校まで車に乗って行きました。盲学校の玄関で、担任の先生が来るまで、イスに座って待っている長男です。(2009年2月12日)