MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 157 - ありがとう、サパ(2019年10月20日/50日め)

2019年10月20日 バックハーのサンデーマーケットで。


10月20日


国境の町、ラオカイを、
3人であてもなく歩き回っているうちに、
日が暮れてきました。


そろそろ晩ごはんにしよう、ということで、
荷物を預かってもらっているレストランに
戻りました。


レストランの中から見えた、外の景色です。ここから右方向に、ほんの数十メートル歩いたところに、ラオカイ駅があります。


店内には、テーブルがふたつあるだけ。
レストランと言うよりも、
「食堂」ですね。^^


ここでの晩ごはんも、
ツアーに含まれています。
なので、特に注文するまでもなく、
テーブルで待っていたら、
次々とお料理がでてきました。


夫はいつでもビールを注文。

豚肉と野菜の炒め物。

豚肉と野菜の甘辛炒め。

厚揚げの醤油炒めと野菜のオイスターソース炒め。


これに、ごはんが大盛りでついてきました。
これは、「3泊4日サパツアー140ドル」に
含まれている食事です。


おかずは、全部で4品。
でも、どれも、すごい量です。
3人で懸命に食べたのですが、
かなり残ってしまいました。


もったいないなあ…と思って見回すと、
そこに救世主が。笑



このお店には、子犬クンが2匹いて、
1匹は、お店の中をコロコロと動き回り、
もう1匹は、檻に入れられていました。



檻に入れられている方の子犬クンに、
食べきれなくて残っていたお肉をあげてみると、
あっという間に食べてしまい、
「もっと! もっと!」
と、目で訴えてくるんですよね。^^
やめられません…。笑


結局、残っていたおかずを全部、
お茶碗に盛って、
子犬クンにつきっきりで食べさせることに…。笑


相変わらず、夫が撮る写真はボケたのばかりです(怒)。


おかげで、残ったおかずは、
子犬クンが全部、片づけてくれました。
よかった。^^


そろそろ夜も更けてきたので、
預かってもらっていた荷物を受け取り、
駅に向かいました。


ラオカイ駅。昼間、撮った写真です。

ヴィクトリア・エクスプレスです。


来たときと同じように、
ヴィクトリア・エクスプレスに乗って、
ハノイに戻ります。


以前、清寧晴冬さんから、
「 ベトナムの列車は、ベルギー製の機関車だそうで、
 逆にそれがオシャレに感じます。
 客車もヨーロピアンな感じですね!」
と、コメントをいただきました。


ベルギー製だなんて、
ブログをやっていなかったら、
絶対にわからなかったと思います。
貴重な情報を、ありがとうございました。


コンパートメントの中です。


行きは、別の乗客とシェアしていたので、
ご迷惑にならないよう、早々に寝ました。
でも帰りは、4人部屋を、
私たち家族だけで利用できました。
なので、写真を撮ったり、
おしゃべりしたり、
お菓子を食べたり…。笑


ベッドの屋根部分は、少数民族が手作りした布で飾られています。

長女は上のベッドで寝てもらいました。

長女が、上のベッドから撮ってくれた写真です。


わいわい遊んでいると、
パーサーさんがやってきました。


「明日の朝食の飲み物はなにがいいですか?」


お顔を見ると、来た時と同じ方でした。
パーサーさんも、私たちを覚えていて、
お互い、笑顔で顔を見合わせました。^^


ハノイからの夜行列車に乗務して、
サパで一泊して、
再び、ハノイ行きの夜行列車に乗務する…、
という勤務形態のようです。
お仕事とはいえ、
なかなか、たいへんですね。


サイドテーブルに置いてあったメニューです。


帰りは、メニューをじっくりと見る、
余裕もありました。


メニューに載っているものは、
注文すると、
お部屋に持ってきてもらえます。
ヴィクトリア・エクスプレスの客室で、
ワインや軽食を楽しむなんて、
超オシャレ、と思ったのですが…。


 グラスワイン 155000ドン(約800円)
 ボトルワイン 1050000ドン(約5250円)
 サンドイッチ 175000ドン(約880円)


日本にいるときであっても、この値段なら、
我が家は、まず、注文しません。(できません) 
なのに、ベトナムでこの価格とは。
かなり強気ですね。(爆)


せっかく、
プレミア感あふれる列車に乗ったというのに、
どこまでも、貧乏性の私たち。


タダでもらったお水を飲んで、
おとなしく寝ました。苦笑


こうして、怒涛のように駆けめぐった、
サパの旅が終わりました。
私たちを乗せた列車が、
ハノイへ向かって、
動き始めました。


さよなら、サパ。
ありがとう、サパ。


(つづく)

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