MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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全盲難聴・のんたんの夏休み 9 - グランデコでトレッキング(2020年8月13日/6日め)

2020年8月13日 おとうさんの肩につかまって登りました。(全盲難聴・のんたん 25歳)
長男の後ろをついて歩く私。この写真は、長女が撮ってくれました。


8月13日


ゴンドラを降りると、
そこはトレッキングコースになっています。
「ちょっとだけその辺を歩こう。」
と言う夫にだまされて、
トレッキングすることになってしまいました。


長男の後ろに、トレッキングコースの案内板があります。

「トレッキングをする」と言えば、私がついてこないのがわかっているので、わざとなにも言わないで、歩き始めた夫。苦笑 ここからスタートです。

こんな体勢です。長男は夫の肩に手を置き、その姿勢のままで歩きます。

「えっさ、えっさ。」夫の掛け声と共に、どんどん歩いていきます。けっこうなスピードなので、なかなか追いつきません。笑

「いったいどこまで歩くの?」「ちょっとそこまでだよ。」大ウソでした。笑

山の上は涼しくて、いい風が吹いてきます。「避暑」って、こういうことを言うんだな、と初めて実感しました。

大きな水たまりに遭遇し、ここから先はちょっと難しそうです。「いいかげんにしなさい!」と私に怒られて、ようやく引き返すことに。黙っていたら、きっと、トレッキングコースを全部歩かされたと思います。苦笑

長男は、最後まで、元気に歩いてくれました。

コースには、ときどき、蝶(アサギマダラ)のオブジェが置いてあります。

こんなふうにして遊びます。笑

本当のアサギマダラはこちらです。お山を歩いていたら、目の前でとまってくれました。

がんばって歩きました。

ようやく戻ってきました。ロープウェイ乗り場の隣りにあるカフェで、ひとやすみ。

コロナ対応で、テーブルの数は少なく、ひとつのテーブルには2名しか座れません。窓際に作りつけのテーブルは、窓の外に向かって座るようになっていました。

オレンジジュースを一気飲み。そのあとは、いつものように、母の手をさわってあまえる長男。^^

ロープウェイもお山も、楽しかったね。^^

山って青いんだな、と実感しました。

思っていたよりもずっと楽しかった、グランデコ・ロープウェイでした。


(つづく)


13歳(中1)の長男。
左:スクールバスに乗って登校します。(2009年2月5日)
右:雨の日は、夫の運転で、学校まで車に乗って行きました。盲学校の玄関で、担任の先生が来るまで、イスに座って待っている長男です。(2009年2月12日)

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