定年でもベトナム。ハノイで始める、お仕事日記 38 - ホーチミンルート博物館へ⑤ 閉じ込められて(2019年9月14日/14日め)
2019年9月14日 ホーチミンルート博物館で。日野のトラック。
9月14日
ホーチミンルート博物館で、
閉じ込められてしまったMIYOです。笑
広い敷地内に、ひとりきり。笑
まさか、こんなことになるとは…。
が、いくら騒いだところで、ここには誰もいないし、
午後1時半には午後の部が始まるのだから、
それまでには、彼女たちも帰ってくることでしょう。
だいじょうぶ。
ほんの2時間。
ここには、水道もあるし、トイレもある。
無料の飲み水も置いてある。
これだけあれば、2時間くらい、どうってことありません。笑
ってことで、気をとりなおして、
敷地内を歩き回ってみることにしました。
当時使用した車両が、ずらりと並べてありました。
なぜか、写真に写っているのは、たいてい女性です。(苦笑)
実はここに、日本の自動車が2台、展示してあります。どちらも、日野のものです。
ひとつめはこれ。
そしてふたつめはこれです。
タイヤはこのとおり。こんな状態で、よくぞ難路を運転したと思います。
説明によると、この2台は、キューバから送られたもの、とあります。大切にされていたようで、通常の運搬にはあまり使わず、新しく敷設した道路で、重い荷を積んだ状態で走らせて、道路が持ちこたえられるかどうかをテストするために使っていたようです。
当時の武器が、庭のあちこちに展示してありました。
けっこう時間をかけて歩き回ったのですが、
まだ12時過ぎです。
彼女たちが帰ってくるまでには、まだ1時間もあります。
うろついているうちに、貴賓室を見つけました。
きっと、党の幹部が入る部屋ですよね。
ほんとは入ってはいけないのでしょうが、
誰もいないし、
鍵もかかっていないので、
はいっちゃいました。笑
貴賓室。いちばん奥が、主賓席ですね、きっと。
これが主賓席。私のリュックを置いてあります。せっかくなので、座ってみました。
主賓席に座ると、部下がこう見えるというわけです。党の幹部になった気分。笑 私、いったいなにをやっているのでしょう。
飾ってあったパネル。ハノイ、ダナン、ホーチミンに印がついていました。
それにしても、ヒマです。笑
することもないので、
ここでしばし休憩です。
主賓席に座り、靴をぬいで、
テーブルの上に足を置いて、まったり。
少しだけ、お昼寝も。笑
誰も見てないからって、やりたい放題。
これ、見つかったら、銃殺かも。爆
(つづく)