骨折でも台湾。家族で食べ歩いた、4泊7日のおトク旅 11 - タイヤル族のおばあちゃんに負けた。(2019年1月2日/3日め)
2019年1月2日 烏来・タイヤル族酋長文化村で。日本人はどれでしょう?(全盲難聴・のんたん 23歳)
1月2日
民族衣装で写真を撮ったあとは、
お茶をいただきながら、
販売しているお土産物を見て歩きました。
どれどれ・・・
長女の左奥に写っている女性が、酋長の娘さんです。おきれいな方でした。
長男と、タイヤル族の娘さん。
ヒマをもてあまし、テーブルでパーカッションを始めた、長男。笑
そこへ現れた、タイヤル族のおばあちゃん。
「どこから来たの? 東京?」
このおばあちゃん、日本語がすごく上手なんです。
昔、日本軍がいたころ、学校で学んだのか?
台湾の年配の方って、日本語で教育を受けているので、
日本語がとても上手。そしてていねい。
このおばあちゃんも、日本の田舎の、隣の家のおばあちゃん、
みたいな雰囲気で、ストレートに話すわけです。
「ね、なんか買ってって。^^」(爆)
お土産物屋さんで、
あれこれと売りつけられるってのはよくある話で、
そんなことに負けることなんかないんですけど、
このおばあちゃんだけは、ちょっと違うんです。
「これもね。なにかの縁だから。
ね。ここのいい思い出を、持って帰って。
おねがいね。」
と、人情たっぷりに、
日本語で何度も話し続けるわけです。
多分ね。
このお店の、誰に売りつけられようと、
MIYOは負けません。
けど、このおばあちゃんだけは、
だめでした・・・。
「なにも買わないで帰ったら、
がっかりするだろうな、おばあちゃん。」
・・・って、思っちゃうんですよ~泣
まあ、してやられた、ってことなんですけど(笑)。
しょうがないから、なにか安い物を買って、
お茶をにごすか・・・。
と思って、店内を眺めてみるのですが・・・。
こんな物だったり。
こんな物だったり・・・。
買いたい物がないよお~~~泣
いや~、困りました。
店内を3回くらい見て回ったんですけど、
買っても、ぜっっっったいに使わないだろう物ばっかりなんです。
でね。ついてくるんですよ、おばあちゃん。
「ね。これ、いいね。お財布。
こっちは、かばん。
布もぜんぶ、私たちの手作りよ。」
って、すぐ横で、カワイイ女の子が、
一生懸命、布を織ってるわけです。
あああああ だめだ~。
なんか買って終りにしたいのに、
欲しいものがないし、
絶対に使わないだろうと思う物には、
1円も使いたくない。
で、悩みに悩んで、結局買ったのが、コレです。
スタールビーのピアス
500円くらいのお財布でも買って帰ればすむ話なんですけど、
「使いたくない物は買いたくない。」ってことで、
テキトーな物が買えない私。
で、結局、お財布よりもはるかに高い、
スタールビー。(苦笑)
こんなとこでジュエリー買って、
ばかだな~って思いましたけど、
どうせ買うなら、
気に入って使う物にしたかったんです…。
おばあちゃんの「買って」攻撃に負けて、
ジュエリーを買ってしまったという、
おばかなお話でした。
でもね。
他のどの国にもないパワーが、
「台湾のおばあちゃん」には、あると思うのです。(苦笑)
あの顔で、そして流ちょうな日本語で、
「これもね。なにかの縁だから、買ってって。」
なんて、言われてみなさいよ。
絶対、勝てませんって。(爆)
おかあさん、やっちゃったね!
ピアスを買ったことで、ようやく、お土産物屋さんは終了です。
このあと、同じビルの地下にある劇場に移動しました。
これが舞台です。横幅は10メートルくらいでしょうか。
私たちは、最前列の真ん中に席を取ったので、
ほとんどかぶりつきの状態です。^^
ここで、歌や踊りのショーを見せてもらえるのだそうです。
どんなのが見られるか、楽しみです。
(つづく)