MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 160 - ホーチミンの家(2019年10月21日/51日め)

2019年10月21日 ハノイ・鎮国寺で。


10月21日


鎮国寺まで、ローさんに迎えに来てもらい、
ハノイ市内観光ツアーが始まりました。
私たち3人、ローさん、ドライバーさんの5名という、
プライベートツアーです。


用意された車に乗って、
まずはホーチミン廟へ向かいました。
あいにくこの日は、
ホーチミン廟とタンロン城の休館日だったのですが、
「かわりに、ホーチミンの家に行ってみますか?」
とローさんに提案してもらいました。


ホーチミン廟の近くで車を降りて、
少し歩くと、迎賓館のような、
瀟洒な建物が見えてきます。
ベトナム政府大統領府です。


ベトナム政府大統領府


そのすぐ隣りにあるのが、
ホーチミン廟です。


入り口で荷物のチェックがあります。それが終わると、広場に入れてもらえます。

ホーチミン廟は、その広場の真ん中にあります。

ホーチミン廟

さらに広場を歩いて…、

整備された庭を通り抜けると、ホーチミンの家があります。

1954年から亡くなる1969年まで、ホーチミンが執務を行った大統領府。残念ながら、内部の見学はできません。

この家の内部には、当時の写真や資料が展示してありました。

ホーチミンが使用していた車。

そして、この平屋建ての家の中に…、

1954年から1958年まで、ホーチミンが書斎として使った部屋があります。なぜか、奥には、ガラスケースに入った日本の人形が置いてありました。

大きな池を左に見ながら歩いた先に…、

また別の家があります。晩年のホーチミンに、みんながプレゼントした家だそうです。

ローさんといっしょに。

高床式になっていて、居住スペースは2階部分のみです。

部屋の中にははいれないのですが、ホーチミンが使っていた机やベッドなどを見ることができます。


質素な暮らしを好んだというホーおじさんは、
ここで、穏やかな晩年を過ごしました。
若いころには、
恋人がいたこともあったようですが、
生涯、結婚することはありませんでした。


周囲から、
「結婚し、子どもをもうけては」
と勧められると、
「子どもはもういます。
 国民みんなが、私の子どもです。」
と答えたそうです。


(つづく)

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