全盲難聴・のんたんの夏休み 6 - 戸ノ口堰洞穴(2020年8月12日/5日め)
2020年8月12日 飯盛山・さざえ堂で。(全盲難聴・のんたん 25歳)
8月12日
会津若松の飯盛山に来ています。
なにも知らないままで、
ただ、さざえ堂を見るだけのために
来ました。
ところが、来てみたら、
飯盛山は、見どころ満載でした。
まずは、「動く坂道」に乗って、山頂に上がりました。
山頂の、「白虎隊十九士の墓」へ。
そして、目的地だった「さざえ堂」の内部を上がりました。
そこからさらに歩くと、「戸ノ口堰洞穴」に着きます。下の写真では、説明板の後ろ側になっていて、洞穴が見えません。
「戸ノ口堰洞穴」です(画像をお借りしました)。
「戸ノ口堰洞穴」からは、
猪苗代湖から引かれた水が、
大量に流れだしていました。
戸ノ口用水です。
戸ノ口用水は、江戸時代初期から江戸末期まで、
段階的に工事が行われました。
猪苗代湖から会津若松に到達する、
最後の関門だったのが、この戸ノ口堰洞穴で、
飯盛山を掘り抜いた、長さ150mの用水トンネルです。
天保3年(1832)から3年の歳月をかけて、
5万5千人を動員したこのトンネル工事は、
天保の大飢饉の失業者対策の意味もあったようです。
慶応4(1868)年8月23日、
戊辰戦争の戸ノ口原の戦いで、
敗走した白虎隊20名が抜け道として使いました。
が、会津若松の城下町が炎上しているのを見て、
鶴ヶ城落城と勘違いし、自刃したそうです。
現在の「戸ノ口堰洞穴」は、戸ノ口堰水神社内にあります。小さな祠の周囲では、常に大量の水が流れていて、涼しい風が吹いていました。
そろそろ戻りましょう。
戸ノ口堰水神社の鳥居をくぐって、下山します。
飯盛山のふもとには、お店が並んでいます。ここでちょっと休憩しました。
あわまんじゅう屋さん。作り立てを売っていました。
一個買って、家族で分け合って食べました。もちもちしておいしかったです。
そして、お土産物屋さんでお買い物。会津の地酒を買いました。
このお店は、茶店にもなっていて、冷たいお茶をごちそうしてくださいました。
暑かったので、氷を注文して、みんなで食べました。
さて、お昼をだいぶ過ぎてしまいましたが、
ようやくお昼ごはんです。
喜多方まで行ってみました。
ジャンボ海老のまるやま 喜多方店
このお店…。
すごい量なのです。
驚きました。
どんぶりのデカさを見てください。
出されたものは、基本、全部食べる我が家ですが、
さすがに、途中でギブアップ。
けれど、隣りのテーブルにやってきた、
地元の方々。
同じようなものを注文したので、
どうなることかと、こっそり見ていたら、
全員が、ぺろりと平らげておられました。
驚きました。
「福島県の人って、大食いなんだねえ…。」
と、みんなで苦笑。
がんばって食べている長男です。いつのまにか、お箸を使って自分でおそばが食べられるようになっていました。S園のおかげです。^^
(つづく)
13歳(中1)の長男。月に2回、アリオ亀有のドラム教室に通っていました。(2009年2月22日)
左:教室のあと、フードコートでたこ焼きを食べました。
右:おとうさんの携帯で、音楽を聴いている長男。






















