全盲難聴・のんたんの夏休み 5 - 会津若松・さざえ堂(2020年8月12日/5日め)
2020年8月11日 福島飯盛山・会津藩殉難烈婦の碑で。(全盲難聴・のんたん 25歳)
8月12日
福島県会津若松市。
白虎隊自刃の地として知られる飯盛山に、
不思議な仏堂があります。
形がさざえに似ていることから、
「さざえ堂」と呼ばれています。
仏堂の内部には、らせんスロープがありますが、
不思議なことに、そこでは、
登る人と降りる人が遭遇することはありません。
世にも不思議な二重らせんのスロープは、
レオナルドダビンチもスケッチに描いていますが、
それが実在するのは、世界でここだけです。
「動く坂道」を降りてから、さらにこの階段を上がります。
少し歩くと、「さざえ堂」が見えてきました。
ちなみに、このお堂でも、「動く坂道」でも、障害者割引がありました。
あはは。ほんとにさざえみたいです。内部で床がとぐろを巻いているので、外観がこうなります。1796年に建立された、高さ16.5m、六角三層の仏堂です。正式名称は「旧正宗寺円通三匝(さんそう)堂」といいます。
正面から見ると、普通のお堂なのですが…。
ちなみに、この日の長男と夫のTシャツはお揃いで、1月に行ったインドで買ったものです。
それでは、中に入ってみます。
入り口をはいってすぐのところにある、禅師像。
「のんたん、上がるよ~。」
内部は階段ではなく、スロープが続いています。このスロープが、とぐろ状にぐるぐると続いています。
長男も、いっしょに上りました。
「よいしょ、よいしょ。」長男、うれしそうです。^^
一番上に到着!^^
それでは、おりま~す。二重らせんになっているので、登る人と降りる人が出会うことはありません。
入り口まで戻ってきました。
お堂の中には、西国札所の
三十三観音像が祀られていています。
お堂に登り、上り下りを一巡すれば、
西国観音札所の巡礼を終えたことになるそうです。
江戸時代、ここは、
庶民のための即席巡礼観音堂だったようです。
さざえ堂の周囲には、このほかにも、見どころがたくさんあります。
厳島神社前の大木。
戸ノ口堰洞穴の前で。
次回は、戸ノ口堰洞穴について、
ご紹介します。
(つづく)
13歳(中1)の長男。ボランティアのホリイさんと。長男が小1のときからいらしていただき、25歳になった今も、お世話になっています。19年もの、長い長いお付き合い。長男の第二のおかあさんです。2019年には、みんなでいっしょにタイを旅行しました。
2019年5月 タイ - MIYO'S WEBSITE-全盲難聴のんたんの育児記録と卵巣ガンで思ったこと
左上:スクールバス停で、「行ってきまあす」。(2009年1月28日)
右上:同じ日。放課後は、ホリイさんとおでかけ。(2009年1月28日)
左下:朝、スクールバスを待っているところです。(2009年1月11日)
右下:同。(2009年1月19日)






















