MIYO'S WEBSITE - 全盲難聴のんたんの記録と卵巣ガン、そして旅日記。

超未熟児で生まれた後遺症で、全盲難聴(盲ろう)となったのんたん、双子の妹あみちゃんと共に楽しく生きる家族のお話です。
子どもたちは24歳になり、毎日元気に楽しく暮らしています。
卵巣ガンになって思ったことも、少しずつ書き始めました。
ベトナム日記は、
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をご覧ください。
ベトナム家族旅行:
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小学生だったころの子どもたちの育児日記は、こちらです。
http://limings.sweet.coocan.jp/

骨折でも台湾。家族で食べ歩いた、4泊7日のおトク旅 10 - 烏来酋長文化村へ(2019年1月2日/3日め)

2019年1月1日 猫空ロープウェイで大喜び。(全盲難聴・のんたん 23歳)


長い間中断していた「台湾日記」を再開いたします。


12月31日 骨折して3日め。深夜に自宅を出発。
1月1日  台湾到着。猫空ロープウェイに乗り、
     欣葉台菜創始店(シンイエ 本店)で夕食。

・・・と、ここまで書きました。
日記の続きは、1月2日の朝から始まります。


過去9回分の記事はこちらです。

1月2日


台湾に着いて二日めになりました。
今日は、台北から、車で一時間くらいのところにある、
烏来(ウーライ)という街に行きます。


日本を出発する二週間くらい前に、
台北近郊の観光情報を調べているときに、
たまたま見つけたのが、
この、「烏来一日観光ツアー」でした。


私たちが家族で旅行するときは、
必ず、「長男にも楽しめるところ」を最優先にします。


このツアーは、台湾原住民(タイヤル族)の街を訪ね、
タイヤル族の歌や踊りを鑑賞することになっています。
歌なら、長男にも楽しめそうです。


なによりよかったのは、「トロッコに乗る!」という趣向。
コレです。^^
乗り物が大好きな長男を、トロッコに乗せたら、
きっと喜ぶことでしょう。


・・・ということで、
事前に、ネットでこのツアーを申し込んでありました。


まずは、朝8時に、宿泊していたホテルを出発し、タクシーで、
「洛碁南京大飯店(グリーンワールドグランド南京)」
というホテルへ。
ここのロビーが集合場所になっていました。


洛碁南京大飯店の前で、タクシーを降りました。あいにくの雨です・・・。


集合時間は9時でしたが、
少し早めにホテルをでたので、
集合時間よりも30分以上早く着きました。
そこで、私と長男がロビーに残り、
夫と長女が買い出しに。^^


ホテルで朝ごはんを食べると高い、ということで、
今回は、ホテルの朝食は一切頼んでいません。
(昨年夏のバンコク豪華旅行とは、えらい違いです。笑)


台湾には、コンビニがあちこちにあるし、
あちこちに食べ物屋さんもあります。
なので、朝ごはんなんてどうにでもなる、と考えて、
まずは朝食抜きで、ホテルを出発したのです。


「早めに出発して、集合場所に着いてから、
 コンビニで朝ごはんを買って食べよう」
などというけちけちプランを考えたのは、
もちろんMIYOです。笑


ホテルに着いてみると、期待していた通り、
真向かいに、コンビニがふたつもありました。
で、夫と長女が買ってきたのが、こちらです。
サンドイッチとかワッフルは普通ですが、
おにぎり2品(明太子と鶏めし)は、
なんとなく、外観が違う・・・。^^


台湾のコンビニで買った朝ごはん。


食べてみたら、思ったとおり、台湾風の味付けです。
私の「鶏めしおにぎり」はおいしかったのですが、
夫の「明太子おにぎらず」は、好みではなかったとか。
でも、せっかく台湾に来たのです。
期待どおりの味ではなかったとしても、
こういうのを食べてみるのは、楽しいですよね。^^


ホテルのビュッフェ朝食を家族で利用したら、
4人で10000円くらいかかってしまいますが、
コンビニで買ってきたら、全部で1500円もあれば十分です。
そりゃあ、こっちを選びますよね^^


泊まってもいないホテルのロビーで、いきなり朝ごはんを食べ始める、私たち。^^


ほどなく、現地ガイドさんがやってきて、
時間通りの9時に、洛碁南京大飯店を出発しました。
一応、ツアーなのですが、
こんなマイナーなツアーに来る人はあまりいないらしく(苦笑)、
参加者は、私たちだけ。
よって今回も、私たち家族だけの専用車に、
現地ガイドさん、ドライバーさんの6人で観光するという、
豪華ツアーになりました。


台北から気軽に行け、
台湾人にも人気の温泉地である烏来は、
台湾の16先住民族のひとつ、タイヤル族が多く暮らす地域です。


「烏来」という地名も、タイヤル語で「温泉」を意味します。
300年ほど前に温泉が発見され、
日本統治時代は、温泉と桜の名所として賑わいました。
現在も、タイヤル族の伝統文化が色濃く残っていて、
温泉も、豊富な湯量を誇っているそうです。


烏来に着いて、まず、私たちが向かったのは、
「タイヤル族酋長文化村」
というところです。


タイヤル族の酋長が、民族のために設立した、
観光センターなのだそうです。



一時間ほど車で走って、
目指す文化村に到着しました。


私たちが到着すると同時に、
建物の中から、タイヤル族のみなさんがたくさん出てきて、
歓迎の嵐です。
まずは、いっしょに記念撮影。



で、文化村の建物の中に入ったとたん、
いきなり、タイヤル族の布を体に巻き付けられ・・・(笑)。
大変身大会が、なんの前触れもなく始まったので、びっくり。
どうやら、タイヤル族の民族衣装を
着せてもらっているようです。笑
私の隣りでは、長女は長女で、
やはり着付けが始まっています。



え? え? 長男はどこへ行った? 大丈夫か?


と、あわてて長男をさがすと・・・。


いました! 
長男、わけがわからないままに、
タイヤル族のお兄さんに、服を着せられています。
なんと、ズボンまで!!(爆笑)


背中を見せているのが、長男です。

MIYOの着付けも進行中。ふたりがかりで着せてもらいました。

髪かざりもかぶせられて・・・、

かんせいです。(もう笑うしかない。)

長女。似合いすぎです。このまま、村に置いて帰ろうか、って思うくらい。

今日のベストカップル。^^

そして長男も。これまた似合いすぎ! もう、ムスコもムスメも決まりすぎで、見るたびに家族で大爆笑。

白糸の滝の前で、あやしい家族写真。MIYOはこの頃、まだ足が腫れていました。その影響で、太っていたようで、浮腫んでいたようで、今見ると、顔がまんまるになっております(苦笑)。


台北から出発する、この「日帰り烏来観光」は、
全部で7時間のツアーです。
このあとも、楽しいことがまだまだ続くのでした。


(つづく)

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