MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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全盲難聴・のんたんの冬休み 18 - 音楽レッスンと新年会(2020年1月4日/14日め)

2020年1月4日 高田馬場で、新年会。(全盲難聴・のんたん 24歳)


1月4日


長男の冬休みも、14日めになりました。
翌日には、S園に戻っていきます。


この日は、昼食後、夫、私、長男の3人で、
高田馬場に行きました。
毎月、音楽レッスンをしていただいている、
S先生の練習室が、高田馬場にあるからです。


日暮里駅を歩いているところです。


S先生は、毎月、S園まで、
いらしてくださっているのですが、
冬休みで帰省中ということで、
今回は先生の練習室で開催していただきました。


駅の改札口で、
S園でのお友達のしゅん君、しゅん君ママ、
ボランティアのホリイさん、ヤグチさんと
待ち合わせました。



そのまま、みんなで練習室まで歩き、
そのあとは、ホリイさん、ヤグチさんにお願いし、
しゅん君ママと私は、ミニ保護者会。
(…というか、単に、おしゃべり会です。汗)


ボランティアのおふたりのおかげで、
子どもたちをおまかせして、
久しぶりにゆっくりとおしゃべりできました。^^


【ヤグチさんからいただいたメールです】
今日のレッスンでも、しゅん君の掛け声で、曲の演奏が始まりました。その間、先生は、チューニングを。最初、のんたんは笛を吹いてました。新しい曲を、しゅん君吹いています。ウクレレでは少々むずかしいようです。先生が、ウクレレで弾ける曲をフルートで吹いていると、のんたんはウクレレを置いて、先生の方に耳を傾けて聞いていました。
20分程の休憩をしたあと、また練習へ。
のんたんは楽しんでいました。
いつもながら簡単でごめんなさい。

今日は、親子でご馳走になり、ありがとうございました。色々とお話しを聞けて良かったです。ムスメは、何やらあみちゃんが気になるようです。帰宅後、あみちゃんの名前が出ていました。
うちのムスメのお休みも、明日で終わりです。
ありがとうございました。


【ホリイさんからいただいたメールです】
先ず、今日は新年会にお招き頂き、誠にありがとうございました。
ムスメまでご招待して頂いて、恐縮しています。ムスメも、久しぶりに、みなさんにお会い出来て嬉しかったそうです。
今年ものんたんの音楽レッスンにお付き合いできますことを、大変嬉しく思っています。

さて、今日の音楽レッスンですが、しゅん君が張り切っていて、先ず最初にスメタナの『モルダウ』を一人で吹き始めました。
先生が部屋の外でフルートの音合わせをしている間、しゅん君は冬休みに練習していたと言うこの曲を、フルートで吹いてくれました。でものんたんが知らない曲だからと言うと、しゅん君は、「とりあえず年が明けておめでたいので」と言って、『お正月』の曲を吹き始めました。これならのんたんも伴奏できます。他に、『エルクンバンチェロ』『ジングルベル』を一緒に演奏。
『さくらさくら』この曲は、3月にS園で演奏する機会があるかも知れないからということで、春らしい曲を練習しました。冬らしい曲と言うと、『雪やこんこ』。今どきの曲として『パプリカ』を吹いてくれました。
のんたんは、『パプリカ』の曲は知っていますが、ウクレレで伴奏するのは難しいようです。
先生が部屋に戻られて、しゅん君の希望で、もう一度『モルダウ』をトライしました。
先生曰く、『モルダウ』と言う題名はドイツ語だそうです。この曲の生まれたチェコでは、ドイツ語名は屈辱的とのことで、チェコ語の『vltava(ヴルタヴァ)』と言っているそうです。歴史を知らないと分からないことですね。私は初めて知りました。
のんたんにとっては、初めての曲なので、2人が演奏するのを聴いていました。先生が伴奏を吹き、しゅん君と合奏曲として演奏して下さいました。私たちは、とても贅沢な演奏を聴かせていただきました。
のんたんも先生のフルートに耳を傾けていました。
お二人の演奏に耳を傾けて聴いているのんたん🎶

この曲にウクレレで伴奏するのはとても難しいようです。クラシックなので、コード進行がポピュラー音楽とは全く違うらしいのです。メジャーとマイナーが混ざったり、セオリー通りには行かないようです。
Dマイナー、F、Aマイナー、Bメジャー(これを使うと#が5つになるので難しいらしいですね)、Gマイナー、A#メジャーまたは、Bメジャーなどのコードが必要らしいです。
ウクレレの先生に聞いてみましょうと言うことになりました。ただ、以前も似たようなことがあって、ナオ先生に尋ねましたが、ウクレレには色々な種類があり、それぞれコードも違うらしくて、一筋縄ではいかないかも知れません。
のんたんは、ウクレレを置いて笛を吹き始めました。茶色の横笛です。この笛は、半音を吹くのがとても難しいので、先生が別の笛を貸してくださいました。それが"ファイフ"と言う横笛で、フルートに似た指使いらしいです。ヤフーで調べたら、ヤマハので¥1000ちょっとで買えるようです。
のんたんは、その笛を持つと、嬉しそうに吹く練習を始めました。リードが無い笛は、音が出るまでに時間が掛かります。
しゅん君も、この笛で1音が出るまでに1ヶ月掛かったそうですが、1ヶ月後には『白鳥の湖』(だったと思います)を吹けるようになっていたそうです。なかなか音が出ないので、先生が口を付ける上の部分だけを外して、音を出す練習をしました。少し音が出ると、のんたんは嬉しそうに笑顔になって、「オッ」と言います。
まだまだ練習が必要なので、家や光の家でも練習する事になりました。
ここで、休憩。
のんたんは、ヤグチさんが持って来られた缶ジュースを頂きました。
先生がコーヒーを淹れてくださいました。ヤグチさんと私も、しゅん君といっしょに頂きました。
先生は、休憩中に、しゅん君のICレコーダーに『モルダウ』と『パプリカ』の曲を録音していました。
前半が延びたので、後半は、残り30 分位になりました。また『パプリカ』を練習しました。
『パプリカ』では、コードを合わせるのに先生がご自分のウクレレを持って来られて、弦の音合わせをして、のんたんにコードを教えようとしてくださいましたが、結局上手くいきませんでした。
その後、何故かしゅん君が、『マツケンサンバ』をやりたいと言って、それに合わせてのんたんもウクレレを弾きました。
最後は『エルクンバンチェロ』。3人の演奏がうまく合って、ヤグチさんと私は拍手しました。


ホリイさん、ヤグチさん、
本日も、たいへんお世話になり、
どうもありがとうございました。


さて、レッスンのあとは、新年会です。^^
場所は、高田馬場駅前にある個室居酒屋、
くいもの屋わん BIGBOX高田馬場店
です。


ヤグチさんのお嬢さん、
ホリイさんのお嬢さん、
しゅん君パパ、
我が家の長女、
そして、S先生もいらしてくださって、
全部で12名。笑


相変わらず、ピンボケ写真ばかり撮る夫です。怒


一年前、しゅん君とS先生の音楽レッスンに、
長男がお仲間に入れていただきました。
それがきっかけとなり、一年後、
こんなになごやかな新年会に
みんなで集まることができました。


しゅん君、しゅん君ママ、
どうもありがとうございます。
これからも、
どうぞよろしくお願いいたします。^^

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