2019年1月3日 台北駅から新幹線に乗りました。（全盲難聴・のんたん 23歳）

1月5日

「郭元益」でパイナップルケーキの手作り体験を楽しんだあと、
メトロに乗って、永康街へ向かいました。

博愛座（障害者席）に座る長男と、うっかり眠りこけてしまったMIYO。

永康街です。日本で言うと原宿のような、オシャレな街、とされています。

この永康街には、
小籠包の名店、「鼎泰豊（ディンタイフォン）」があるので、
前日にも、訪れていました。

その「鼎泰豊」で食事をした後、付近を歩いていたところ、
偶然、「度小月」を見つけてしまったのです。^^

「度小月」は、創業100年以上の老舗で、
台湾の伝統的な料理を食べることができるお店です。
「台南の代表的な屋台料理である、『「担仔（タンツー）麺』発祥の店」
としても知られています。

実は、2017年に台湾に来たときにも、
このお店の前を通ったはずなのですが、
当時はまったく気がつくことなく、素通りしていました。

今回の旅では、MIYOが事前に有名レストランを調べ、
その資料を常に持ち歩いていたため、
「度小月」という看板を見て、
すぐに気がついた、というわけです。

実は、これまで、レストランの名前を調べて旅行する、
なんてことはしたことがありませんでした。
でも今回は、資料を持ち歩いていたおかげで、
行きたいと思っていたお店には、
ほとんど行くことができました。
本当に、事前に調べておくというのは、
大事ですね。^^

「度小月」と、お店の前に並ぶ、たくさんの人たち。

ほんとうにラッキーなことだったのですが、
私達がお店に着いたのは12時ちょっと前。
そのときには、順番を待っている人はいませんでした。
そして、ちょうど、テーブルが一つ、空いたところでした。

なので、すぐにテーブルに案内してもらえたのですが、
そのあとは、順番を待つ人たちが、
お店の前にどんどん列を作り始め･･･。

上の写真は、食事を終えてお店を出たときに撮ったものですが、
このときには、何十人もの人たちが、並んで待っていました。

お店を入ると、右手に、小さな厨房があり、台湾屋台料理を、ここで作っています。写真は、台湾夜市の定番のご飯である、「祖傳肉燥飯（肉そぼろかけご飯）」をよそっているところです。醤油と様々な香料で煮込んだ豚挽き肉を、ご飯に豪快にかけていただきます。脂身が少なく、香料も控えめなので食べやすいご飯です。

その隣りでは、麺をゆでて、担仔（タンツー）麺を作っています。店頭で調理するので、熱々の状態で持ってきてもらえます。

私達は、このミニ厨房にほど近いテーブルに案内されました。

なにしろ朝ごはん抜きだったので、飢えています。笑
ここで、怒濤の注文となるのですが、
その前に、お店の人に確認です。

実は、このお店、JCB優待店になっているのです。
出発前に、日本で調べたところによると、
「JCBカードを提示すると、
　NT$500（1750円）以上の注文で、
　担仔（タンツー）麺をひとつプレゼントしてもらえる」
らしい、のです。

念のため、お店の方に確認してみました。
すると、「OK」とのこと。^^
そのうえ、
「NT$500ごとにひとつサービスです。」
ですと。
つまり、NT$1000分注文したら、
担仔麺をふたつゲット！です。笑

そう聞くと、ついついはりきってしまう、MIYOです。笑
こうなったら、がんがん食べます！！^^

鶏とカラスミの炒飯、無料でゲットした担仔麺（太麺）、牡蛎のオムレツ、肉だんごの醤油煮

担仔麺は、蝦スープをベースに、肉そぼろおよび黒酢、ニンニク、「香菜（パクチー）」で調味しています。

牡蛎のオムレツは、この季節限定メニューでしたが、絶品でした。NT$1000分の注文なんて、4人で食べればすぐなので、ふたつめの担仔麺（細麺）もゲット。^^

肉そぼろかけご飯は、本場の台南で以前食べたので、ここでは、鶏肉とカラスミの炒飯を注文しました。

台湾風鶏肉の冷製

どれを食べてもおいしいです！^^

ハマグリのスープ（薑絲蛤蠣湯）
ハマグリそのものの味を活かした、あっさりとしたスープ。ハマグリの身がプリプリです。

エビのロール揚げ（黄金蝦捲）
台南の名物料理です。

あれこれ注文して、
4人で分け分けして食べました。
大満足です。^^

気になるお会計ですが、
10％のサービス料が加算されて、
NT$1205（4217円）でした。
これ、4人分ですよ？ 安い！^^

JCBカードのおかげで、担仔麺が2杯も無料になったし、
おトク感がいっぱいで、
充実のお昼ごはんでした。

お支払いは、もちろん、JCBカードです。^^

（つづく）