MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 156 - ラオカイの町を歩く(2019年10月20日/50日め)

2019年10月20日 バックハーのサンデーマーケットで見かけた、花モン族の女性。


10月20日


中国との国境の町、ラオカイまで、
もどってきました。


対岸は、高層ビルが並ぶ、中国・河口市です。

中国側の河口市には、この橋を渡って行くとができます。


中国側には、橋を渡って、
歩いていくことができます。
なので、ベトナム人も中国人も、
気軽に行き来しています。
ですが、私たちは、
そうすることができません。


「日本人は、いったん中国側にわたったら、
 戻ることができません。」


そう説明されました。
それは、半分だけ正しくて、
半分は間違っていました。
が、そうとは知らず、このときは、
「あっち側に行ってみたいね」
などと言いながら、ただ眺めるだけでした。


日本に帰ってから、
ネットで調べているうちに、
事実がわかりました。


現在、日本人は、短期間の観光であれば、
ビザなしでベトナムに行くことができます。
なので、このとき、夫も長女も、
ビザを持っていませんでした。


このような、「ビザなし」の状態で、
橋を渡って中国側に行ってしまうと、
ベトナムに再入国できない、
ということなのだそうです。


けれど、私は違います。
このとき私は、3か月のビザを取得して、
ベトナムに来ていました。


と、いうことは、
このときに橋を渡って、
中国側の河口市に行っても、
ベトナム側に再入国することができたのです。


そうとは知らず、
指をくわえて対岸の中国を眺めていたのですから、
今思えば、ちょっと残念なことでした。
夫と長女を見捨てて、
私だけでも行けばよかった。笑


事前に、きちんと調べておくべきだった、
と、あとになって反省しました。
わかってはいるのですが、
なかなかできないんですよね…(苦笑)


橋のたもとにあるベトナム側のゲート。


このゲートのすぐそばに、
お寺があります。
ここが、ツアーで訪れた、
最後の場所になりました。


黒モン族のガイドさんと、ここでお別れしました。


ラオカイ駅前の広場で、
私たち3人だけがバスを降り、
そのほかの参加者は、
ガイドさんといっしょに、
サパへと戻っていきました。


広場では、待っていた男性スタッフが、
私たちを、近くにあるレストランに
案内してくれました。
このレストランに荷物を預け、
男性のお仕事は終了です。^^


「夜10時に列車が出るから、
 あとは自分で勝手にやってね。」
というわけです。笑


たしかに、あとは列車に乗るだけですから、
別に、ガイドさんに、
いてもらわなくてもいいのですが、
時刻はまだ4時すぎ。
出発まで、6時間もあります。
しかたないので、
あちこち散歩することにしました。


ラオカイ駅。前日の朝、寝台列車でこの駅に着いたのが、ずいぶん前のことのように思えました。

駅の中です。

さらに進むと、奥に列車が見えました。

この日の夜に、私たちが乗る予定の列車が、すでにホームに入っていました。^^

駅の構内にあった、仏様です。

川沿いの道をお散歩。3人であてもなく、この道を一時間くらい歩き続けました。

川には水が流れていない部分があり、畑になっていました。ベトナム北部とはいえ、バナナの木が見えます。

ラオカイの町で見かけたお店の看板。多くの商店では、ベトナム語と中国語が併記されていました。


ラオカイの町を、2時間近く歩いたのですが、
「なにもない、普通の田舎町」
という感じでした。


ここには、中国との国境の橋以外には、
特に見るべきものもないようです。
私たち以外に、観光客らしい人を、
見かけることもありませんでした。


(つづく)

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