定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 183 - 最後の日曜日/ベトナム軍事歴史博物館④ モニュメントとフラッグタワー(2019年10月27日/57日め)
2019年10月27日 ベトナム軍事歴史博物館で。フラッグタワーで見かけた子どもたちです。
10月27日
ベトナム軍事歴史博物館で、
屋外の展示エリアを歩いています。
たくさんの戦闘機や戦車の右端に、
大きなモニュメントがあります。
ベトナム軍が撃ち落とした、米軍の戦闘機の残骸で作られたオブジェです。戦争の無残さや虚しさが伝わってきます。
屋外展示されている航空機を
いちばん奥まで見て歩くと、
そこにフラッグタワーがあります。
かつての「ハノイ城」の一部でした。
2週間前、兄夫婦と一緒にタンロン城に行き、端門の上から庭を臨んだとき、遠くの方に見えていた、あのフラッグタワーです(2019年10月11日)。
正面の階段を上がります。タワーの中には入れませんが、ここから、内部の階段を上がって、上部の展望台までは、行くことができます。
中はこんな感じです。
展望台に上がりました。右側には、「レーニン公園」が広がっています。
その隣りは、博物館の入り口と第一資料館です。30年ぶりに再会した自転車が展示してあったところです。
左側には、第二資料館。
さらに、展示してある航空機や戦車を、上から眺めることができます。遠くには、高層ビルも見えました。
タワーで記念写真を撮る、ベトナム人の親子です。心が和みました。
朝8時半からお昼過ぎまで、ずいぶん長い時間を過ごし、門を出ました。
博物館を出ると、向かい側には、「レーニン公園」があり、ソ連初代最高指導者ウラジーミル・イリイチ・レーニンの像があります。この公園で、少し休憩しました。
そして、午後の部、開始です。^^ 樹木が生い茂った、ディエンビエンフー(Dien Bien Phu)通りが見えました。これから、この通りを直進していきます。一時間くらい歩けば、ドンスアン市場の手前あたりに着くはずです。
道路の名前を地図で確認しながら歩くので、迷う心配はありません。
雑貨を自転車に積んで売り歩いていました。売り物は、ベルト、サンダル、接着剤、タワシなど、種々雑多です。
おなじみの、路上食堂です。
ふたりの男性が向かいあって食べているのを、見せていただきました。ブン(ベトナムそうめん)、きゅうり、揚げ豆腐、さつまあげ、葉っぱとつけ汁という、典型的なベトナムの庶民のランチです。
MIYOが毎日のランチでいただいていたのも、
こういう感じでした。
特に、ブンはかなりの頻度で、
食事に出てきました(苦笑)。
滞在中は、毎回、
とてもおいしくいただいていました。
でも、家でしょっちゅう食べるものを、
外出先でまで食べたいとは思えませんでした。
あまりにも頻繁に食べすぎたせいか、
帰国した当初は、
「もうとうぶん、ブンは食べたくない」
と思っていました。
でも、帰国して4か月が過ぎ、
最近ようやく、
ブンの味をなつかしく思い出すようになりました。^^
それと同時に、
ベトナムから帰国するときに、
うまく言葉にできなかった自分の気持ちも、
今なら文字にすることができるかな、
と思い始めています。
(つづく)