MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
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17年めのタイ。8人で食べ歩いた、3泊5日のおトク旅 39 - ありがとう、バンコク^^(2019年5月12-13日/4-5日め)

2019年5月12日 ステラパレスで最後の晩餐。(のんたんとあみちゃん 23歳)


5月12日


ステラパレスでの食事を終え、
エレベーターで1階まで降りました。


タワーを出ると、外は、けっこうな雨が降っています。
展望台にいるときに降らなくて、
本当によかった。^^


時間は十分にありましたが、
雨だったので、ホテルまでタクシーで戻ることにしました。
またまた、値切り添乗員・MIYO の出番です。笑


まず、一台目のタクシーをつかまえました。
雨だったので、手早く適当に値切って、
VIP4名様を乗せ、一号車が出発。


次に、もう一台をつかまえ、
こちらには、私たち一家が乗って、
二号車が出発。
車の窓ごしに雨のバンコクを見て、
名残を惜しんでいるうちに、
私たちを乗せたタクシーは、ホテルに到着しました。


ホテルに預けてあった荷物を受け取り、
ロビーでちょっと休憩。


成田からバンコクに到着したときには、
空港からホテルまで、
10人乗りタクシーを利用しました。
これが正解でした。
ひとり500円たらずだったし、乗り心地もよかったので、
帰りも、同じタクシー会社にお願いすることに。


タクシー会社には、前日に電話し、
この日の午後10時に、ホテルに迎えに来てもらうよう、
手配しておきました。
ホテルまで迎えに来てもらっても、
料金は来たときと同じ。
タクシー一台分が、1100バーツ(3850円)です。^^


ホテルのロビーで。私たち一家の荷物は、いつでも、この旅行カバン2個です。バンコクに来てから、衣類を着捨てているので(笑)、荷物はずいぶん減っています。空いたスペースにお土産を全部入れても、かばんはまだ余裕がある感じです。^^


時刻は、夜9時半にもなっていません。
迎えをお願いしていた時間まで、
まだ30分以上ありました。
ところが、私達がホテルに戻ってみると、
なんと、タクシーはすでに到着していて、
ドライバーさんが、ロビーで私たちを待っていました。^^


ということで、予定よりも少し早かったけど、
タクシーに乗り、
空港へ向かうことにしました。


ようやくこれにて、観光はおしまいです。
出発の直前まで、遊びに遊んだ、
のんたんトラベルのツアーでした。笑


空港には、予定よりも30分以上早めに着いたので、
手続きが、まだ始まっていません。
ヒマだったので(笑)、
ここで、旅行中の費用の、「大精算大会」をしました。


計算を簡単にするため、
旅行中は、ほとんどの費用を、
MIYOが代表で支払っていました。


なので、すべての費用を足して合計額を出し、
それを8で割るだけ、です。
精算は、使い残したタイバーツでもOK。


H「えっ だって、今、タイバーツをあげても、
  困るでしょう?」
私「大丈夫です。
  私たち、11月にまたタイに行くので、
  そのときに使いますから。^^」


そう。
実は、9月にベトナム、
11月にタイとシンガポールに行くことが、
すでに決まっているのです。(苦笑)


1月の台湾から始まって、
シチリア、そして、今回のバンコク・・・。
今年は、全部で5回も、海外に行く予定。
こんなことは、生まれて初めてです。
LCCのおかげです。^^


ドンムアン空港のカウンターで。右奥にいるのが、8人分の手続きをする夫。手前は、それを見守るだけの、私たち7人(笑)。この旅、企画・実行・会計係はMIYOで、アシスタント兼ポーターが夫だったような・・・。笑


カウンター前では、すでに大勢の人が、
チェックインが始まるのを待っていました。
が、来たときと同じように、
ノックスクート航空の係員に相談したところ、
帰りも、別のカウンターで、
皆さんよりも早めに手続きを開始していただけました。
感謝、感謝です。



保安チェックも終え、
あとは、出発を待つだけです。
時刻は、11時半。
夜遅いせいか、空港内は、さほど混んでいません。


早速、ビールを買う夫。柿の種は、日本から持参していたようです。笑

出発まで、本を読んだり、ボイスレコーダーを聞いたりして過ごしました。


5月13日


日付も変わって、午前2時に近くなった頃、
ようやく、搭乗が始まりました。


私達が乗ったのは、
ノックスクート航空の、XW102便です。
障害者ということで、今回も、
優先搭乗させていただきました。^^


バンコクを発つのは、午前2時20分。
成田に着くのは、午前10時25分の予定です。


ノックスクート航空の、かわいい機体(これは、成田出発時にHさんが撮った写真です。)


夜中に離陸したので、すぐに寝入ってしまい、
目がさめたのは、日本時間の早朝でした。
LCCなので、機内食はでません。
食事をしたい場合は、
座席に備え付けのメニューを見て、
CAに代金を払って注文します。


どんなのが出てくるのか、
ちょっと興味があったので、
朝食代わりに、ひとつだけ、
注文してみることにしました。


メニューに載っていた、照り焼きチキンご飯。200バーツ(700円)。機内だからしょうがないけど、けっこうなお値段です。

で、でてきたのは、こちら。「写真と全然違うじゃないか~~~!」と、一応、言っておきます(笑)。「ステラパレスで食べられなかったメインディッシュを、やっぱり持ってくるべきだった」と、思わずにはいられませんでした。


700円もするのに、
お肉が3切れしかない「照り焼きチキンご飯」を、
家族4人で分け合って食べました。
旅行中は、フカヒレ、カニ、豪華ビュッフェなど、
すごいごちそうの連続でしたが・・・。


わずか一個の、
けちくさい(笑)「照り焼きチキンご飯」の、
それも1/4を食べながら、
いきなり、現実にひきもどされたような、
そんな気がした瞬間でした。(苦笑)


成田空港で。手すりに耳をつけて、長男はやっぱり、動く歩道の音が大好き。^^

無事、全員の荷物が出てきました。


今思い出しても、夢のような3泊5日でした。
往復の移動日を除くと、
実質的な旅行ができたのは、
わずか3日だったのですが、
なんと多くのお楽しみが詰まっていたことか。^^


盗難にもあわず、病気も怪我もなく、
全員で、元気に、成田空港まで戻ってこられて、
本当によかった・・・。


「ありがとう、バンコク」
と、お礼を言いたい気持ちでした。


荷物をひきずりながら、8人そろって、
ぞろぞろと、京成成田空港駅まで歩きました。
短かったけれど、長~かった8人の旅が、
ようやく、終りました。


さあ、家へ帰りましょう。^^


(つづく)


長い連載におつきあいくださり、ありがとうございました。
いただいたコメントに励まされながら、
なんとか最後まで書き終えることができました。


 今回の旅で撮った写真: 約1200枚
 連載で掲載できた写真: 約700枚


まだまだ、掲載しきれずに、たくさん残っています・・・。笑


(最後におまけ)
掲載しきれなかった写真です。


バンコクに着いた夜に入った、大衆食堂で。VIP4名様は、びっくりしたかも。(苦笑)

長男のボランティアを17年続けてくださっている、Yさん。そしてYMちゃん。

同じく、長男のボランティアを17年続けてくださっている、Hさん。そしてHKちゃん。

一夜明けて、ホテルのロビーで。バンコク観光スタートの朝です。

ソンブーン・シーフードで、プーパッポンカリーを食べました。

バンコク初体験組だけででかけた、ワットアルン。

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